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映画『シロナガスクジラに捧げるバレエ』全国公開をクラウドファンディングで実現!
『抱擁』『ネムリユスリカ』の坂口香津美監督が大震災の後の世界を生き抜く幼い姉妹の心の旅路を描くサイレント映画『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(音楽・海野幹雄、新垣隆)全国公開の実現をめざします!
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これまで家族や思春期の若者を主なテーマに約200本のドキュメンタリーTV番組を制作。初の長編映画『青の塔』(01)でヒューストン映画祭シルバーアワード受賞、『カタルシス』(02)と共に多くの映画祭で上映、ドイツでも公開された。ロッテルダム映画祭出品の『ネムリユスリカ』(11)、ドキュメンタリー映画『夏の祈り』(12)、東京国際映画祭2014日本映画スプラッシュ部門出品『抱擁』(14)、『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(15)、『曙光』(18)、『凱歌』(2020年11月公開)、『海の音』では撮影も手掛ける。株式会社スーパーサウルス代表取締役。twitter.com/sakatsumi
『抱擁』『ネムリユスリカ』の坂口香津美監督が大震災の後の世界を生き抜く幼い姉妹の心の旅路を描くサイレント映画『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(音楽・海野幹雄、新垣隆)全国公開の実現をめざします!
監督は、数々のテレビドキュメンタリー番組を企画制作しながら、これまで6本の映画を製作。被爆地長崎を舞台にしたドキュメンタリー映画「夏の祈り」や、78歳の母に4年間、カメラを向けた公開中のドキュメンタリー映画「抱擁」等、一貫して同時代と向き合う人々の生と命の営みを、詩的且つセンセーショナルな映像美によって描いてきた坂口香津美。
通算6作目となる本作は、津波によって家族を失った幼い姉妹の心の旅路を描いた劇映画です。映画はすでに完成し、現段階では2015年9月下旬(予定)に東京(渋谷のユーロスペース)での公開のみ決定しています。
〜物語〜
春の日の明け方、津波で家族を失った幼い姉妹(6歳と12歳)は、森の小道をたどり、ようやく小さな海辺の村にたどり着く。二人の腰には離ればなれにならないようにロープがしっかりと腰に結ばれている。
かつて、家族で楽しく暮らしていた美しい村は、今や廃墟と化しており、自宅を流され、跡形もない。
目の前に広がる海は、幼い姉妹にとって家族と過ごした楽しい思い出の海である、と同時に、親しい者の命を奪った恐怖と憎しみの海でもある。
絶望の淵に沈む姉妹の唯一の心の拠り所、生きる支えは、記憶のなかに眠るかけがえのない両親との思い出。その思い出の破片を拾い集め、すべてが失われた場所で、もう一度、二人だけで生きる決意をする。
しかし、そんな姉妹には、大津波の襲来により両親を喪った際、「誰にも言えない秘密」が、時が経つにつれて深い傷口となって隠されていた。
すべては、小さな手のひらの記憶のなかにある。
石で積み上げた小さな家。
青い月の夜、泣き疲れ、体を寄せ合い眠る姉妹の夢のなかに、津波で消えた家族が現れる。
その日から数日間、姉妹は海辺で「家族」とともに過ごすのだった…。
私はディレクターとして約30年間にわたり、地上波のテレビで、主に思春期の若者や家族をテーマにドキュメンタリー番組を制作して来ました。以来、これまで手がけた番組はすべて自ら企画を立案、テレビ局に提案をし、放送されたもので、現在もディレクター、プロデューサーとしてテレビ番組の制作を続けています。また、私はこれまで6本の映画を自主製作し、劇場での公開を行って来ました。
ドキュメンタリー映画と劇映画、いずれも共通するのは様々な壁にぶち当たってうごめきながらもそこから抜け出ようとして必死で何かを掴み取ろうとする人間の有り様です。ドキュメンタリー、フィクションの境界を超えて、それらの人物に寄り添うように作品を生み出して来ました。
2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
ドキュメンタリー映画「夏の祈り」の撮影を終えて帰京して数日後、突然、大地がうねるような激しい揺れに襲われました。
震災からまもなく、一人の少女がテレビの報道番組に映し出されました。瓦礫のなかで、少女は、津波に襲われた時、つないでいた母の手を放してしまった、と悔いるように自ら切り出したのです。
