応援メッセージ②
vol. 9 2020-03-08 0
応援メッセージ、第二弾!!
今回は高校生だった和田少年を知る予備校の恩師、『Songs For My Son』本作の出演者、そして本作に音楽で参加している方たちから、応援をいただきました。
市川 健治(メディアアーティスト)
「最終的には映画かな。」
アーティストを既に目指していた高校生の和田昌宏と出会ったときに、僕が聞いた言葉です。
それから、和田昌宏は、どこに行っても、彼自身で表現するアートにずっと貪欲に取り組んできています。その間に、彼が発表する作品を何度も観てきました。そして、何度も驚かされてきました。
その驚きを例えるなら、 少年時代、僕は「回転ジャングルジム」のてっぺんに登って、友人達に猛スピードで回してもらったことがあります。 その回ったときの体の内側と外側が混ざり合っていくような感覚。てっぺんから見上げる回り混ざり続ける秋の夕焼け空。
そして、パチンコ玉のようにジャングルジムの内側をぶつかり転がり落ちていく感覚。
終には思い切り投げ出され、うつ伏せに全身で感じた冷たく硬い土。
自分のアタマとクビの血管が脈打つ感覚。
夕陽に染まった血液が溢れ出し大地に染み込んでいくときの色。
仰向けになったときの友人達叫び声と空の色。
あの日の「回転ジャングルジム」での繰り返された初めての体験、体感した驚きは、まさに、数々の和田昌宏作品と対峙した時、数々の彼の作品に入り込んだ時に、感じた驚きによく似ています。
「どんな驚きなのか?!」
僕のように感じたい方々、、、
大丈夫です。
和田昌宏は、数々の表現を経て、ついに長編映画『Songs For My Son』を製作中です。
長編映画『Songs For My Son』の完成に向けて、皆様、是非、応援をよろしくお願い申し上げます。
高校時代に発した彼の言葉。
彼の熱い眼差し。
今でもはっきりと覚えてます。「最終的には、映画かな。」
村田峰紀(美術家)
わたしはパフォーマンスアーティストで普段から人前で極限の肉体を見せています。
和田ちゃんともアーティストのコミュニティでかれこれ十数年の付き合いになる。
「俳優として協力してほしい。日当もだすから。」と誘われ、初の俳優だし自分に何が出来るか楽しみであった。
クラウドファウンデイングで書く事ではないのですが。
「和田ちゃんにお金をもらうということはどういう事か?! わかってるのか!」ってペインターのCさんに言われ、撮影初日を迎えた。
長靴を手渡され、台風で増水した川の中を何度も走らされた。長靴の丈を越える水位なので重いは冷たいは流れが強くて自由がきかないは。
Cさんの言葉が何度も頭をよぎった。
映画が完成しないとただの罰で終わってしまう。
きっとお金が貯まったらもっとエスカレートするのかもしれない。
ただ断片的な映像をみる限り、期待と可能性しか感じない。
複雑な気持ちもありますが!和田監督にご支援を。
田中耕太郎(音楽家 / しゃしくえ)
いま日本で最も狂気的な紳士である和田さんと、一緒に映画を作れるのがとても楽しみです。
そんなワクワク感と、先週めでたく無職になった悲哀を込めて、短いブルースを録音してみました。