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映画『滝を見に行く』をクラウドファンディングで実現!
「紅葉と滝を見るツアーに参加したばちゃん7人が、山で迷子になる」
沖田修一監督のオリジナルコメディを、一人でも多くの人に届けたい!
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株式会社パレードは2008年設立。 所属する沖田修一監督の『南極料理人』などを企画製作。 映画を観る人も作る人も楽しい気持ちになれるといいなと思って、 取り組んできましたが、今、ある巨匠監督の言葉を痛感しています。 “商業映画っていうのは、芸術と商売という仲の悪い夫婦のようだ。” さすがに、おっしゃる通りです。 夫婦ケンカせず、『滝を見にいく』という子供がすくすく育つよう、 頑張っていきたいです。
「紅葉と滝を見るツアーに参加したばちゃん7人が、山で迷子になる」
沖田修一監督のオリジナルコメディを、一人でも多くの人に届けたい!
日本映画界の第一線で活躍する監督が「今、撮りたい」と思う自由なテーマで制作すること。また新人俳優のチャンスの場となるよう映画出演者をオーディションで一般公募すること。
こんな「作家主義」と「俳優発掘」を理念としたオリジナル映画製作のプロジェクトが立ち上がりました。
それは沖田修一監督のオリジナルコメディ。「滝を見にいくツアーに参加した7人のおばちゃんが、山で迷子になる」というもの!
「こんなストーリーは普通の映画会社はやらないでしょ」と思っていた沖田監督に、新しい映画プロジェクトを模索していた会社(松竹ブロードキャスティング)が声をかけ、監督が所属するプロダクション(パレード)が賛同し、「滝を見にいく」の映画化がスタートしたのです。
「出演者全員をオーディションで選抜、40歳以上の女性なら演技経験問わず」というキャスティングで、「有名俳優が出ていない、しかも地味な内容の映画を誰が観るのか?」という声も聞きました。でも、この6月9日に新宿で行われたシークレット上映会では「めっちゃ面白い!」「沖田ワールドが爆発している!」「みんなにも観て貰いたい!」等の絶賛の声を一般のお客様からいただき、製作者サイドも沖田監督も大きな自信を持ちました。今では、この映画『滝を見にいく』をできるだけ多くの人に届けたいと思っています!
■企画概要
・タイトル 『滝を見にいく』
・ジャンル ヒューマンコメディ
・上映時間 1時間28分
・公開予定 新宿武蔵野館(東京)、J-MAX THEATER(新潟)ほか
・スタッフ 監督・脚本:沖田修一 撮影:芦澤明子 照明:御木茂則
録音:高田伸也 美術:寺尾 淳 編集:佐藤 崇
・製作 「滝を見にいく」製作委員会
■ストーリー
幻の大滝を見にいく温泉付き紅葉ツアーに参加した7人のおばちゃんたち。現地に到着した彼女たちは、頼りないガイドと一緒に、滝を目指して山登りを始める。木の実を摘んだり、写真を撮ったり、おしゃべりしたり、それぞれの楽しみ方で山道を進む7人。ところが、先を見に行ったガイドがいつまでたっても戻らない。
「ねえ、遅くない?」「迷ってたりして」。気が付けばおばちゃんたちは山の中に取り残されていた! 携帯は圏外。食糧もなければ寝床もない。突然のサバイバル生活に放り出されたおばちゃんたちは、果たして人生最大のピンチを乗り切れるのか?
■沖田修一監督プロフィール
1977年生まれ。2001年、日本大学芸術学部映画学科卒業。数本の短編映画の自主製作を経て、2002年、短編『鍋と友達』が第7回水戸短編映画祭にてグランプリを受賞。2006年、初の長編となる『このすばらしきせかい』を発表。2008年、TVドラマ「後楽園の母」などの脚本・演出を手がける。2009年、『南極料理人』が全国で劇場公開されヒット、国内外で高い評価を受ける。2012年公開の『キツツキと雨』が第24回東京国際映画祭にて審査員特別賞を受賞し、ドバイ国際映画祭では日本映画初の3冠受賞を達成。2013年2月、吉田修一原作の『横道世之介』が公開。第56回ブルーリボン賞作品賞ほか数多くの映画賞に輝いた。国内にとどまらず、海外でも高く評価される日本映画界期待の監督である。
沖田修一監督のコメント
ただただ、自分が「面白そうだな」と考えてできた作品です。
監督するに当たり、オーディションで、たくさんの女優さんに会いました。
キャストを、演技経験問わずで一般募集したので、なかには、演技自体をした事のない方もいて、その人たちの個性がでるような、映画にしたいと思いました。
劇中のストーリーと同じように、映画という非日常に身を置いた、彼女たちの気持ちごと、この映画に映っていればと思います。
■根岸純子(ジュンジュン)役 / 根岸遙子さん(1947年生まれ)
本作のロケ地である新潟県妙高市の地域サポート人として、ロケハン等に協力。当初は映画の裏方として参加予定だったが、ロケハン時に沖田監督から「しいて言うなら根岸さんみたいな人を出演者に想定しています」と言われ、急遽オーディションに応募。見事合格し、出演者の座を掴んだ。演技経験は、幼い頃の発表会程度で完全な素人。20代から主婦として生活してきた根岸さんが、60歳半ばにして、スクリーンデビューを飾る。
■谷由美子(ユーミン)役 / 安澤千草さん(1969年生まれ)
‘94年より、ケラリーノ・サンドロヴィッチ主宰の劇団「ナイロン100℃」に参加。劇団員として現在も活動中。今回は、7人のおばちゃんキャストの中で最年少となるが、皆をまとめる気遣いに長けており、ムードメーカーとして現場を盛り上げた。特技は沖縄好きで始めた三線。
