追加報告の2
vol. 16 2022-04-11 0
竹内浩三生誕100年記念事業のもっとも大きな成果として、本居宣長記念館に所蔵されて、劣化のためほとんど閲覧することが出来なくなってきている竹内浩三の資料の、デジタルデータ化が進みだしたことがあります。これは、本居宣長記念館と伊勢市の尽力によるもので、今後、竹内浩三の資料のアーカイブ化による公開が進んでいくことが期待されています。
そして、今回データ化されたものの中に、竹内浩三のマンガのよろづやなどを合本した「竹内浩三作品集」があります。これは浩三が自分の手書き雑誌を合本し製本したもので、今までほとんど見ることができないものでした。これを、実行委員会では複製化しました。メンバーによるデジタル処理、印刷、製本業者の力も借りて、複製を6冊を作成しました。
本居宣長記念館と伊勢市立図書館2館にそれぞれ寄贈して、手に取って見てもらえるようにしましたので、それぞれの館でぜひご覧ください。楽しくて、竹内浩三の新しい発見も期待されます。