そして、その状況をつぶさに語った後、彼女は決然たる口調で言いました。 「母がいなくなってさびしいけれど、私は生きる。前を向いて生きていきます」と。小さく握りしめたこぶし、少女の怜悧な顔と真剣な眼差し、透明感のある声が胸に残りました。
2013年5月、その少女を思って撮った映画が、本作、「シロナガスクジラに捧げるバレエ」です。
撮影地の千葉県南房総市の海浜、草が生い茂る堤に十字架のように木製の標識が立っていたのです。見ると、「元禄地震の再来想定津波高」とあります。身震いするように顔を上げると、目の前に、青々と果てしない大海原が広がっていました。
2013年9月、本作の編集にとりかかっていた私は、2人の音楽家と出会うこととなりました。銀座の王子ホールで行われた、チェリストの海野幹雄さんのリサイタルで、海野さんの演奏する新垣隆さん作曲の現代音楽を聞き、2人に本作の映画音楽をお願いすることにしました。
〜スタッフ〜
監督・撮影・編集:坂口香津美(プロフィールは後述)
音楽:海野幹雄、新垣隆
チェロ演奏:海野幹雄
ピアノ演奏:新垣隆
海野 幹雄(うんの みきお)
元N響コンサートマスター海野義雄と、元都響首席チェリスト海野ユキ恵の元に生まれる。第20回霧島国際音楽祭特別奨励賞、第14回川崎市音楽賞コンクール最優秀賞、第12回全日本ソリストコンテストグランプリ等受賞。これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団等に首席奏者として客演。ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラや紀尾井シンフォニエッタ東京等にも度々参加する。2008年より毎年銀座王子ホールでリサイタルを開催するほか、指揮・編曲・出版の分野でも活動、現代音楽の演奏にも定評がある。映画「おくりびと」では12人のチェリストの一人としてレコーディングに参加。東日本大震災以降は度々被災地へ赴き慰問演奏を積極的に行っている。2012年CD「海野幹雄plays Schumann」をリリース。
(海野幹雄氏コメント)
映画の根底にあるテーマ、内容に共感し、また、坂口監督の熱意もあり、引き受ける事にしました。坂口監督のはっきりとした映画のイメージもあり、また新垣さんという最高のパートナーを得て、録音当日は、水を得た魚のように自由に演奏することが出来ました。今回、この映画に関われたことをとても嬉しく思っています。
新垣隆(にいがき たかし)
1970年東京に生まれる。ヤマハ音楽教室や千葉県立幕張西高校音楽科などを経て、1989年桐朋学園大学音楽部作曲科に入学、のち同学科を卒業。現在、作曲家、ピアニストとして多岐にわたり精力的に活動、中でも近年はサイレント映画の伴奏を数多く手掛け、そのエンターテイメント性と共に、近代を検証するひとつの方法の提示としても評価され、注目を集めている。昨年度まで母校の講師を20年近くにわたって務め、後進の指導及び日本の明治期から昭和期における作曲家達の研究に従事する。作曲を南聡、中川俊郎、三善晃、ピアノを中岡秀彦、河内純、夢藤哲彦、森安耀子、指導法を高階正光の各氏に師事。
(新垣隆氏コメント)
この映画作品は時間が交錯し、にもかかわらず海はその事と関わりなく悠然と存在する。時折、人間はその風景の構成要素のひとつに過ぎない、と思われる事もある。もちろんそこには、僕達の数年前に経験した、あるいたたまれない記憶がある。チェロとピアノによる音楽は、その抗う事の出来ない畏怖の対象としての波―にもかかわらず穏やかでやさしい表情もみせる―に、多く寄り添っている。
プロデューサー・編集:落合篤子
出演:松下華菜 大久保妃織 新倉真由美 橘春花 山下直 白樹栞
製作・配給:スーパーサウルス
(2014年/72分/16:9/カラー/日本)
オフィシャルサイト http://kujirafilm.exblog.jp/
Facebook https://www.facebook.com/shironagasukujira
私は現在は東京1館でのみ公開が決まっている本作を、「東日本大震災の発生5年目」に向けて、全国での劇場公開に広げていくことを目標にしています。
そのための営業費用、公開宣伝費の一部をクラウドファンディングによって集め、応援してくださる方々と思いを共有しながら、この作品をひとりでも多くの方々に届けたい、世に広げていきたいと思っています。
現在劇場公開中の私の5作目の映画「抱擁」(東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品作品)も、昨年、”Motion Galleryでのクラウドファンディングにより、配給宣伝費用を集めることに成功し、また多くの方々の温かな応援に支えられることとなりました。
