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能と狂言の上演団体『銕仙会』を #応援させて!をクラウドファンディングで実現!

能と狂言の上演団体『銕仙会』を #応援させて!
なんとかコロナ禍を乗り越えて欲しい!

能楽師・鵜澤光のファンだから、彼女の所属する銕仙会にがんばって欲しい! ファンの力を結集してお金で応援したい!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額500,000円を達成し、2020年8月20日23:59に終了しました。

コレクター
150
現在までに集まった金額
1,520,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額500,000円を達成し、2020年8月20日23:59に終了しました。

Presenter
堀 香織 プロフィールを表示

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PRESENTER
堀 香織

ライター/編集者/「日本酒サロン粋(sui)」店主 雑誌『SWITCH』の編集者を経て、フリーに。『Forbes JAPAN』、Yahoo!ニュース特集、esse-senceほか、各媒体でインタビュー記事を中心に執筆中。是枝裕和『映画を撮りながら考えたこと』、小山薫堂『妄想浪費』などブックライティングも手がける。好きな言葉は”Go your own way. Let others talk.”。石川県金沢市で生まれ、東京で育ち、7年の鎌倉住まいを経て、2022年2月より京都に移住。現在の家は人生始まって26軒目、目指すは43回引っ越した谷崎潤一郎。

このプロジェクトについて

能楽師・鵜澤光のファンだから、彼女の所属する銕仙会にがんばって欲しい! ファンの力を結集してお金で応援したい!

能と狂言の上演団体「銕仙会」がこの苦境を乗り越えられるよう、#応援させて!

能楽師・鵜澤光のファンのひとり、堀香織と申します。

能や狂言の世界に詳しくもなく、鵜澤光の友人として彼女の主演舞台を毎年見に行っているだけの者であり、その世界をこよなく愛する生粋のファンの方々に対してたいへん恐縮ではありますが、まさに「いても立ってもいられず」という気持ちで、今回クラウド・ファンディングを立ち上げさせていただきました。

光さんとの出会いは2014年の正月にさかのぼります。その日、私は旗の台のバーで友人ふたりと飲んでいたのですが、そこにふらりとひとりで入ってきた小柄な女性が光さんでした。「ひとりだったら一緒に飲まない?」という私たちの誘いを素直に受け入れた彼女は、「鵜澤です。能楽師をしています」と名乗ったときに、「えー! お能やってるの?」と反応した私たち3人に逆に驚いていました。「ノウガクシ」という言葉で「能舞台に立つ演者」とわかる人はとても少ないのだそうです(ただの年の功です…)。

私たちはすぐに打ち解け、翌月の2月14日、宝生能楽堂で行われた銕仙会の定期公演を見に行きました。光さんは「藤」という演目で主演されたのですが、本当に素晴らしかった。興奮のあまり私たちは、交通網がストップ寸前という大雪の夜にもかかわらず、そのまま能楽堂の隣の居酒屋に入り、観たばかりの舞台についてあれこれと熱く語り合ったのでした。

その後、自分が主催する異業種交流会にて、「銕仙会青山能鑑賞ナイト」と称したイベントを1年に一度開催しています。たったいま舞台で熱演されていた光さんや他の能楽師さんを目の前にお迎えし、杯を交わしながら熱く語り合うというのは特別な時間のようで、これまでに5回行っていますが、非常に好評です。この鑑賞ナイトをきっかけにお能の稽古を始めた方もいます。

しかし、その光さんが所属している銕仙会の定期公演がコロナ渦の影響で先日延期となりました。お能の世界をほんの少し知っただけの私ですが、日本の歴史や文化がごっそり投入された素晴らしい芸能がこれからも続いていくことを心より祈り、僭越ながらクラウドファンディングを立ち上げることにした次第です。

「銕仙会」の常連の方!
「鵜澤光」のファンの方! 
「銕仙会青山能鑑賞ナイト」に参加して、お能の世界を堪能された方!
「能や狂言」という日本の素晴らしい芸能がすたれてしまうのは困るという方!
「いつか見てみたい」と思っていた方! 

公演チケットや鵜澤光によるワークショップなどを盛り込んだ豊富なリターンをご用意しました。ぜひともご協力お願いします!

