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日本とアジアの森林を持続可能に 2つの映像作品制作をクラウドファンディングで実現!

日本とアジアの森林を持続可能に
ー2つの映像作品の制作プロジェクト

世界各地で伐採・消失の危機にさらされている森林。日本とアジアの森林の現実を描く映像作品2本(オリジナル作品と翻訳作品)を制作します。生態系を守りつつ人々の生計も成り立たせる「持続可能な森林」のあり方を提案します。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,500,000円を達成し、2020年6月5日23:59に終了しました。

コレクター
159
現在までに集まった金額
1,703,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,500,000円を達成し、2020年6月5日23:59に終了しました。

プロジェクトをブログやサイトで紹介

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PRESENTER
PARC

アジア太平洋資料センター(PARC)は、すべての人が対等・平等に暮らすことのできる社会をめざして、調査研究、政策提言、市民講座「PARC自由学校」、雑誌「オルタ」の発行、フェアトレード・ブラック企業・TPPといった世界や日本社会の問題をわかりやすく伝える教材ビデオの制作などの活動を行ってきました。このたび、日本とアジアの森林をテーマにした映像制作のクラウドファンディングを行います。オリジナル・翻訳の2つの映像作品を通して、生態系を守りつつ人々の生計を成り立たせる「持続可能な森林」のあり方を提案するプロジェクトです。ぜひご支援をお願いいたします!

このプロジェクトについて

世界各地で伐採・消失の危機にさらされている森林。日本とアジアの森林の現実を描く映像作品2本(オリジナル作品と翻訳作品)を制作します。生態系を守りつつ人々の生計も成り立たせる「持続可能な森林」のあり方を提案します。

★目標達成の御礼と追加目標に向けたご支援のお願い★

おかげさまで、6月2日をもって150万円の目標金額を達成することができました。
新型コロナウイルス感染症による影響が広がる中で温かいご支援をくださっているみなさまに改めて御礼申し上げます。

つきましては、本プロジェクトをさらに発展させるため、ストレッチゴール(追加目標)を設定します。キャンペーンの終了まで、ぜひさらに多くの方からご支援を集めることができればと思います。

◆ストレッチゴール(追加目標):180万円

当初の目標である150万円を超える分のご支援金については、

①作品完成後の上映会、イベント、オンラインシンポジウムなど、両作品の普及のための企画広報費(フライヤー作成、講師謝礼、会場費など)
②各作品のDVDに付属するフルーカラー解説冊子の制作(印刷費など)
(※解説冊子はオンラインでもPDFファイルとして無料公開)

に充てさせていただきます。

期限である6月5日まで、クラウドファンディングを続けてまいりますので、ご支援をお願いいたします!!

森林大国・日本の現実―切られすぎる森と災害被害の拡大

皆伐や大規模間伐施業によって荒れた全国各地の森林(提供:自伐型林業推進協会)

国土の約7割を森林が占める「森林大国」日本。森は水を蓄え、生き物のすみかとなり、そして人間の生業を生み出してきました。ところが、日本の森林は大きな課題を抱えています。中山間地域では林業の衰退に伴い、林業従事者が減少し、森林の荒廃が進んでいます。また戦後に植えられた造林木の林齢が50年を超えたことで、政府は「伐採時期を迎えた」として大規模化・集約化を促進。多くの森で大規模な主伐(皆伐)が行われ、見た目も無残な姿に変わった山も少なくありません。森を失った山は、数年経つと根の土壌を抑える力(緊縛力)が弱まり、大雨や台風などの災害の際、崩落や土砂崩れを引き起こすこともあります。気候変動によって豪雨が日常化している中で、各地で土砂崩れによる被害が報告されています。なぜ、このようなことが起こっているのでしょうか?

