海峡の船を見ながら、のんびりと
vol. 34 2020-07-18 0
広島県の音戸では、たくさんの行きかう船を見られるのも醍醐味だ。
この海峡、狭いところで約80メートルなのに、一日にのべ大小750隻が通るのだ。なかには、大型カーフェリーも通り、橋にぶつかるのではないかと心配してしまう。さらに輸送船など、ひっきりなしのところに、渡船がクロスするから、さらに忙しい。
また、「gantu(ガンツー)」という尾道を拠点にする超高級クルーズ船まで通るそうだ。ときどき、その勇壮な姿を間近に見られたが、もっとも、ここ最近のコロナの影響で、クルーズは難しいだろう。
地元の船員さんに知り合いがいる人によると、ここは、実は難所とのこと。時間によって潮が変わり、さらに流れが早い。また狭い通路に両方向から来るので、波も立つ。
ある日、フェリーに向かって手を振ると、そのデッキから手を振り返してくれた。
音戸イロリバHOUSEの屋上テラスからも見えるが、裏のお寺の石段を登り、その中腹で見ると、全景が見えて雄大だ。船を見ながら、ボーっとするのも悪くない。