妖怪カシャ（火車）退治伝説の勇気と祈りの力を
現代に、そして未来につなぐプロジェクト

皆さま、いつも応援ありがとうございます。

このプロジェクトも残りあと20日となりました。目標金額140％達成に向けて頑張ってまいります。引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

さて、本日は「カシャ除けの七條袈裟ができるまで vol.1」と題して制作過程の写真をアップしていきたいと思います。

★色合わせ

清見寺に伝えられた開山上人像は、江戸時代中期に制作され、平成に入って元の色彩を忠実に再現しながら修復が施されました。開山上人の遺徳を忍ぶことができる貴重な尊像です。今回のプロジェクトにおいて「カシャ除けの七條袈裟」を復元するにあたり、こちらをモデルに新たに型を起こして生地を織り、七條袈裟を制作していきます。

下の写真は色合わせをしている写真です。袈裟の縁（赤い部分）と台中（紫の部分）の色糸を決める作業です。どちらも本絹（ほんけん）を使用します。

赤い糸を合わせる

紫の糸を合わせる

一番近い色糸を選ぶ

こちらが金糸（本金）

開山上人像から起こした文様（型紙）

★見本織り

４種類のヨコ糸で見本織り

縁（赤い生地）

紫色の生地

生地見本

4種類のヨコ糸で織られている

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こうして色糸を決定し、織りの工程へ進みました。次回は織り終わった生地の写真をアップしたいと思います。

どうぞお楽しみに！