街に転校させられる子ども達
vol. 4 2019-01-17 0
皆様こんにちは。
今回の旅では、殆どの期間を山岳民族の村々で過ごしており、村に通うと言うよりは村に住んでいる?状態になっています。
昨日まで居た村は、子どもの友達が特に多い村なのですが、男子1名と女子数名の計10名程度が5月の新学期からチェンマイの学校で寄宿舎生活を送るそうです。
極稀に、意欲の有る親が子どもを街の評判の良い学校で学ばせる事も有りますが、今回の場合理由は勿論貧困の為です。
僕は調査員ではなく旅行者ですので、あまり立ち入った事を聞くのは遠慮しているのですが、両親が離婚後、子どもを引き取った親が亡くなったり、極貧が故に請負った麻薬の運び屋で捕まり、その後親戚が面倒を見ていたが経済的理由でこれ以上は無理、となるパターンが多いようです。
(この子の2人のお姉さんも転校し、一緒に住む兄弟は1人きりになってしまいます)
今回は10人程度が一緒に行きますのであまり不安は無いかも知れませんが、大抵は1人で転校させられますので、村から殆ど出た事の無い子どもの不安さは計り知れないものがあります。
僕は毎年、村の子ども達と遊びながら写真を撮り、翌年プリントしてプレゼントしているのですが、みんなに写真を見せると、「その子はもうここには居ないよ」と言われる事がかなり有ります。
ある子は家庭の事情で他の村に引越して行き、またある子は(恐らく)経済的理由で街の学校で寄宿舎生活を送っている事が多いようです。
今回支援する家庭の子ども達は、皆地元の中学を卒業又は就学中ですのでその点は良いのですが、母親の病気の為に将来娼婦になりかねない絶体絶命のピンチに立たされています。
プロジェクト実行者が見られる分析データでは、ツイッターやフェイスブックからこのプロジェクトを見に来てくれている方々も多いようで、中には支援して頂けた方もいらっしゃいますので、皆様是非ツイッターやフェイスブック等での宣伝・拡散をよろしくお願い致します。(上部のボタンより簡単に行って頂けます)