プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
自殺と向き合い生きぬく人々を描く映画『曙光』をクラウドファンディングで実現!
みずから命を絶った12歳の少女。残された母親は自殺をしようとする人々を救出することにその後の人生を捧げる。『抱擁』の坂口香津美監督の第7作目は、自殺をテーマに、愛と命を見つめる人間賛歌。あなたのサポートをお願い致します!
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
これまで家族や思春期の若者を主なテーマに約200本のドキュメンタリーTV番組を制作。初の長編映画『青の塔』(01)でヒューストン映画祭シルバーアワード受賞、『カタルシス』(02)と共に多くの映画祭で上映、ドイツでも公開された。ロッテルダム映画祭出品の『ネムリユスリカ』(11)、ドキュメンタリー映画『夏の祈り』(12)、東京国際映画祭2014日本映画スプラッシュ部門出品『抱擁』(14)、『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(15)、『曙光』(18)、『凱歌』(2020年11月公開)、『海の音』では撮影も手掛ける。株式会社スーパーサウルス代表取締役。twitter.com/sakatsumi
みずから命を絶った12歳の少女。残された母親は自殺をしようとする人々を救出することにその後の人生を捧げる。『抱擁』の坂口香津美監督の第7作目は、自殺をテーマに、愛と命を見つめる人間賛歌。あなたのサポートをお願い致します!
テレビのドキュメンタリー番組のディレクタ-の仕事を始めて6年が過ぎた1990年4月30日、私はその3ヶ月前に海外旅行で知り合った女性のマンションで、彼女がかつて交際していた恋人の男性が自殺している現場に遭遇した。
私と彼女は強い衝撃を受け、その日を境に永訣することとなった。
私は人と会うのが怖くなり、仕事が出来なくなり、小さな事務所を閉鎖した。
それまで住んでいたアパートを引き払い、何もしないで呆然と過ごしていた。
彼女がようやく日常を取り戻したと伝え聞いたころ、私は貯金が底をつき、日雇いで秋葉原の電気街やJRの線路の補修工事の現場等で働いて糊口をしのいだ。
その後、訪れた奄美大島で一組の夫婦と出会った。
建設現場で落下した重機の犠牲となり下半身不随、人工透析を続けながら子どもたちに島唄を教える夫、その夫をささえる妻の姿。
消えかかる命、しかし与えられた生を最後までまっとうしようとする人間のすさまじい気魄を見せられた気がした。
私は自分を奮い立たせるように、ふたたびドキュメンタリー番組を作り始めた。
2010年、南紀白浜で、自殺企図者(自殺をしようとする人)を救出する牧師夫妻の単行本「自殺志願者でも立ち直れる~365日24時間体制で420人を助けた牧師」(藤藪庸一著/講談社刊)の企画プロデュースを手がけたことから、夫妻の姿を通して、自殺を企図した人々に間近で触れた経験は、本作の企画の骨格となっている。
これまで私はテレビのドキュメンタリー番組を200本以上手がけ、6本の映画を監督した。
2016年、私は自殺と自殺救助をテーマにした7作目の劇映画に挑むが、そのモチベーションの根幹となっているのは、いうまでもなくあの春の日の自殺の現場に遭遇した体験である。
今も、あの日に受けた衝撃がよみがえり、眠れずに朝を迎えることがある。
おそらく死ぬまで私は、あの部屋で命を絶った男性のことを忘れず、思い浮かべるだろう。
そして、どうして自ら命を絶ったのか、私は繰り返し彼に問い続けるだろう…。
私が自殺の現場に遭遇してから25年、その間も我が国の自殺者は減少するどころか、年間自殺者数は3万人台を推移している。
国も手放しでいるわけではなく、「自殺対策基本法」を平成18年に施行しているが、自殺の背景には様々な社会的要因があるにせよ、個人的な問題、内面の領域でもあるがゆえに行政には当然ながら限界がある。
映画は人間の内面に訴える力がある。
映画『曙光』が、自殺をしようとする人々のみならず、自殺問題に関心のある人も含めて、一人でも多くの人々の心にメッセ-ジが伝わってくれたらと願っている。
