「過疎」という言葉の生まれた街・島根県益田市に映画館を復活させ、
広い世界への入り口を作りたい！

【クラウドファンディング終了まで残り3日！！】

支援金は480万円を突破！達成率は80%まで到達！！これもひとえに皆様のお陰です。感謝申し上げます。今回、小野沢ビルの創業者のひ孫・神田聖らさんから応援メッセージをいただきました！

クラウドファンディングにご協力くださった皆様へ

はじめまして。神田聖らです。

今回復活するシマネシネマオノザワの前身となる映画館を創業した小野沢勝太郎のひ孫に当たる者です。

今回の映画館復活プロジェクトにお力添えいただいた全ての方々に感謝の気持ちを伝えたくてメッセージを打ちます。

祖父の映画館が閉館した時から、わたしはいつか映画館が復活してほしいとずっと願っていました。閉館当時、わたしは東京の映画館の映写室で働いていたこともあり、映画館は家より長くいるマイホームのような感覚すらあったので、余計に悲しかったことを覚えています。

忙しい日々のなかでも、心の一部は益田の映画館の復活に対する想いがあり、いつも小さな火を灯し続けていました。

わたしが大富豪だったら映画館を買い戻すこともできるのに‥なんでお金がないんだ〜〜！と憤りを感じることもしばしば。

そして、ONE PIECEに出てくるナミが故郷のココヤシ村を一億ベリーで買い戻そうとしていたように、わたしもナミを見習って一億でもどうにかして貯めるしかないか？なんて考えたりもしていました。

そうこうするうちに何年も月日が経ち、和田くんと出逢いました。こうしてプロジェクトが立ち上がり、ここまで来ることができました。こんな道筋を当時の私は予想だにもしませんでした。過去に戻って、実現するよ！！と昔の自分に教えてあげたい。

私のこんな話を聞いた和田くんが、「ぼくが聖らさんのルフィになります！！」と言ってくれたことを昨日のことのように覚えています。ゴーイングメリー号よろしく大船に乗ったつもりでいまは想いを託しています。

わたしは大富豪にも泥棒にも未だなれていないけど、こんなにお金があつまって、願いが実現するという結果に驚くとともに、自分はまだまだ浅かったな‥と実感しています。一人で悶々と考えてても何も始まらなかった。ただ想いを共有して協力してもらえば良かったんだ、仲間が集まれば途方もなく感じた大きなことも実現するんだ！ということを学びました。というか、大富豪じゃなかったおかげで、こんなに多くの人と繋がれて協力しあえて、ファミリーのような集合体となって、その中心に映画館という空間を創り上げることができたのです。今回のことはとっても感激しましたし、人生の学びとなりました。

そして、ここまで来れたはいいけれど、ここからがスタートライン‥。映画館をやるぜ!!とは言っても、言うは易し行うは難し、もちろん分かります。

恒常的に上手くいくように、大変なことがたくさんあるだろうけれど、たくさんの人を愛し愛される映画館に、そして、映画の神様に微笑んでもらえる映画館となるように、わたしも全力で支えて応援していく所存です。

どうかこれからも和田夫妻とシマネシネマオノザワを気にかけて頂き、ぜひ遊びにきてください。

よろしくお願い申し上げます。

この度は、ご協力をほんとうにありがとうございました。

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神田聖ら

1987年東京生まれ

オランダ（アムステルダム）・東京育ち。

映画館を経営していた祖父の影響と映画好き一家に育ったこともあり、子供の頃のヨーロッパ滞在中に数多くの映画ロケ地巡りをする（サウンドオブミュージック、ローマの休日etc.）。

成長してから大学では映像学科を専攻し、映写技師やVFXデザイナー、カメラマンなど、映像に関わる仕事に携わる。

現在はフリーランスで映像制作、写真撮影、物書き等を行う。