刀匠宮入小左衛門行平氏を訪問(その2)
vol. 13 2022-06-12 0
去る5月25日(水)に長野県坂城町の宮入小左衛門行平氏を訪問し、作刀作業を撮影させていただきました。本日はその撮影の後編(その2)の写真を公開させていただきます。
撮影:金子敦子
火造りの次に刀身の形を整えるためのセン(鏟)、ヤスリ掛けの作業に入る。そのための台をセン台といいます。
センで削っているところ
ヤスリ掛け
鍛冶研ぎの作業台
刀工による研ぎを鍛冶研ぎといい、この作業を経て研ぎ師による本格的な研ぎに入る。
宮入小左衛門行平氏
刀匠宮入小左衛門行平氏(右)と研ぎ師剣持直利氏(左)
貫禄ある金床
こちらの金床はかなり年代物だそうです。小槌で叩かれることで小さくなった金床の上部に、新しい鉄をつなげて使うのだそうです。上部の幅広の部分がつなげたところ。
ーーーーー
以上、宮入小左衛門行平氏を訪問した写真を紹介させていただきました。
本年夏頃までに刀身が完成し、研ぎや拵えの作業となる予定です。
また写真を公開させていただきますので、それまでしばらくの間お待ちくださいませ!