これは、自殺しようとする人と、自殺者を救出しようとする人たち、両者の思いが真冬の大都市を舞台に交錯する物語だ。
12歳の娘を自殺で失った母親は、強い衝撃を受ける。
娘が自殺するまでに精神的に追い込まれていたことに、あまりに無自覚だったと自分を責め続けた。
その日を境に、人生は一変する。
娘の死を無駄にしないために、意味のあるものにするために、すでに意味があることに気がついたとき、自殺をしようとする人たちを救出する活動を始めていた。
命を絶とうとする人たちがふたたび社会に巣立っていくのを目の当たりにするとき、彼女の心の暗闇をひとすじの曙光が射すのだった…。
【映画『曙光』サンプルムービー】
出演:橘真紀、橘春花、新倉真由美、山下直、関友利、詩織、森山太、乃芙斗、丸茂咲紅蘭(順不同)
スタッフ: 監督・坂口香津美 プロデューサー・落合篤子
協力:ダブルフォックス、原田努務、井手小百合、野尻輝将
監督脚本撮影は、坂口香津美。
「ネムリユスリカ」「夏の祈り」「抱擁」「シロナガスクジラに捧げるバレエ」の前4作で撮影も担当。これまでの作品同様、人間の内面世界の表出、詩的な映像美をめざしています。
出演者は、今後、オーディションにて決定します。有名無名にかかわらず、力のある俳優との出会いを求めています。
音楽は、これまでクラシックの作曲家、演奏家との豊かな出会いがありました。
2作目の「カタルシス」では、当時16歳のヴァイオリニストの神尾真由子さんが留学先のニューヨークからロケ地の種子島まで駆け付け、出演と演奏を披露してくれました。数年後、チャイコフスキーコンクールで優勝。音楽は池辺晋一郎さん。
3作目の「ネムリユスリカ」には当時、高校生だったピアニストの小林愛実さんが出演し、演奏を披露してくれました。音楽は日高哲英さん。
4作目の「夏の祈り」には小林愛実さんとフルーティストの新村理々愛さんが共演し、みずみずしい演奏を行ってくれました。音楽は日高哲英さん。
5作目の「抱擁」は作曲家を公募。当時、武蔵野音楽大学作曲科の大学院生だった大沢充奈さんが担当してくれました。
6作目の「シロナガスクジラに捧げるバレエ」の作曲と演奏は、チェリストの海野幹雄さんと作曲家・ピアニストの新垣隆さんが担当。
そして、本作の音楽は、11月にも正式に決定の方向で調整中、サプライズとなるかもしれません。
撮影は、2016年早春を予定。
ロケ地は都内で、現在、ロケハンを行っています。
今作は前作までと同様に、少人数による低予算のスタイルで撮影を行います。
「人間の心を描くのに予算は関係ない」というのが私のポリシーであり、いかなる状況であれ作られるべき作品は実現できると思います。とはいえ、映画は、現実的に映像に映るものと予算が比例する部分もあるのが実情です。
今回のクラウドファンディングを通じて、撮影機材を充実させ、ロケ日数を増やし、さらにスタジオ等のポストプロダクションに予算をかけることで、作品のクオリティを高めたいと希望しています。
ぜひ、皆様のお力をいただけたら幸いです。
鹿児島県種子島生まれ。早稲田大学社会科学部中退。各民放キー局にてディレクタ-、プロデューサーとして、家族や思春期の若者を主なテーマに約 200本のドキュメンタリー番組などTV番組を制作。2000年、自身の制作プロダクション、株式会社スーパーサウルスを設立。これまで4本の劇映画と本 作を含む2本のドキュメンタリー映画の計6本の映画を監督した。
初の長編映画、ひきこもりの青年の自立への目覚めを描いた『青の塔』 (01)でヒューストン映画祭シルバーアワード受賞。殺人を犯した少年の罪の行方を見つめた『カタルシス』(02) と共に多くの映画祭で上映、ドイツでも公開された。性犯罪被害者の少女の絶望と救済を謳い上げた『ネムリユスリカ』(11/ロッテルダム映画祭出品)以 降、自身で撮影も手掛ける。被爆地長崎の慟哭と希望を記録したドキュメンタリー『夏の祈り』(12/語り 寺島しのぶ/紀伊國屋書店からDVD発売中)に 続き、実母の悲嘆と深まる老いへの旅路を記録したドキュメンタリー『抱擁』(14/劇場公開中)を発表し、第27回東京国際映画祭日本映画スプラッ シュ部門や日本外国特派員協会での上映で、国内外のメディアから共感の声と賞賛が寄せられた。