【残り7日】なぜ、今の時代に「映画」なのか? 「2027年までの計画」公開!
vol. 14 2026-01-27 0
皆様、こんにちは。
映画『OUT』監督の川俣正志です。
クラウドファンディング終了まで、ついに残り7日となりました!この度の皆様の熱いご支援、本当にありがとうございます。
今日から最終日にかけて、このプロジェクトの「今後の展開計画(ロードマップ)」を毎日シェアさせていただきます。
映画を完成させることは、ゴールではありません。あくまでスタートラインです。 そこから映画祭への出展、イベント上映、配給、そして劇場公開などなど。社会的認知を広げ、本作を「ひきこもり」問題解決へ繋げるには本当に長く険しいものです。
■ 映画が「届かない」時代の中で
正直な話をします。 本作のような自主映画が、大手シネコン(TOHOシネマズさんやイオンシネマさんなど)でいきなり上映されることは稀です。 基本的にはミニシアターでの単館上映や、2023年公開『侍タイムスリッパー』のように、たった一つの館から口コミで広げていく「泥臭い戦い」が主流となります。
海外に目を向けても現実はシビアです。 例えば、全米最大級サンダンス映画祭のような権威ある場所で賞をとっても、それが私たちの身近な映画館での上映を保証することにはなりません。社会課題を扱った素晴らしい邦画作品が五万とあっても、アートハウス系の劇場で1〜2週間上映され、誰にも知られずに終わってしまう事例があまりにも多いのです。
■ 「キャンプファイヤー」の火を消さないために
さらに2026年現在、Netflixなどの配信プラットフォームや、TikTok・Instagramの縦型動画がエンタメの主流となっています。 これは他人事ではありません。僕自身、それらのコンテンツに日々楽しませてもらっていますし、多忙になると映画館から足が遠のいてしまう現状に、自分も「Z世代の一員」なのだと痛感します。
しかし、効率よく消費されるコンテンツばかりになれば、「映画」という文化の本質は失われてしまいます。 暗闇の中で、見知らぬ人たちと同じ物語を共有する体験。それは、かつて原人類がキャンプファイヤーを囲み、噂話や物語を語り合った「つながり」の起源に近い行為だと僕は思っています。
スマホの画面をスクロールし続け、AIによって真実と嘘の境界が曖昧になる今だからこそ、人々は「本質的な物語(ストーリー)」を求め始めています。 事実、米・Google社でも「Storyteller」という職種の募集があったそうです。人の心を動かすのは、いつだって人の感情を揺さぶる「物語」だからです。
■ 既存のルートには乗らない僕たちの戦い方。
では、どうすればこの体験を一人でも多くの方へ届けられるのか? どうすれば、『OUT』という作品を通じて、分断された社会に「つながり」を創出できるのか?
僕たちは、既存の映画ビジネスの常識——「作って、映画館で流して、終わり」——には従いません。 泥臭く、しかし確実に、社会の中に深く根を張りながら、世界へと枝を伸ばしていく「独自の戦略」があります。
明日からクラウドファンディング最終日にかけて、2026年春以降の「7段階の展開計画」を毎日一つずつ公開していきます。 単なる上映活動にとどまらない、僕たちの挑戦の全貌を見届けていただければ嬉しいです。
最後まで、応援をよろしくお願いいたします!
川俣正志
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