銕仙会能楽研修所
東京都港区南青山4-21-29
03-3401-2285(平日10~17時)
*鵜澤光さんや銕仙会の承諾をいただいてクラウド・ファンディングを始めています。

銕仙会 代表理事長 九世観世銕之丞よりひと言

銕仙会は江戸時代後期に観世流の宗家十五世観世左近元章のときに分家した観世銕之丞家を中心とした能楽の上演団体です。近年は伯父の寿夫や榮夫、父の八世銕之亟を中心として従来の作品の演出的見直しを始め、広く舞台芸術の視野から能を見直し、全ての役を大切にすることで密度の高い舞台を実現してきました。

またこれまで復曲能や新作能の上演、海外公演や能楽鑑賞教室、公開講座など企画公演のほか、他ジャンルとのコラボレーションなど多岐にわたり、今に生きる演劇としての演能活動を続けて参りました。

ご存知の通り、能は室町時代に観阿弥・世阿弥父子によって大成された芸能ですが、戦国時代には豊臣秀吉ら戦国大名にも愛好され、また江戸時代に入ると幕府公認の式楽として能楽は保護され、諸大名に奨励されるようになりました。いわゆる大名お抱えの芸能者となり、能楽はより洗練された高度な芸能へと発展していき、その頃、およそ現在の形の能楽が完成したと言われています。さらに能楽は市井にも稽古事として浸透し、一般教養としての市民権をも獲得していきます。

しかし明治維新を迎えて幕府が解体すると、後ろ盾を失った能楽は多くの芸能同様、存亡の危機に晒されます。その後も関東大震災や戦争によって多くの能舞台や面装束、そして多くの能楽師の命が失われました。

そうした度重なる能楽存亡の危機を先人たちはまさに命がけの努力によって乗り越え、現代まで受け継いできたのです。我々も先人から受け継いだこの能楽を次世代、さらにその次の世代へと確実に伝えていかなければなりません。

興行には多くの資金が必要です。殊に能楽は先人が代々受け継いできた、能楽師にとっては命ともいえる貴重な能面や能装束の維持管理、定期的な補修や新調が必要不可欠で、それには莫大な費用がかかります。同時に能舞台や研修所建物も日々維持管理していかなければなりません。

今回のコロナ禍で能楽界は甚大な損害を被っております。主催公演だけでなく、薪能やホール能等の受託公演はことごとく中止もしくは延期を余儀なくされ、また自前の舞台を持っている団体は公演や稽古場としての貸付収入も皆無となってしまいました。感染の第2波、第3波も確実視されており、少なくとも年内の活動は大変厳しい状況だと言わざるを得ません。

先程も申しましたように、能楽はこれまでの歴史において何度も存亡の危機を迎え、その度に乗り越えてきました。今回の危機も能楽界全体で力を合わせ、何とか乗り越えていきたいと思っておりますが、更に皆様からのお力添えを賜わることができましたら、幸甚に存じます。

皆様、何卒お力添え賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

観世銕之丞(かんぜ・てつのじょう)◉観世流シテ方能楽師。1956年生まれ。八世観世銕之亟静雪(人間国宝)の長男。伯父観世寿夫、および父に師事。1960年、4歳で初舞台。1964年に能『岩船』で初シテ。2002年、九世銕之丞を襲名。2008年度日本芸術院賞受賞。2011年紫綬褒賞受章。力強さと繊細さを兼ね備えた謡と演技には定評がある。ニューヨーク、ポーランド、韓国等、海外公演にも多数参加。また新作能に出演、演出を勤めるほか、映画や現代音楽とのコラボレーション作品に参加するなど、古典を越えた世界でも幅広く活躍。 重要無形文化財総合指定保持者。公益社団法人銕仙会代表理事。公益社団法人能楽協会理事長。京都造形芸術大学評議員。都立国際高校非常勤講師。

鵜澤光よりひと言


皆さん、はじめまして。銕仙会に所属する、観世流シテ方能楽師の鵜澤光です。友人の堀香織さんからのお申し出をいただき、「#応援させて」にエントリーすることになりました。

銕仙会は7月から感染症対策を講じつつ、自主公演を再開させます。一同、自粛期間中もひたすら稽古に励んでおりました。今回初めて能を観る方のために、ワークショップ付きのリターンもご用意しております。

まだまだ予断を許さない状況ですが、我々にできることを粛々と行って参りますので、どうかご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

