《寿来爺》の原作について
vol. 2 2015-11-17 0
脚本家の長屋さんがブログに、ディケンズの原作《クリスマス・キャロル》について
書いてくださいました。
19世紀、産業革命が進んでいったイギリスでは、経済成長とともに格差もひろがり
お金ばかりじゃないよ、という戒めも必要とされたのでしょう。
ほんとうに、現代にもそのまま通用するようなテーマ、なんですね。
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今日は、本番まであと一月ちょっとになった音楽狂言《寿来爺(すくるうじ)》の原作について書いてみたいと思います。
《寿来爺》の原作、それはチャールズ・ディケンズという19世紀イギリスの作家が書いた『クリスマス・キャロル』という小説です。
ディケンズという人は、大変に貧しい家庭に生まれ育ちながら、文学をこころざし
新聞に世評を書くことでデビューしました。・・・・・・・