音戸は平清盛の日招き伝説の地
vol. 33 2020-07-17 0
音戸は平清盛との縁がある。
その狭い海峡がその理由だ。音戸の瀬戸と言えば、ピーンとくる人もいるかもしれない。なんたって、場所によって80メートルほどの海峡は、隅田川と同じぐらいだ。実は、本土とつながっていたという説があり、それを開削したというのが、平清盛だという伝説。厳島神社方面に船で抜けるのに近道になるということらしいが、真偽のほどは、今もって不明とのこと。
もっとも呉では、事実だという側にたっているのだが…。
平清盛像を、音戸第1大橋のすぐ脇、うず潮会館でおがめる。伝説では、開削が完成の日時を過ぎてしまいそうになったので、扇で日招きして、太陽を戻したという。そのポーズである。
やっぱ伝説の通りのほうが、夢があるなー、と思うのだった・・・。ちなみに、音戸イロリバHOUSEからは、徒歩数分である。