製作から公開まで、映画は、とてもお金がかかる表現方法です。国境も、年齢も、あらゆるものを越えて人々の心に思いを届けることのできる映画の持つ力と可能性に魅了され、私はこれまで6本の映画を自主制作してきました。
映画は完成して終わりではなく、人々に観られて初めて意味を持ちます。より多くの人々の心に映画を届けるために、公開と宣伝には製作と同等、それ以上に力を注ぐことが重要です。いかに少ない予算で効果的に宣伝できるかを常に考えながらやってきましたが、それでも最低限のお金は必要です。資金不足で配給や宣伝がしっかりできなければ、見て欲しい人に映画を届けることはできません。
『シロナガスクジラに捧げるバレエ』は近しい人を喪ってもなお生きることをあきらめず前に向かって一歩踏み出そうとする人間の姿を描いています。誰にとっても無関心ではいられない普遍的なテーマを持つこの作品を今回、自分たちの手で配給し、全国で劇場公開して行きたいと思っています。
そのための宣伝経費を集めることで、上映できる劇場も増え、多くの方にこの作品を知っていただく、またとないチャンスとなります。自己資金で足りない経費を工面するだけではなく、クラウドファンディングによって、本作を通じて観客一人一人のみなさんとのつながりが生まれ、クラウドファンディングに参加して下さる方々との縦横の交流も含めて、新たな映画の可能性を広げていきたいと願っています。
~資金の使い道について~
A全国に劇場での公開を広げていくための営業費用、公開が決定してからの宣伝、配給費用(上映素材作成代、予告編作成、カタログ、チラシ、ポスターなどのデザイン・印刷費、映画HP作成、試写室代、試写状発送費等)の一部とさせていただきます。
公開規模にもよりますが、通常、インディペンデント映画で劇場公開にかかる費用は150~200万円前後とされています。
鹿児島県種子島生まれ。早稲田大学社会科学部中退。各民放キー局にてディレクタ-、プロデューサーとして、家族や思春期の若者を主なテーマに約200本のドキュメンタリー番組などTV番組を制作。2000年、自身の制作プロダクション、株式会社スーパーサウルスを設立。これまで4本の劇映画と本作を含む2本のドキュメンタリー映画の計6本の映画を監督した。
初の長編映画、ひきこもりの青年の自立への目覚めを描いた『青の塔』(01)でヒューストン映画祭シルバーアワード受賞。殺人を犯した少年の罪の行方を見つめた『カタルシス』(02) と共に多くの映画祭で上映、ドイツでも公開された。性犯罪被害者の少女の絶望と救済を謳い上げた『ネムリユスリカ』(11/ロッテルダム映画祭出品)以降、自身で撮影も手掛ける。被爆地長崎の慟哭と希望を記録したドキュメンタリー『夏の祈り』(12/語り 寺島しのぶ/紀伊國屋書店からDVD発売中)に続き、実母の悲嘆と深まる老いへの旅路を記録したドキュメンタリー『抱擁』(14/現在劇場公開中)を発表し、第27回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門や日本外国特派員協会での上映で、国内外のメディアから共感の声と賞賛が寄せられた。製作準備中の作品に、劇映画『永遠の森(Eternal Forest)』(第58回ベルリン国際映画祭コ・プロダクションマーケット正式選出 Official selection of projects for the Berlinale Co-Production Market 2008)がある。最新作は、津波で家族を失った幼い姉妹の心の変容を描くサイレント映画『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(音楽 海野幹雄、新垣隆)が2015年9月、渋谷のユーロスペースにて公開される。著書に、小説「閉ざされた劇場」(1994年/読売新聞社刊)。
【映画】
◆『青の塔』 http://www.supersaurus.jp/bluetower.html
(2004年公開/配給アルゴ・ピクチャーズ)
ヒューストン国際映画祭シルバーアワード
◆『カタルシス』http://www.supersaurus.jp/catharsis.html
(2003年公開/配給アルゴ・ピクチャーズ)
◆『ネムリユスリカ』http://www.nemuriyusurika.com/
(2011年公開/配給ゴー・シネマ/オンリーハーツからDVD販売)
ロッテルダム、レインダンス、シカゴ国際映画祭に正式招待
「恐ろしいほどダークな作風の傑作。驚くほど破壊的で残酷なストーリーだが、同時に見事なまでに完成されていて、不穏に心を掻き乱す、観る価値のある問題作である」 スクリーンインターナショナル