鵜澤光(うざわ・ひかる)◉観世流シテ方能楽師。1979年生まれ。演能団体銕仙会所属。1982年に仕舞「老松」で初舞台。1992年に能「猩々」で初シテ。東京芸術大学邦楽科能楽専攻卒業。祖父 故鵜澤雅、母 鵜澤久、九世観世銕之丞に師事。独立後「石橋」「乱」「道成寺」他多くの舞台を務める。講座やワークショップ、海外公演多数。川崎市文化財団主催の夏休み能楽体験教室を指導。洗足学園音楽大学非常勤講師。立教大学非常勤講師。http://www.hikaruuzawa.com

リターン特典について

このプロジェクトは「応援」なので、リターンは少なめに設定されています。ご了承ください。

また、このプロジェクトのリターン実行責任者は、銕仙会になります。 起案者の堀香織は、クラウドファンディングを企画し応援を募ることで、銕仙会にクラウドファンディングの負担なくお金をお届けする役割を担っています。

【銕仙会オリジナルグッズ】5,000円
応援への感謝を込めて、クリアファイルと一筆箋をお送りさせていただきます。


 【能ワークショップ参加コース】5,000円
能楽師・鵜澤光による能のワークショップにご招待させていただきます。
❶8月30日(日)午後2時〜3時30分 @銕仙会能楽研修所 2階本舞台(表参道)
 →定員に達しましたので締め切りました(7月7日)
❷9月12日(土)午後6時30分〜8時 @銕仙会能楽研修所 2階本舞台(表参道)
❸9月22日(火・祝)午後2時〜午後3時半 @銕仙会能楽研修所 2階本舞台(表参道)

メッセージにて、❷と❸のどちらに参加するかをお知らせください。

*銕仙会能楽研修所
東京都港区南青山4-21-29
東京メトロ表参道駅より徒歩6分

★ワークショップの内容
①スライドを使っての能の簡単な説明
②能舞台に足袋を履いて上がっていただき、謡と舞のお稽古
③バックステージツアー
④能面、能装束を実際にご覧いただきながらの解説
⑤ショートパフォーマンスの鑑賞
*足袋と扇はこちらでご用意いたします。


【能公演チケットコース】10,000円
以下の定期公演、または青山能いずれかの公演に1名様をご招待させていただきます。
ご希望の公演をメッセージにてお知らせください。
チケットは8月20日以降、順次発送させていただきます。
尚、お席はこちらでお選びさせていただきますのでご了承ください。
また、コロナウイルス感染症対策等のため公演中止を余儀なくされた場合、
他公演に振替をお願いさせていただく場合がございますので、
あらかじめご了承ください(あらためてご希望をお伺いさせていただきます)。
注)7月27日現在、定期公演〈10月〉と青山能〈9月〉は定員に達しましたので締め切りました。

■定期公演〈10月〉
→定員に達しましたので締め切りました(7月27日)
2020年10月9日(金)午後6時開演 @宝生能楽堂(水道橋)
能「蟻通」大槻文藏
狂言「雁大名」野村 萬
能「鳥追舟」鵜澤 久

■定期公演〈11月〉
2020年11月13日(金)午後6時開演 @宝生能楽堂(水道橋)
狂言「萩大名」三宅右近
能「松風」西村高夫

■定期公演〈12月〉
2020年12月11日(金)午後6時開演 @宝生能楽堂(水道橋)
能「景清」清水寛二
狂言「呼声」大藏彌太郎
能「葛城」柴田 稔

*宝生能楽堂
東京都文京区本郷1-5-9
JR水道橋駅より徒歩3分、都営三田線水道橋駅より徒歩1分

■青山能〈9月〉
→定員に達しましたので締め切りました(7月27日)
2020年9月30日(水)午後6時30分開演 @銕仙会能楽研修所(表参道)
狂言「仏師」野村太一郎
能「錦木」長山桂三

■青山能〈11月〉
2020年11月25日(水)午後6時30分開演 @銕仙会能楽研修所(表参道)
狂言「蝸牛」山本則秀
能「富士太鼓」谷本健吾

*銕仙会能楽研修所
東京都港区南青山4-21-29
東京メトロ表参道駅より徒歩6分


【能公演チケット+能ワークショップ参加コース】15,000円
上記の定期公演、または青山能いずれかの公演に1名様をご招待させていただきます。
ご希望の公演をメッセージにてお知らせください。
チケットは8月20日以降、順次発送させていただきます。
尚、お席はこちらでお選びさせていただきますのでご了承ください。
また、コロナウイルス感染症対策等のため公演中止を余儀なくされた場合、
他公演に振替をお願いさせていただく場合がございますので、
あらかじめご了承ください(あらためてご希望をお伺いさせていただきます)。
さらに能楽師・鵜澤光によるワークショップにもご招待させていただきます。
❶8月30日(日)午後2時〜3時30分 @銕仙会能楽研修所 2階本舞台
  →定員に達しましたので締め切りました(7月7日)
❷9月12日(土)午後6時30分〜8時 @銕仙会能楽研修所 2階本舞台
❸9月22日(火・祝)午後2時〜午後3時半 @銕仙会能楽研修所 2階本舞台(表参道)