日本の林業政策の問題点

日本政府は、高度経済成長期の1964年に「林業基本法」を制定し、産業としての林業振興に取り組み始めました。具体的には、山林の「所有者」と伐採などの「施業者」を分離し、山林も労働も集約して大規模施業化する方針です(「施業委託型林業」)。所有者は自ら山で施業せず、森林組合や民間の林業事業者へ仕事を委託する方向が推進されました。これにより所有者が林業をしないことが当たり前となり、地域は森林・林業から遠ざかってきました。その結果、1950年代には45万人だった林業就業者も、現在では10分の1の約4万人にまで激減しました。

森林組合や民間業者が主体となる施業委託型林業は、政府の補助金によって成り立ってきました。その補助金が、荒い作業道づくり、荒い間伐を引き起こしてきました。さらに近年、政府は50年前後で人工林をすべて伐ってしまう短伐期間伐施業を推進しています。これは、国有林の緑のオーナー制度や各県が行った50年契約の県行造林が実施して大赤字(それぞれ約4兆円)を出したやり方です。そのために、大型機械の導入にも多額の補助金を支出しています。こうした政策の結果、林業は持続可能でなくなっているのです。

例えば所有者が伐採を委託すると1ヘクタールあたり約50万円の収入となりますが、伐採後の山に再造林をすると1ヘクタールあたり約100万円かかるほか、下草刈り費用も必要であるため大赤字となります。本来、100年以上の寿命を持つスギやヒノキは、長期間育てるような森林経営をすれば、樹齢に合わせた木材生産・加工ができ、無垢材など付加価値のある製品も生まれて収入も増えるはずです。しかし、短期的な利益追求のため50年ほどの樹齢で伐採されてしまえば、安定的で持続可能な森林経営にはなりません。

皆伐された山林(提供:自伐型林業推進協会)

政府は林業を「成長産業」と位置づけ、合板集成材の工場や木質バイオマス発電の利益につなげています。しかし、森林所有者の収益にはつながらず、補助金に縛られた状態で施業方法はコントロールされ、大規模化・集約化がますます進んでいます。さらに、2018年には民有林を対象として「森林経営管理法」が制定され、大量の人工林材を強制的に伐採させることが可能になりました。また、2019年には「国有林野管理経営法」が改正され、国有林を伐採・販売できる権利(樹木採取権)を民間企業に長期(最大50年間)・大ロット(数百ヘクタール程度)で与えることが推進されています。伐採後に企業が苗木を植えなおす義務はなく、皆伐されたまま森が放置される危険があります。林業者の収入につながらないだけでなく、大型機械が通るために作られる大規模な作業道は、土砂災害も誘発します。

森から地域を変えていく。小さくても持続可能な「自伐型林業」の可能性

伐採した木材を搬出する自伐型林業者(2015年 千葉県鴨川市)(提供:自伐型林業推進協会)

このように「持続可能でない」現在の林業を根本から転換しようとする新たな取り組みが、 「自伐型林業(じばつがたりんぎょう)」です。一言でいえば、適正な規模の森林の経営や山仕事を、山林所有者や地域住民が行う「自立・自営」の林業です。50年程度で皆伐するのではなく、100年以上の長期的な視点に立ち、定期的に適正な間伐を行う「多間伐施業」によって、良質な木材生産を行います。10年に一度の頻度で、2割以下の間伐を繰り返すため、100年先の森をイメージしながら間伐生産を主な収入にしていくことができます。樹齢を重ねるほど高品質材となるため、伝統構法などの木造住宅部材へ供給できれば単価もあがります。自伐型林業の場合でも、更新が必要になった山林は皆伐する場合もありますが、数反単位で小面積であるため環境への負荷や森林劣化を起こしません。さらに自伐型林業は現行林業よりも初期費用が安く、参入の壁が低いことも長所です。

徳島県那賀町・橋本光治さんの森。300以上の植種で持続可能な自伐型林業を実現(提供:自伐型林業推進協会)

自伐型林業の利点は、林業者に安定した収入を確保することだけではありません。中山間地に安定した生業が生み出されれば、移住・定住も促進され、 住み続けられる地域づくりの核になります。また自伐型林業は秋冬型の季節仕事が主になるため、兼業型が基本スタイルです。兼業・6次産業化、森の多目的活用など、自伐型林業を組み合わせることで地域にさまざまな仕事が創出されます。さらに、人の手が行き届いた持続可能な森を維持することは、獣害対策や防災・減災にもつながります。過去の紀伊半島豪雨、西日本豪雨では土砂崩れなど大きな被害がありましたが、自伐型林業の山林ではほとんど被害が見られなかったことも事実です。

持続する森へ―全国に広がる小さな林業者の輪

自伐型林業に多くの若者も参入している(提供:自伐型林業推進協会)

