残り10日「“ちょうどいい田舎”はどこにある?」
vol. 21 2025-03-15 0
【いよいよラストスパート】
クラウドファンディングも残り10日。
ここからは、これまでのまとめではなく、本当に伝えたかったことを言葉にしていきます。
田舎をどうするか。
すべてを救うのか、それとも見極めるのか。
僕が「さとまる不動産」を立ち上げた理由も、この問いと向き合った結果でした。
地方の未来を考える上で大切なのは、「すべての田舎を残す」ことではなく、「どう残すのかを考える」こと。
そのためには、「ちょうどいい田舎」という概念を整理し、未来につなげる方法を見出す必要があります。
今日は、その話をしたいと思います。
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本日のテーマ:「“ちょうどいい田舎”はどこにある?」
◆ すべての田舎を救うことはできるのか?
日本各地で人口減少が進み、多くの地域が「どう生き残るか」を模索しています。
移住促進、観光資源の開発、企業誘致——
さまざまな施策が講じられていますが、果たして「すべての田舎を救うこと」は現実的なのでしょうか?
どんな街も、かつては人が住み、にぎわいがありました。
しかし、すべての地域が同じ方法で存続できるわけではありません。
地方の価値を考える上で重要なのは、「生き残るべき田舎」と「役割を終えつつある田舎」を見極める視点ではないでしょうか。
これまでのまちづくりの議論では、「都市を維持するか、田舎を守るか」という二元論になりがちでした。
でも、現実はもっと多様です。
大事なのは、 「残すべき田舎を、ちょうどいい形で残すこと」 だと思っています。
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◆ 「ちょうどいい田舎」とは?
田舎には、大きく分けて3つのタイプがあると考えています。
- 救いやすい田舎 —— 都市部に近く、観光・移住のポテンシャルがある地域
- 条件付きで救える田舎 —— 強い地域資源を持つが、活用の仕組みが未整備な地域
- 縮小を前提にすべき田舎 —— 住民の高齢化が進み、持続可能性が低い地域
この中で、僕が注目しているのは 「救いやすい田舎」 です。
具体的には、都市圏から1時間~2時間圏内で、不動産市場が十分に機能していない地域。
例えば、江田島、呉市のとびしま海道、東広島市の福富町・豊栄町、尾道市の向島-生口島 などがそれに当たります。
こうした地域は、「地方の魅力」と「都市の利便性」のバランスが取れているため、これからの田舎の生き残り方を考える上で大きな可能性を秘めています。
田舎を「ただ残す」のではなく、「どう残すか」を考えるフェーズに入っていると感じています。
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◆ 田舎の「幸せな縮み方」とは?
縮小=衰退ではありません。
むしろ、これからのまちづくりで求められるのは、「幸せに縮む」という視点ではないでしょうか。
例えば、
・ コンパクトな街づくり —— 生活機能を集約し、移動やインフラの負担を軽減する
・ 空き家の適切な活用 —— すべてを残すのではなく、活かせるものを見極める
・ 新築とのバランス —— ただ古い家を残すのではなく、地域に合った形でアップデートする
田舎を“無理に維持する”のではなく、「残すべきところに力を入れる」 ことで、選ばれる場所へと変わっていくのではないでしょうか。
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◆ さとまる不動産が目指すもの
僕たちは、「田舎をすべて救うこと」や「とにかく移住者を増やすこと」を目標にはしていません。
大切なのは、「地域に関わるすべての人が、心地よく暮らせる仕組みをつくること」
そのために必要なのは、「残すべきもの」と「手放すべきもの」を見極める視点です。
・ 活かせる空き家は、地域の魅力を引き出す形で再生する
・ 持続可能な範囲で、田舎の価値を最大化する
・ 「この田舎だからこそ」と思える選択肢を増やしていく
“ただ住む場所” ではなく、「この地域で暮らすことが楽しい」と思える仕組みをつくる。
それが、これからの田舎の生き方なのではないでしょうか。
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【現在の進捗】
・支援金額:631,000円(63%達成)
・支援者数:50人
・終了まであと11日
このクラウドファンディングが、「田舎との関わり方の選択肢」を広げるきっかけになれば嬉しいです。
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