世界観や感情を他者と共有する、手紙みたいな―小山田徹さんからの応援コメント
vol. 21 2025-05-06 0
「第3回刑務所アート展」クラウドふぁンディングへ、美術家であり京都市立芸術大学理事長・学長の小山田徹さんから応援コメントをいただきました。
小山田徹 美術家、京都市立芸術大学理事長・学長
<プロフィール>
美術家。1961年鹿児島生まれ。1984年、パフォーマンスグループ ダムタイプを友人達と立ち上げ、国内外で活動。90年代以降は「共有空間の獲得」をテーマに、様々な人々が集まって交歓できる多様な場の開発を続けている。2010年より京都市立芸術大学教員。現在、京都市立芸術大学理事長・学長。
<応援コメント>
ここ数年、近畿の刑務所、少年鑑別所などからの絵画作品の評価に携わっています。毎回、数多くの作品が手元に届き、一つ一つにとても深いメッセージと新鮮な感覚を感じています。絵を描くという事は、自分の心と向き合い、感じた世界観や感情を他者と共有する事でもあります。手紙みたいなものだと思います。私は、手紙に返信するつもりで一つ一つに文章を書いています。作者に届いていればいいのだけれど。誰もが、制限のない自己との向き合いが出来る事を願っています。刑務所アート展を応援しています。
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小山田さん、応援コメントありがとうございます。
皆さんもぜひ、手紙を読み、返事を書くようなつもりで、会場へお越しください。
5月26日まで、第3回「刑務所アート展」展示会の開催資金を集めるため、目標250万円のクラウドファンディングを実施しています。ぜひ、プロジェクトページをご覧になり、ご支援いただければ幸いです。
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