自伐型林業は、地方創生のカギとして大きく注目されています。林業者をめざす若者など新規参入者の動きを応援する自治体や企業も増えており、また NPO法人「自伐型林業推進協会」は全国で研修やネットワークづくりを促進しています。国連「持続可能な開発目標(SDGs)」のコンセプトは「持続可能性」ですが、「森林環境の保全ができる林業」として自伐型林業に取り組む地域が「SDGs推進自治体」にも認定されるケースもあります。各地で自伐型林業をめざす林業者は増え、それぞれの地域で工夫を凝らした活動が展開されています。本作品で取材する鳥取県智頭町では、Uターンした30代の若者が中心となり組織を立ち上げ、林業と福祉、住居、子育て(「森のようちえん」)などの活動、カフェを組み合わせています。

自伐型林業についてのセミナーには毎回多くの人が集まる(提供:自伐型林業推進協会)

PARCオリジナルDVD作品 『壊れゆく森から、持続する森へ』 (仮)は、日本の森林の現状とその背景にある日本の森林政策・地域の実態を、各地の取材や専門家の分析によって紹介します。その上で、全国各地に広がる自伐型林業について、その特徴や利点、現行林業との違いを紹介します。鳥取県智頭町の取り組みなどを中心に、現場で生き生きと活動する林業家と地域の姿をお伝えする映像作品です。日本の林業の現実と対案について、多くの皆様と共有し考えることを制作チーム一同、願っております。

●協力: 特定非営利活動法人 持続可能な環境共生林業を実現する自伐型林業推進協会(略称:自伐型林業推進協会)

●監修:上垣喜寛(自伐型林業推進協会 事務局長

●ディレクター:香月正夫(セミコ)

「史上最大の環境犯罪」(元英首相ゴードン・ブラウン)

「世界最大の金融スキャンダル」(英・ガーディアン紙)

「(米国金融市場を悪用した)史上最大の腐敗政治」(元米司法長官ロレッタ・リンチ)

マレーシア・ボルネオ島の熱帯雨林の消失には1400億円以上の贈収賄がかかわっていた。その事実関係とお金の流れを突き止めるために環境活動家や先住民族の闘士らは命懸けの調査と告発を行い、ついに33年間続いた独裁政権を打倒する。

独裁政権と世界の金融システムに切り込む四人の物語を映画監督エリック・パウザーとディラン・ウィリアムズが描く。

(2016/スウェーデン/カラー/78分)

『ボルネオ事件―熱帯林を破壊するダークマネー』予告編

あらすじ


独裁政権に反発するものの末路

1984年―スイス人環境活動家ブルーノ・マンサーはボルネオ島のジャングルでプナン族の暮らしに魅せられて、生活を共にするようになった。無機的な現代文明を逃れ、自然と調和した本来の人間らしい生活を送ろうとした矢先にブルーノが知ったのは、ジャングルの木々の伐採が進行し、その木材の多くが丸紅、住友商事、三井物産などの日本の商社に買い取られていく現実だった。自分の理想を体現するプナン族の暮らしとジャングルの自然を守るために、ブルーノは世界中に熱帯林の危機を知らせる活動を展開するのだった。

しかし、木材市場の巨大な利権を前にしてブルーノとその仲間による正義の告発は、マレーシア政府や企業には徐々に邪魔になっていった。そして2000年5月、プナン族のもとを訪れようとマレーシアのジャングルに入っていったブルーノは行方不明となり、帰らぬ人となった。ブルーノの遺志はその生まれ故郷スイス・バーゼルのブルーノ・マンサー財団に引き継がれることになる。

ブルーノの行方が分からなくなったころ、彼の仲間として一緒に違法伐採反対運動に取り組んでいたムタンもまた独房と拷問部屋を往復する日々を送らされていた。利権をむさぼる独裁政権に反抗したためである。釈放後、ムタンはもはや故郷に帰れず、カナダに居を移すのだった。しかし、熱帯林から、つらく寒い冬を迎えるカナダへ移住した後も、ムタンはプナン族と森林のことが気になっていた。


ロンドンより、「ハローーーーーー! マレーーーシア!」

時は流れ、2010年、イギリス・ロンドンではムタンと同じように祖国を離れなければならなかったマレーシア人ジャーナリストのピーターとマレーシア生まれの環境活動家クレアが遠く離れた土地からボルネオ島のマレーシア・サラワク州で起きている問題を訴えるために日々「ラジオ・フリー・サラワク」の収録に明け暮れていた。

