大きな団体の小さな支援
vol. 5 2019-01-24 0
皆様こんにちは。
このプロジェクトもいよいよ終盤に入り、残り5日となってしまいました。
まだまだ目標額には足りていませんので、是非宣伝等のご協力をお願い致します。
今回は、村で見掛けたある有名支援団体についてお話したいと思います。
昨年、村の広場で子ども達と遊んでいると、その団体の人達がやってきてスピーカー等の設置を始めました。
そして子ども達を集めて、ゲーム大会を始めました。
ゲームはよくある、ボール運びやピンポン玉の的当て等で、各ゲームが終わる毎にお菓子を配るので、支援と言う名のゲーム大会が終わった時には、子ども達はおやつ3~6日分と思える大量のお菓子を抱えていました。
僕が「このお菓子を食べるのは5日位掛かるでしょ?」と聞くと、「今日か明日には全部食べちゃうよ」と言っていました。
毎日充分過ぎる量のお菓子を食べ、明らかに塩分・糖分・脂分の過剰摂取だと思いますが、そこにさらに大量のお菓子を与えれば、健康への悪影響は明らかです。
今回のゲーム大会では、支援と呼べそうな事は最後にゴミ拾いをした事くらいで、それもなぜゴミをその辺に捨ててはいけないのかは教えていませんでした(翌日から広場はまたゴミが散乱していました)。
そこで僕は、彼らが帰り支度をしている時にリーダーらしき人に、「今日は遊んでお菓子をあげただけで、子ども達は何も学んでいない。お菓子を大量にあげるのは健康に悪い。歯磨きや手洗いを教えたらどうか」と言っておきました。
そして今年、そのリーダーらしき人が村に一人でやって来て、学校に通っていない数人を集めて短時間ですが勉強を教え、聞き取り調査をしていました。
このような地道な支援が、将来必ずこの子達の役に立つようになると思いますが、とても時間と手間が掛かる事なので、長期間に渡って実行できるのか心配でもあります。
支援の方法は多種多様ですが、このような支援が一番必要な事だと僕は思っています。