コラボレーション・アーティスト(タイム参加者) のコメントご紹介
vol. 3 2018-11-30 0
11/25に陸前高田ほんまるの家にてタイム設定ワークショップを行いました。わざわざ遠くから足を運んでくださった方、ご自身が関わっている地域でもワークショップをやってほしい、と嬉しいお申し出もいただきました!ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
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8月25日にせんだいメディアテークで行ったタイム設定会にご参加いただいた方々のコメントを一部ご紹介させていただきます。
・目の前で震災がおこり、不安の中、家族をはじめ近所の方々と協力して乗り切りました。その時に感じた人のあたたかさをありがたく思い出します。当時(38才)は”いかされた者”としてこれから”どう生きていくか”なぜ自分はいかされたのか暗い部屋の中で考えたものです。ただ今、言えることは、より良い未来を築くため、自分ひとりのチカラは小さいですが、未来ある子供たちや周囲の皆と協力して生きていこうと思います。(38秒 Y.K.さん)
・10年程前に、直島の家プロジェクトで初めて作品を観ました。水中で光るLEDは、デジタルにもかかわらず、なぜか暖かくランダムなカウントは心地良く感じました。現代美術は好きですが、今現在の自分に1番しっくりくる、共感できるアートでした。その作品の中に自分も参加できると聞き、ぜひ参加したいと思いました。また何かしらの形で、東北の復興への願いを伝えたいと思いました。たとえ0になっても、1つづつみ上げて、1歩づつ踏み出せば必ず前に進めるという希望を込めて。人は、苦しい時悲しい時、絵や音楽に救われる時があります。美術やアートは弱者に寄り添うのであってほしいと思います。今回のWSに参加させていただきありがとうございました。(1秒 J.Y.さん)
・昨年、Reborn-Art を観させていただいて非常に心に残る印象的な作品ばかりでしたので、その作品の1つに加われるならと参加を希望しました。1年1年加速されているように時が過ぎていってるけど、少し立ち止まる瞬間もあるので、3秒にしてみました。(3秒 Y.S.さん)
・震災直後に宮城に引越してきました。7年たって、復興もすすみ、景色が変わった場所もあります。ここで、この時間を過ごした証として参加しました。LEDの秒数は誕生日の数字。ゆったりと時を刻みたい。(212秒 M.Y.さん)
・”様々な思いが、数字LEDのカウントするスピードに託される”時間が作品となっていくことに興味をおぼえ、参加いたしました。9/4は、私の大切な友人が亡くなった日、彼女の鎮魂への気持ちをこめて選びました。(94秒 Y.M.さん)
・自分だけが気づくことができる好きな人の誕生日にしたら、楽しいと思い、また同じ場所にいなくても「大切」だという気持ちが伝わったらよいと思い参加しました。好きな人の誕生日を足した数です。122+81=203 (203秒 Sさん)
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9月25日に始まったクラウドファンディングも残り約50日となりました。100万円を超えるご支援をいただき誠にありがとうございます。
また最後まで応援よろしくお願い申し上げます。
「時の海-東北」プロジェクト