また、平成27年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞を受賞した。製作準備中の作品に、劇映画『永遠の森(Eternal Forest)』(第58回ベルリン国際映画祭コ・プロダクションマーケット正式選出 Official selection of projects for the Berlinale Co-Production Market 2008)がある。最新作は、津波で家族を失った幼い姉妹の心の変容を描くサイレント映画『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(音楽 海野幹雄、新垣隆) が2015年9月渋谷のユーロスペースにて公開、以降全国順次公開予定。著書に、小説「閉ざされた劇場」(1994年/読売新聞社刊)。
株式会社スーパーサウルス ホームページ http://supersaurus.wix.com/supersaurus
【映画】
◆『青の塔』
(2004年公開/配給アルゴ・ピクチャーズ)
ヒューストン国際映画祭シルバーアワード
◆『カタルシス』(2003年公開/配給アルゴ・ピクチャーズ)
◆『ネムリユスリカ』
(2011年公開/配給ゴー・シネマ/オンリーハーツからDVD販売)
ロッテルダム、レインダンス、シカゴ国際映画祭に正式招待
「恐ろしいほどダークな作風の傑作。驚くほど破壊的で残酷なストーリーだが、同時に見事なまでに完成されていて、不穏に心を掻き乱す、観る価値のある問題作である」 スクリーンインターナショナル
http://www.screendaily.com/reviews/latest-reviews/sleep/5023048.article
2012年2月、ロンドンの国際交流基金主催の巡回上映プログラムにて、英国5都市(ロンドン、シェフィールド、ベルファースト、ブリストル、グラスゴー)にて上映。
2月14日"BBCワールド(ラジオ)The Strand 出演
◆ドキュメンタリー映画『夏の祈り』
(語り 寺島しのぶ/2012年公開/配給ゴー・シネマ/紀伊国屋書店からDVD2枚組販売)
参考記事 http://www.webdice.jp/dice/detail/3601/
http://news.mynavi.jp/articles/2012/07/27/natuinori/index.html
◆ドキュメンタリー映画『抱擁』
(2015年4月25日より公開/平成27年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞/第27回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品/2015年ニッポンコネクション(ドイツ)ニッポンビジョンズ部門・オープニングフィルム/日本映画ペンクラブ推薦)
参考記事
http://2014.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=109
http://apital.asahi.com/article/local/2015042600014.html
http://ajw.asahi.com/article/cool_japan/movies/AJ201504240003
http://www.cinematoday.jp/page/N0072284
◆『シロナガスクジラに捧げるバレエ』
(2015年9月19日より公開)
▲製作準備中/劇映画『永遠の森』(”Eternal Forest”)
08年ベルリン映画祭コ・プロダクション(企画)マーケットlにアジア映画で初めて 正式選出
【TV】
○NNNドキュメント08「血をこえて~我が子になったきみへ」(日本テレビ)
○NNNドキュメント10「かりんの家~親と暮らせない子どもたち」(日本テレビ)
○スーパーフライデー「母となる日のために~初公開、女子少年院1165日」(TBS)
