登録有形文化財となった銭湯と長屋を地域の憩いの場所へ。
「銭湯があるまちなみ」文化を継承する活動を全国に広げたい

こんにちは！私たち大正大学の学生らが中心となって活動している「すがもプロジェクト」銭湯コミュニティ班では、4月から稲荷湯長屋の運営に携わってきました。

ポストカードの取材、稲荷湯長屋のお披露目会などさまざま活動を行ってきたなかで、これまでの活動内容を発表する場として、先日、学内で行われた報告会が開催されました。

報告会の発表で使用した活動報告書がこちらになります。

銭湯コミュニティ班 2022春学期　報告書

https://sway.office.com/hLo1BPlNm6t5bxSE

報告書では、銭湯コミュニティ班の活動を行う上での目的や目標、活動を通して得られた課題や今後の展望などをまとめ、報告会で発表させていただきました。

「今までの活動を行って終わりにするのではなく、どういう経緯で活動を行ってきたのかを振り返り、そこでの学びや気づきを今後の活動に活かしていく」

そうした考えを言語化しアーカイブすることを意識して報告書を作成いたしました。

これまで私たちは、稲荷湯長屋のお披露目会に向けてお手伝いをさせていただき、メンバー一同とても良い経験になりました。

地域の方々の喜ぶ姿や、私たち学生も地域の方々と会話をする機会ができ、この稲荷湯長屋からコミュニティが生まれていくことを実感しました。

同時にこうした地域の様子は、稲荷湯長屋の再生プロジェクトに取り組まれてきた一般社団法人せんとうとまちが地域と育んでこられた1つの成果でもあると改めて感じさせていただきました。

今後は、私たち学生たちも主体となって地域に開かれた場をつくっていけるよう、引き続き活動していきたいと思っています。