8chキューブとHPLバイノーラルの解説
vol. 17 2026-08-01 0
こんばんは、足立美緒です。
いよいよ8月に突入しました。12日のクラウドファンディングの終了ももう間近となりました。
この機会にもう少し、このプロジェクトを広めたいです…!何卒拡散をどうぞよろしくお願いいたします。
そしてこのページに訪れてくださった方、どうかこのチャンスをお見逃しなく!
今日は本作の目玉である立体音響の規格「8chキューブ」と「HPL(バイノーラル)」について、私なりにご説明します。
8chキューブのセッティングと各チャンネル
今回マルチチャンネルの音源は8chキューブを採用していますが、これは立方体の形に上下4つずつ、計8つのスピーカーを配置する企画です。全ての方向にバランスの取れたサウンドを表現でき、今回の作品でも高い没入感を表現しています。
8chキューブの強みについて、さらに詳しく知りたい方は本作も多岐にわたってサポートいただいている株式会社アコースティックフィールドさんのブログもご覧ください。
▼「聴いて良し 作って良し 8ch Cubeの立体音響」
https://acousticfield.blogspot.com/2023/02/15-02.html
8chキューブの音源は上記の図のチャンネル順に並んだ、8chのマルチチャンネル音声でお渡し予定です。1〜8chまでそれぞれ対応するスピーカーに繋げていただければ再生が可能です。またセッティング表やチャンネルチェック用音源も付属します。
1:BFL(下前左)
2:BFR(下前右)
3:BRL(下後左)
4:BRR(下後右)
5:TFL(上前左)
6:TFR(上前右)
7:TRL(上後左)
8: TRR(上後右)
※チャンネル順や上記のチャンネル名はNovoNotes 3DXの仕様に準拠しています。詳しくはこちらをご覧ください。
8chキューブをHPLバイノーラルで体験
8chとHPLバイノーラルの解説になるような動画を作ってみました。今回音源に付属するチャンネルチェック音源をHPLバイノーラルに変換したデモ動画です。ぜひヘッドホンでご体験ください。
・0秒〜 音声のみ
・16秒〜 8chセッティングを表示(8chキューブの説明も兼ねて)
視覚に影響されるとわかりづらいかもしれないので、前半に視覚情報のない部分を作ってみました。上下左右前後の音がヘッドホンで表現できることがわかりますでしょうか?
HPLバイノーラル音源はこのような感じで、ヘッドホンで立体音響を体験することができるバージョンになります!
8chキューブを自分で持つ
とはいえ、8chキューブの再生環境を自分で持つというのはやはりハードルが高いのでは…と思う方も多いかもしれません。
もちろん基本的に多くのスピーカーや機材を必要とするので、多くのマルチチャンネルフォーマットの普及において大きな課題になっています。
8chキューブを持つハードルを感じるという意味では私も実は例外ではありません。が、今年やっと自分の8chキューブを持つことができました。工夫すれば一人で持ち運びも可能な、かなり安価で軽量な機材を集めたセットです。
長机1個に載るくらいの分量で、ボックス1個に収まります。
このポータブル性も活かし、小さな展示も行いました。
※スペースの関係で前方の4ch分だけ写っています。
YAMAHA VXS1MLの小型スピーカーを、三脚と同じカメラネジの折りたたみスタンドに工夫してつけているのもあり、まだ完璧なセットではありませんし、音響の世界はこだわればこだわるほど先がありますが、案外8chキューブの導入の入り口は遠くないのではないでしょうか。
詳しい機材名やセッティング等はこちらの記事にも寄稿しましたので、是非ご覧ください。
▼日本オーディオ協会 JASジャーナル2026年春号立体音響がつなぐ能登の「記憶」
https://www.jas-audio.or.jp/journal_contents/journal202605_post21555
またこれから8chキューブの音源を体験できるような機会も作っていきたいので、ぜひ引き続きご注目ください!今回のクラウドファンディングでは「さらに多くの金額を達成できた場合」の展開として立体音響体験イベントを位置付けています。どうにか実現できるよう、ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします!