クレアは、ボルネオ島のマレーシア・サラワク州で首席大臣として独裁政権を敷くアブドル・タイブ・マハムドが許してきた違法伐採の問題を指摘してからというもの、マレーシア政府関係者から殺害予告めいた脅迫まで受け取っていた。ピーターも同様である。しかし、命を危険にさらしてでも、守らなければならないものがある―。二人のラジオ局はマレーシア政府からハッキングや電波妨害を繰り返し受けるが、あきらめずに発信をつづけるのだった。


巡り合う、活動家たち

クレアとピーターのラジオ放送はインターネットを通じてカナダにいるムタンのところに届いていた。それはムタンの心にもう一度火をつける。そしてムタンは20年以上離れていたプナン族の村に帰る。しかし、ムタンがその目でみたものは、ダム湖に沈んでゆく森林のなれの果て、そして今も続けられる過剰な伐採行為だった。

かつて一緒に森林を駆けたプナンの仲間は語る。「いつまでも私たちのことを忘れないでいてくれ」と。ムタンはその想いに応えるべく、ラジオ・フリー・サラワクの二人と協力し、タイブ政権の責任を追及するのだった。

タイブ政権打倒まで

タイブ政権が違法伐採を黙認できる背景には膨大な賄賂が絡んでいるはずだ―。クレアはブルーノの遺志を次いでスイスで活動するルーカスとともに、タイブの贈収賄によるお金の流れを追っていた。二人はついに米国の不動産業者がタイブの隠れ財産の一部を管理していたことを突き止めるが、その直後に業者はビニール袋をかぶって自殺してしまう。

しかし、それでもクレア、ルーカス、ピーター、そしてムタンの追及は止まらない。四人はタイブの贈収賄が13億ドル(約1400億円)を超えることと、それをドイツ銀行などの世界の名だたるメガバンクが黙認してきたことを突き止めるのだった。銀行が、何も疑うことなく膨大な資産を右から左へと流してきたことで、「史上最大の腐敗政治」を可能にしてきたのだ。四人はタイブ本人だけでなく、マレーシア政府とグローバルな金融システムに対する告発をつづける。そして2014年、サラワク州で33年間の独裁政治を敷いてきたタイブはついに辞任することになる。その後継者はタイブと一線を画し、マレーシアで一切の違法伐採を許さない、と約束する。四人はつかの間の勝利を喜ぶのだった―。

しかし、後継者の死後、タイブは手下に再度サラワク州を牛耳らせ、サラワクの森林では今日も土地紛争の中で森林伐採が横行する。ただ、映画は四人の命がけの闘いと、そのつかの間の勝利を描いて幕を閉じる。森林劣化や森林減少を通じた地域住民や先住民族の土地権侵害への日本企業の関与を止めるのは、これからの私たちの責任であると投げかけるかのように―。

制作スケジュール

壊れゆく森から、持続する森へボルネオ事件
3月取材・編集翻訳
4月取材・編集編集
5月編集・仕上げ日本向け解説映像制作
6月下旬完成、完成記念上映会完成、完成記念上映会

完成後の展開

完成した二つの作品はそれぞれDVDとして発売いたします。ウェブサイトまたはお電話、FAXでアジア太平洋資料センター(PARC)にお申込みいただければ直接お送りいたします。また一般書店や大学生協などからも注文が可能です。PARCでは、国内外の環境問題や人権問題をテーマにした映像作品を50本以上制作しております(これまでの作品の一覧はこちらから)。

DVD発売後は、支援者をはじめとする皆様に広く上映会を呼びかけていきます。いずれの作品も、DVDをお持ちの方であればどなたでも、上映1回につき1万円(税別)の上映料をお支払いいただくことで上映会を開催可能です。

特典

3,000円 「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に1名様をご招待
3,000円 「ボルネオ事件」完成記念上映会に1名様をご招待
10,000円 「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に1名様をご招待
「壊れゆく森から、持続する森へ」DVD1枚を謹呈
10,000円 「ボルネオ事件」完成記念上映会に1名様をご招待
「ボルネオ事件」DVD1枚を謹呈
18,000円 「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に1名様をご招待
「壊れゆく森から、持続する森へ」DVD1枚を謹呈
「ボルネオ事件」完成記念上映会に1名様をご招待
「ボルネオ事件」DVD1枚を謹呈
50,000円 〈便利な暮らしを問い直す〉DVD 5枚組セットを謹呈(※1)
「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に2名様をご招待
「ボルネオ事件」完成記念上映会に2名様をご招待
80,000円 「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に1名様をご招待
「壊れゆく森から、持続する森へ」DVD1枚を謹呈
「ボルネオ事件」完成記念上映会に1名様をご招待
「ボルネオ事件」DVD1枚を謹呈
いずれかの作品について、講師派遣+上映会開催(※2)