http://www.screendaily.com/reviews/latest-reviews/sleep/5023048.article
2012年2月、ロンドンの国際交流基金主催の巡回上映プログラムにて、英国5都市(ロンドン、シェフィールド、ベルファースト、ブリストル、グラスゴー)にて上映。
2月14日"BBCワールド(ラジオ)The Strand http://www.bbc.co.uk/programmes/p00nl00p 出演
◆ドキュメンタリー映画『夏の祈り』http://www.natsunoinori.com
(語り 寺島しのぶ/2012年公開/配給ゴー・シネマ/紀伊国屋書店からDVD2枚組販売)
参考記事 http://www.webdice.jp/dice/detail/3601/
http://news.mynavi.jp/articles/2012/07/27/natuinori/index.html
◆ドキュメンタリー映画『抱擁』http://www.houyomovie.com/
(2015年4月25日より公開/第27回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品/2015年ニッポンコネクション(ドイツ)ニッポンビジョンズ部門・オープニングフィルム/日本映画ペンクラブ推薦)
参考記事
http://2014.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=109
http://apital.asahi.com/article/local/2015042600014.html
http://ajw.asahi.com/article/cool_japan/movies/AJ201504240003
http://www.cinematoday.jp/page/N0072284
▲製作準備中/劇映画『永遠の森』(”Eternal Forest”)
08年ベルリン映画祭コ・プロダクション(企画)マーケットlにアジア映画で初めて 正式選出
【TV】
○NNNドキュメント08「血をこえて~我が子になったきみへ」(日本テレビ)
○NNNドキュメント10「かりんの家~親と暮らせない子どもたち」(日本テレビ)
○スーパーフライデー「母となる日のために~初公開、女子少年院1165日」(TBS)
○金曜エンタテイメント「もう、泣かない~長崎県の児童養護施設465日」(フジテレビ)
○金曜プレステージ「居場所をください~熱血教師と傷だらけの子供たち」(フジテレビ)
○テレメンタリー13「ひとつ屋根の下で ~もうひとつの学校「はじめ塾」(テレビ朝日)
ほか多数
作品歴詳細 http://supersaurus.cocolog-nifty.com/blog/
【著書】小説「閉ざされた劇場」(読売新聞社刊/1994年)
※映画の特別完成試写会(都内で開催予定/監督との交流会つき)に御招待2名様(1万円以上のチケット)では、試写会・交流会に参加されない方には、本作(映画公開終了後)または坂口監督の過去作品「ネムリユスリカ」「夏の祈り」のいずれかご希望の1枚のDVDを代わりに差し上げます。
※坂口香津美監督の過去作品DVDプレゼント(5万円以上のチケット)では、坂口監督のまだDVD化されていない第1作「青の塔」(未発売)と第2作「カタルシス」(未発売)を含む、「ネムリユスリカ」「夏の祈り」の計4枚のDVDをプレゼントいたします。
※「監督があなたのドキュメンタリー制作」(30万チケット)特典では、現役のテレビドキュメンタリストでもある坂口香津美監督が「あなたの人生」(もしくは御家族等、他の方でも可)を自ら撮影するドキュメンタリー作品(約7分間予定/東京以外での撮影の場合は、監督を含むスタッフ2名の交通費・宿泊費等の実費は別途御用意下さい)を製作し、そのDVDをプレゼントいたします。
目標金額に達しない場合でも、集まった金額は劇場営業・宣伝・配給費用に充当させて頂きます。現在、劇場公開は東京(ユーロスペース)が決定しており、今後も、全国の劇場公開を目指してまいります。
また、目標金額に達しない場合でもすべての特典は履行されます。
特典のうち「前売り券」は、公開が決定した劇場のみで使用できるものとなります。
それ以外の特典については、公開される劇場の館数に影響されない特典(DVD、パンフレットの送付等)となっております。
本作を一人でも多くの方にご覧いただけるよう、尽力してまいります。御協力のほど、どうぞ宜しくお願いいたします!
500 円
2000 円
3000 円
5000 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円
300000 円