メッセージにて、❷と❸のどちらに参加するかをお知らせください。

「青山能」会場となる銕仙会能楽研修所(表参道)

「#応援させてプロジェクト」について

この「#応援させて」プロジェクトは、ファンが応援したいお店のためにクラウド・ファンディングを起ち上げるものです。

いま、緊急事態宣言による外出自粛により、多くのお店や団体などが切実に困っています。

そんな中、「なんとか生き残って欲しい」という熱い想いを結集し、「ファンの力」で応援しよう、この難局をなんとか乗り切ってもらおう、というプロジェクトが、この「#応援させて」になります。

あなたが大好きなあの店、あの場所、あの人を、少しずつでも、出来る範囲で応援しませんか?

レストランやバーだけでなく、旅館やホテル、ライブハウスや小劇場、ミニシアター、劇団やアーティスト、スポーツチーム、娯楽施設、小売店、農家、工場、企業など、いま本当に大変な人、店、場所はたくさんあると思います。

そして、あなたが応援したい人、店、場所もたくさんあると思います。ぜひ、いっしょに応援しませんか?

そして、もしあなたがファンとして応援したい対象がある場合、ファン代表者となってクラウド・ファンディングを起ち上げてみませんか?

「ぜひ起ち上げたいけど、わたしがファン代表なんておこがましいかも」と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、緊急事態の今、そう思いついた人こそがファン代表でいいと思います。応援したい気持ち全開で、とりあえず始めてみませんか?

仕組みや登録はそんなに難しくありませんが、いくつかやっていただかないといけないことがあります。くわしくはリンク先をご覧ください。

「#応援させて特設サイト」→  http://www.ouensasete.life

※ 応援が間に合わず応援対象のお店などが閉店してしまう場合もあるかもしれませんが、その場合でも応援者に返金はせず、お金は「応援対象」に入ります。ご了承ください。 
※※このプロジェクトは「応援」なので、リターンは少なめに設定されています。それもご了承ください。 
※※※ 応援対象へは〆切の翌月末の入金になります。これは成立しなくてもお金がすべて入る「All in タイプ」のクラウド・ファンディングです。目標金額より少ないとしても、遥かにオーバーしたとしても、お金は対象者に必ず入ります。

集まったお金について

この「#応援させて」は「#応援させて実行委員会」が推進しているプロジェクトですが、ここで集まった応援金は、MotionGalleryを通してすべて応援対象に支払われます。ファンや実行委員会にお金が流れることはありません。

※MotionGalleryの手数料はかかります。新型コロナウイルスの支援プログラムで5%にしていただいていますMotionGalleryさんありがとうございます!

応援してくださった貴重なお金は、維持費などに使っていただく予定です。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

このコロナ禍が終わった後、「銕仙会青山能鑑賞ナイト」をまた開催するのが夢です。そこで皆様に会えたら、最高です!!

ぜひとも応援、よろしくお願いいたします。

リターンを選ぶ

  • 5000

    銕仙会オリジナルグッズ

    • クリアファイルと一筆箋
    • 2020年08月 にお届け予定です。
    • 55人が応援しています。
  • 5000

    能ワークショップ参加コース

    • 能楽師鵜澤光による能のワークショップにご招待
    • 2020年08月 にお届け予定です。
    • 28人が応援しています。
  • 10000

    能公演チケットコース

    • 銕仙会定期公演もしくは青山能いずれかの公演チケット1枚
    • 2020年08月 にお届け予定です。
    • 50人が応援しています。
  • 15000

    能公演チケット+能ワークショップ参加コース

    • 銕仙会定期公演もしくは青山能いずれかの公演チケット1枚
    • 能楽師鵜澤光による能のワークショップにご招待
    • 2020年08月 にお届け予定です。
    • 17人が応援しています。