(※1)特典:〈便利な暮らしを問い直す〉DVD 5枚組セットについて
今回制作される新作2タイトルに、PARCのDVDのうち、環境教育・国際理解教育の教材として広く活用され、各地の上映会でも人気の新作タイトル3本を加えた、計5枚組のDVDセットを特典として謹呈します。
《セットに含まれるタイトル》
・『壊れゆく森から、持続する森へ』(新作)
・『ボルネオ事件―熱帯林を破壊するダークマネー』(新作)
『プラスチックごみ―日本のリサイクル幻想』(2019年、28分)
『コンビニの秘密―便利で快適な暮らしの裏で』(2017年、39分)
『スマホの真実―紛争鉱物と環境破壊とのつながり』(2016年、35分)

(※2)特典:講師派遣+上映会について
講師による解説付きの上映会の開催を希望される方向けの特典です。いずれかご希望の作品について、1回分の上映権と、作品の解説や最新情報を提供できる講師の派遣を、特典として提供します(講師例:中嶋健造さん〈NPO法人自伐型林業推進協会・代表理事〉、上垣喜寛さん〈同・事務局長〉)。
ご希望の日時や詳細は個別にお問合せください。
《講師派遣+上映会セットに含まれるもの》
 ・『壊れゆく森から、持続する森へ』または『ボルネオ事件』いずれかの上映権1回分
 ・講師への謝礼(交通費・宿泊費がかかる場合は、別途ご自身でご負担ください)

※写真はイメージです

想定されるリスクとチャレンジ

上記のオリジナル制作、翻訳制作それぞれに約150万円、合計で約300万円の費用がかかります。この制作費用の半分ほどをクラウドファンディングで皆様に支援いただきたいと考えております。仮に資金が目標に達成しなかった場合にも、作品は予定通りに必ず完成させます。しかし、近年は多くの学校・大学でも予算が削減されている中、少しでも販売価格を下げることが、より幅広い層への波及に不可欠です。クラウドファンディングで一人でも多くの方にご支援いただくことは販売価格の引き下げに役立ち、より多くの視聴者にメッセージが伝えられることへと直結します。

プロジェクトへの応援メッセージ

アンニャ・ライト(シンガーソングライター/環境=文化NGOナマケモノ倶楽部共同代表

私がサラワク州のプナン族の物語を知ったのは1986年のことでした。スイス人の羊飼い、ブルーノ・マンサーが撮影した、ブルドーザーの前に立ちはだかる部族の男や女たち、子どもたちの写真が彼らの物語を世界に知らしめたのです。ブルーノ・マンサーは、私に全てのことが「こころ」次第だと教えてくれました。プナンの人々は彼らのこころに従って、命の源であり、故郷である森を守ろうとしたのです。そして、どんなに憎しみや怒り、暴力にさらされても彼らが非暴力的であり続けたのも、彼らのこころがあってこそです。今こそ学び、変わり、人類という種の進化の高みへと帰還すべき時です。プナン族の人々が、彼らのこころが示してくれた平和で、優しく、誠実で持続可能な生き方に。

彼らの想像しがたい逆境に立ち向かった希望とレジリエンスの物語がこのような映像作品を通して共有され続けていることをありがたく思います。私たちの持つつながりを理解し、この母なる地球の全てのいのちを守るために必要とされる根本的な変革を後押しするためにも、このプロジェクトはみなさんが支援し支持するに値するものです。

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マテック・ゲラム(サラワク・ダヤック・イバン協会(SADIA))

私の国の先住民族たちは、森林伐採とアブラヤシ(パーム油)・プランテーション産業の活動によって犠牲にされてきました。これらの産業の商品の買い手となってきたのが、あなたたちの国・日本です。アデナン・サテム大臣のもとで、新たな森林伐採ライセンスの発行が停止され、森林伐採は一時的に減少を見ました。しかし、彼の死後、サラワク州政府の政策は、タイブ・マハムド時代のものへと逆戻りしています。私は、日本の企業が、サラワク州から木材やパーム油を買うのをやめることを求めています。