○金曜エンタテイメント「もう、泣かない~長崎県の児童養護施設465日」(フジテレビ)
○金曜プレステージ「居場所をください~熱血教師と傷だらけの子供たち」(フジテレビ)
○テレメンタリー13「ひとつ屋根の下で ~もうひとつの学校「はじめ塾」(テレビ朝日)
ほか多数
作品歴詳細 http://supersaurus.wix.com/supersaurus#!tv-program/cub1
【著書】小説「閉ざされた劇場」(読売新聞社刊/1994年)
・コレクター限定記事にて、作品の劇場公開に至るまでの出来事を随時ご報告:
映画製作から劇場公開にいたるまでの道程を皆様と共有します。
・映画前売り券、パンフレット:
劇場公開が決定後のご送付となります。現段階では、劇場公開は2017年3月を目標としています。毎年3月は内閣府の「自殺対策強化月間」にあたります。その時期に公開することで、本作のメッセージを少しでも広く伝え、社会的意義をもたせられたらと思っています。
・映画公式サイトにお名前掲載:
劇場公開が決定後、公式サイトを立ち上げます。そちらにお名前を掲載します。
・映画公開期間終了後、映画DVDをプレゼント:
全国での劇場公開期間が終了後、DVDをお送りします。
・映画の初号試写会&打ち上げに御招待:
都内で開催予定です。日取りはご希望には添えませんのでご了承ください。来場されなかった方には、本作または坂口監督の発売中の過去作品「ネムリユスリカ」「夏の祈り」のいずれかご希望の1枚DVDをプレゼントいたします。
・映画エンドロール、パンフレットにお名前掲載:
映画のエンドロールにお名前を掲載します。また、劇場公開が決定後、パンフレットを作成します。そちらにお名前を掲載します。
・坂口監督の過去全作品DVDプレゼント:
「青の塔」(未発売)、「カタルシス」(未発売)、「ネムリユスリカ」、「夏の祈り」、「抱擁」(未発売)、「シロナガスクジラに捧げるバレエ」(未発売)の未発売の4作品を含む、計6枚をプレゼントします。
・坂口香津美監督が「あなたの人生」(もしくは御家族等、他の方でも可)のドキュメンタリー作品を自ら撮影・監督し、そのDVDをプレゼント。:
コレクターの方と打合せをさせていただき、なるべくご希望にそう形で製作いたします。(約7分間を予定/東京以外での撮影の場合は、監督を含むスタッフ2名の交通費・宿泊費等の実費は別途御用意下さい)
本作はクラウドファンディングによる資金調達の結果にかかわらず、製作を行います。
ただし、映画祭へのエントリー結果や劇場公開などは約束されたものではありませんが、過去の監督作品はすべて劇場公開を果たしておりますので、今作でもそれは十分に可能と思います。
また、特典に関しましては、資金が集まらない場合でもご支援いただいた方への特典は必ず実行いたします。
これまで、私たちは前2作品(『抱擁』『シロナガスクジラに捧げるバレエ』)をMotionGalleryで資金調達を行い、それらによって映画を劇場公開につなげることができたことに大きな喜びと感謝の念を抱いています。
クラウドファンディングの魅力と可能性とは、コレクターの方と制作者が単に資金面のみの関係性でなく、映画の核心部と強く、深くつながっていくことにあると思います。
これまでの経験を通じ、支援していただいたお一人お一人が、一本の映画をともに育て、ともに歩む幸せと喜びを実感する大切な仲間であると感じており、それは制作者にとってかけがえのない大きな心の支えとなっています。
試写会や劇場での公開の折り、応援の言葉をかけて下さるコレクターの方々の笑顔に触れるとき、深い感謝の念がこみ上げてきます。
これからも私は、クラウドファンディングを通じての出会いを大切にしながら、真摯に映画を作り続けていきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いいたします。
2015年10月3日 坂口香津美(『曙光』監督)
500 円
2000 円
3000 円
5000 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円
100000 円
300000 円