登録有形文化財となった銭湯と長屋を地域の憩いの場所へ。
「銭湯があるまちなみ」文化を継承する活動を全国に広げたい

こんにちは！大正大学「すがもプロジェクト」銭湯コミュニティ班です。今回は、6月25日、26日に開催された稲荷湯長屋お披露目会2日目についてお話ししたいと思います。

1日目に引き続き、晴天に恵まれつつも、猛暑日のような暑い日ではありましたが、稲荷湯長屋も天気に負けないくらいに朝から熱狂に満ちていました。

この日の目玉は、お正月など特別な日以外ではなかなか行われない朝風呂と、再生された稲荷湯長屋のコミュニティスペースで提供する朝ごはんです！

銭湯が朝風呂をするということは、なかなか知られていませんよね。けれども一日の始まりにお風呂に入るなんてなんだか気持ちがすっきりして、「今日も頑張るぞ」と思える源として、銭湯はなれる気がします。

朝8時からオープンいた稲荷湯の朝風呂には、朝から多くの人たちで賑わい、「朝風呂気持ちよかったです！」という声がたくさん聞こえました！

続いて、お披露目会の目玉その2である、朝ごはんです。

朝ごはんは、おにぎり、豚汁、漬物を今回は用意しました。おにぎりは塩・梅・昆布のうち、２種類から選ぶことができます（みなさんの好きなおにぎりの具材はありましたか……？）。

使用されたお米や漬物は、滝野川地域の近隣のお店の食材をふんだんに使用しています。実際に、米屋のお父さんも、朝風呂と朝ごはんを堪能しに来てくださりました！おいしそうに召し上がってくれて非常に嬉しかったです。

2日目は1日目より多くの方々に銭湯と稲荷湯長屋を楽しんでいただけました。懐かしさや目新しさ、楽しさ、居心地良さなど、ご来場いただいた各々による過ごし方を垣間見ることができました。

これから、稲荷湯長屋では学生なりのアイデアを持って地域を盛り上げる活動ができればいいなと感じました。今後の展開にもぜひご注目ください。