■関本百合子(セッキー)役 / 荻野百合子さん(1962年生まれ)
韓国ドラマ好きで、CS放送の衛星劇場チャンネルを視聴していて、本企画の募集CMを目にする。家族の看護経験のあと、芝居や舞踊にチャレンジする機会を得るが、演技経験はごくわずか。だが今回、「映画に出たいというより、制作の現場を見てみたい」と、思いきって応募を決意し、合格。「机に座っているより現場に出たい」というアクティブな行動派。
■桑田三枝(クワマン)役 / 桐原三枝さん(1954年生まれ)
‘92年から日本語教師を20年ほど続け、並行してジャズシンガーとして都内のライブハウスでスタンダードを歌っていた。その後、流山児★事務所の中高年劇団「楽塾」に入り現在も活動中。劇中の台詞にある通り、趣味でテニスも楽しんでいる。常に新しいことに挑戦するのが大好きで、ご主人と二人の子供たちも、本作での活躍を楽しみにしているそう。
■田丸久美子(クミ)役 / 川田久美子さん(1961年生まれ)
音大の大学院を修了後、ピアノ講師を経て、法律事務所へ勤務の傍ら、オペラ研修所を卒業。その後ミラノへ渡ってイタリアオペラを学び、帰国後は事務職、ヴォイストレーナーなどをしながら、オペラ公演やコンサートに多数出演。その間、幼い頃から興味を持っていた芝居の勉強を始めたいと演技学校に入学。舞台にも出演してきたが、映画出演は本作が初。
■花沢敬子〈師匠〉役 / 德納敬子さん(1934年生まれ)
今回のオーディション応募者の中で、最年長の79歳(撮影時)。映画女優を夢見ていた高校生の時に、大映作品のカメラテストまで行ったが、親の反対で断念。結婚後、二人の子供に恵まれ、約50年主婦を全うしてきたが、女優の夢を諦めきれず、72歳の時に、蜷川幸雄氏が手がけるシニア劇団「さいたまゴールド・シアター」に入団。本作で見事に役柄をつかみ、60年越しの夢を叶える。
■三角道子(スミス)役 / 渡辺道子さん(1967年生まれ)
'93年より'07年解散まで、劇団「ベターポーヅ」に参加。現在は映画やテレビなど、映像作品を中心に活動している。岐阜県の山村出身で、山を登る体力に自信あり。その場にいるだけで醸し出されるスミスの独特の雰囲気は、ユーモア溢れる沖田ワールドをけん引する。
1960~80年代、ATG(日本アート・シアター・ギルド)という映画会社がありました。他の映画会社とは一線を画す作家性にとんだ映画を製作・配給し、大島渚(『少年』『儀式』)、今村昌平(『人間蒸発』)などの大手映画会社を飛び出した監督や、大林宣彦(『転校生』)、森田芳光(『家族ゲーム』)らの自主映画出身の監督が活躍、低予算でありながら日本映画史に残る革新的な作品を数多く生み出してきました。今回の「滝を見にいく」は、そんなATGのような純粋な映画をもう一度作れないだろうかという思いから生まれました。
昨今の日本映画界では、興行成績を上げるために大規模作品を目指すことが多く、製作費や宣伝費も大きくなりがちです。となると、資金回収のために人気漫画やベストセラー小説を原作として映画化することが増え、またテレビ局など宣伝力のあるメディア出資者が決定権を持つ映画が多くなっています。
そういった映画は、作品のテーマはもちろん、監督の起用に関しても出資者からの保守的な要望が強く、作家性を消すことを求められる場合もあります。すぐに「監督」の名前が浮かばない「大作映画」もあるのではないでしょうか?
また、マーケティング主導の映画では、キャスティングは実績主義となり、どれだけ人気俳優を集めるかが前提のようになり、新進気鋭の俳優が生まれることも稀有な状況となっています。
『滝を見にいく』は、才能のある監督が「いま自由に撮りたい!」と思うオリジナル脚本で、新人俳優たちを起用して映画をつくるという、現状のメジャー映画では考えられない、新たな映画プロジェクトに挑戦しています。
こうした映画は売上予測が難しく、充分な出資を多方面から募るのは困難です。
「作家主義と俳優発掘」という、きわめて冒険的なプロジェクトではありますが、多くの映画ファンに私たちの映画を見て貰い、新たな映画製作のムーブメントを生み出したいと考えています。そのために、ご賛同いただける方々の応援が必要と考え、宣伝費・配給経費のご協力をいただきたく、クラウドファンディングに取り組みました。
目標金額 500万円
内訳 配給プリント費(DCPコピー代、劇場上映経費等)
宣材物制作費(ポスター、チラシ、予告編、ホームページ等)
イベント費(試写室代、舞台挨拶費用、映画祭費用等)
その他(英語字幕費用等)
おかげさまで映画は完成しました。劇場公開は、東京とロケ地の新潟では決定していますが、全国での上映予定はまだ決まっておりません。
大手シネコンチェーンで上映するタイプの映画ではないかもしれませんが、できるだけ多くの映画ファンに観ていただきたいと思っております。地方の劇場や、名画座でも上映できるように活動してまいります。
こうした配給・宣伝の状況は、ご支援いただいた方には、その都度ご報告させていただきます。
ここまで読んでくださって、心より感謝いたします。
映画監督が自由に撮れ、また新人俳優が誕生しやすい、そんな環境を作るためにも、『滝を見にいく』プロジェクトは是非とも成功させたいと思っています。
ご協力の程、どうかよろしくお願い致します!
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