ハードディスククラッシュ!
vol. 31 2020-03-21 0
おかげさまでクラウドファンディング終了まで後12日間で、68人の方々にご支援していただき、目標金額まで残り22%となりました。
今までご支援してくださった皆様、これから支援しようか考えてくださっている皆様、サイトをたまたま覗いてくださった皆様もありがとうございます!
引き続き何卒ご協力をよろしくお願いいたします!
先日「アーツさいたま・きたまちフェスタ Vol.6“ASK6”」の搬入に向かい、なんとか無事でかい口が、業務用エレベーターの開閉扉を擦りながらも、サイズ感ぴったりで搬入することができました。
が、持っていくはずの考えていた映像を入れていたハードディスクが、前日いきなりクラッシュ?してデータが読み込めなくなるという大事故が発生!
しかも、このクラッシュしたハードディスクは、今回の映画用に新たに購入した14テラのモノで、「Songs For My Son」の為に昨年の10月からこれまで撮影した素材や、ここまで編集したCM的なもの、スチール、デザインなど、映画に関するすべてのデータが保存されていたので、正直自分の魂もぶっ飛びそうになりました。
そうは言っても、次の日から展示が始まるので、準備していた作品も編集し直して持っていかなければならない。
幸いにも、素材そのものは違うハードディスクにバックアップを取っておいたので、そこから素材を引っ張り出して、再度編集をし直して、椅子の上でウツラウツラしながら、なんとか搬入前に映像3つの書き出しを終え、会場に設置する事が出来た。
今回の展示は、参加作家の市川平さん自作の回転するプロジェクター台をお借りして、2台のプロジェクターを会場で回しながら映像を重ねたりしていて、その装置にも大いに助けられて乗り切る事ができた感じがする。
ただし、展示会場の外にあるガラスケースにも映画の紹介的な映像をいくつか展示する予定だったのも、ハードディスクが飛んでしまい、もともとブルーレイで持っていた素材以外は用意する事ができなくなってしまった。
今日は一日中ハードディスクの復旧作業に費やしているが、復旧ソフトのディスクスキャンだけで丸1日かかっても、現在まだ終わらず、この調子だと明日の朝までかかってしまいそうな感じだ。
このチェックが終わってから、修復とかしてたら、まだかなり時間がかかりそうな感じだが、途中までスキャンしたデータを見る限り、ハードディスクの中身は大丈夫そうなので、ちょっと安心することはできた。ただこの分だと、展示中にまた新しいバージョンを編集しなおして持っていくのは難しそうな感じだ。
まさか搬入前日にクラッシュするなんて、、、。
結局パソコンのご機嫌一つでどうしようもなくなってしまう、ここはパソコンを使用する作品の大きな弱点でもあるなと痛感。
ハードディスクの復旧時間が1時間待てども、7時間待てども、残り39分から延々に変わらないので、以前子供とよく行った多摩川沿いの公園に、久しぶりに2人で散歩に行ってみた。
公園は、昨年の台風19号の影響がまだ色濃く残っていて、なんだか不思議な風景が広がっていた。ハードディスクがクラッシュしていなかったら、ここにはもしかしたら来なかったかもしれないと思うと、最悪の中、唯一の希望はこの景色を発見できた事かなと思った。