オンライン上映会のご報告
vol. 2 2020-04-26 0
こんばんは。『Purple Sun』共同プロデューサーの今井太郎です。
昨夜、『Purple Sun』クラウドファンディング開始のキックオフイベントとして、カルロ・エンシーソ・カトゥ監督の初監督作『ぼくは詩の王様と暮らした』をオンラインでライブ上映させていただきました。
僕はカメラの前に立つのが好きではないので裏方の仕事をしているのですが、昨日は司会にも挑戦させていただきました。
最初は誰も観てくれなかったらどうしようと不安だったのですが、44人もの人がライブで観てくれたようです。外出自粛中の土曜日のゴールデンタイムに観て頂いた皆さま、ありがとうございました。
44人という数字をどう見るかは考え方次第だと思いますが、お金をかけず最低限の準備で、初めての試みとしては大成功だったのかなと思っています。上映後のディスカッションでも色んな質問も頂けて、手応えはあったと感じでいます。
反省点としては、Zoomの僕以外の声が聞こえにくかった事です。事前テストはしたのですが、その点に気づかず、申し訳ありませんでした。今後また上映会をやるとすれば、この問題は改善しようと思います。後は、配信の画質も、ネット接続に問題が出ない程度でもう少し良くなるように研究したいと思います。
今回はクラウドファンディングに関連しての上映会でしたが、今後定期的に、同様の上映会ができるよう検討していきたいと思います。一つの案としては、フィリピン映画シリーズ。上映後に監督から紹介の会ったフィリピンのLockdown Cinema Clubと提携して、無料上映と同時に投げ銭を募集して、Lockdown Cinema Clubに寄付する案。Lockdown Cinema Clubについては以下のURL参照。
https://www.facebook.com/lockdowncinemaclub/
もう一つの案は、フィリピンに限らず、東南アジアの若手監督の作品を無料上映し、投げ銭を募ったり、ライブ上映後に同作品をVimeoで有料配信。収益は作品提供者に還元。基本的に日本向けの上映となるので、日本語字幕付きの作品に絞る。東京国際映画祭、フィルメックス、大阪アジアン映画祭、アジアフォーカス、国際交流基金等に協力してもらい、過去に上映された作品の日本語字幕を提供してもらう。東南アジアに限らず、アジア、世界と範囲は広めてもいいと思いますが、最初はフィリピンからでもいいかも知れませんね。
また、日本の若手監督の作品を英語字幕付きで、世界に向けて上映しても面白いと思っています。この場合、海外の映画祭で上映されて英語字幕が既にある作品が理想です。
課題としては上記のように寄付ベースでやる場合、人を雇う事が難しいので、僕が一人で作品募集、選定、宣伝、上映、司会、通訳をせねばならず、多くても月1回が限度かなと思っています。まずは一人でやって、もっと広がれば誰かに協力してもらってもいいかもですね。
昨日の上映会の上映後の監督とのディスカッションのアーカイブは以下から視聴可能です。権利の関係と、クラウドファンディングの特典にも入っていることから、本編は削除させていただきました。
肝心のクラウドファンディングの方は、今日が2日目になりましたが、今のところ2日目で7%、71,000円とまずまずの走り出しかなと思っています。既にご支援頂いた皆さま、本当にありがとうございます!
そして、目標達成に向けて頑張って参りますので、ご支援及び、ご家族、お友達、同僚の方々、お知り合いの方々にもご紹介頂ければ幸いです。
これから1ヶ月間、よろしくお願いします!
「Purple Sun」共同プロデューサー
今井太郎