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上垣喜寛(『壊れゆく森から、持続する森へ』監修者/自伐型林業推進協会 事務局長

森をどうやって未来へつなぐのか―。広大な森林を背に、日々の暮らしを送る私たちに突きつけられている課題です。また、災害大国を生きる私たちにとって、放っておけないテーマでもあります。これまで国やメディアは「山林所有者は意欲がない」と煽り、「素人は手を出してはいけない」として、山主にかわって林業事業体や森林組合にすべての管理を任せしてきました。すべては誰かがやってくれること“タニンゴト”になり、山のことを“ジブンゴト”として語れる人はいなくなりました。こんなに豊かな森林。先代からの山を自ら引き継ぐ、地域の森をみんなで管理する。この映画『壊れゆく森から、持続する森へ』に登場する話には、“タニンゴト”から“ジブンゴト”へのヒントが詰まっています。

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川上豊幸(『ボルネオ事件』日本語版制作協力/レインフォレスト・アクション・ネットワーク 日本代表

日本のコンクリート建設に使われる型枠合板や床材の基材に使われる木材は、多くがマレーシアのサラワク州から供給されており、その利権構造を支えています。現地企業の木材伐採やパーム油生産のためのアブラヤシ農園開発等の皆伐による木材採取のために、先住民族である地域住民は土地や森を追われており、さまざまなかたちで抗議活動が今も続けられています。『ボルネオ事件』の勝利の場面を再び実現できるように、まずは彼らの闘いの軌跡を広く知ってもらえればと思います。

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森と暮らしのつながりを考えましょう!

森林の荒廃・消失は、水資源の枯渇、災害の多発、気候変動といったさまざまなかたちで、私たちのいのちを脅かします。一方で、持続可能な森林経営の実現は、豊かな自然環境の保全につながるだけでなく、地域に生業をもたらし、コミュニティを育みます。二つの映像作品を通して、森林をめぐる議論が多くの方々に広がることを願っております。どうぞご支援をよろしくお願いします。

リターンを選ぶ

  • 3000

    「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会にご招待

    • 「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に1名様をご招待
    • 2020年06月 にお届け予定です。
    • 39人が応援しています。
  • 3000

    「ボルネオ事件」完成記念上映会にご招待

    • 「ボルネオ事件」完成記念上映会に1名様をご招待
    • 2020年06月 にお届け予定です。
    • 28人が応援しています。
  • 10000

    「壊れゆく森から、持続する森へ」DVD謹呈・完成記念上映会にご招待

    • 「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に1名様をご招待
    • 「壊れゆく森から、持続する森へ」DVD1枚を謹呈
    • 2020年06月 にお届け予定です。
    • 33人が応援しています。
  • 10000

    「ボルネオ事件」DVD謹呈・完成記念上映会にご招待

    • 「ボルネオ事件」完成記念上映会に1名様をご招待
    • 「ボルネオ事件」DVD1枚を謹呈
    • 2020年06月 にお届け予定です。
    • 13人が応援しています。
  • 18000

    二作品のDVD謹呈・完成記念上映会にご招待

    • 「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に1名様をご招待
    • 「壊れゆく森から、持続する森へ」DVD1枚を謹呈
    • 「ボルネオ事件」完成記念上映会に1名様をご招待
    • 「ボルネオ事件」DVD1枚を謹呈
    • 2020年06月 にお届け予定です。
    • 42人が応援しています。
  • 50000

    DVD5枚組セット謹呈・完成記念上映会に2名ご招待

    • 〈便利な暮らしを問い直す〉DVD 5枚組セットを謹呈
    • 「ボルネオ事件」完成記念上映会に2名様をご招待
    • 「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に2名様をご招待
    • 2020年06月 にお届け予定です。
    • 4人が応援しています。
  • 80000

    講師派遣+上映会開催・二作品のDVD謹呈・完成記念上映会にご招待

    • 「壊れゆく森から、持続する森へ」完成記念上映会に1名様をご招待
    • 「壊れゆく森から、持続する森へ」DVD1枚を謹呈
    • 「ボルネオ事件」完成記念上映会に1名様をご招待
    • 「ボルネオ事件」DVD1枚を謹呈
    • いずれかご希望の作品について講師派遣+上映会開催
    • 2020年06月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。