【今日のおおみか会議室】大みか訪問 @ 2月12日
vol. 5 2022-02-14 0
運営メンバーで大みかを訪問しました!
運営メンバー全員揃って大みかを訪問するのはなんと初めて。今回は、その帰路にて1日をふりかえる車中の様子をお届けします!
メンバー全員が揃った集合写真
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◎「今日のおおみか会議室」とは?
→プロセスを大切にする芸術祭として、手探りでプロジェクトを進める運営の奮闘の様子をアーカイブ。想像もつかなかった答えがみんなの会話から生まれることもあるこのチーム、何気ない会話の中に大切なヒントがあるかも…!
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【今日の参加者】
東:代表、総合ディレクター。今日の運転手。
關田:制作統括。建築科。チームでは孫的な立ち位置。
尾花:会場構成担当。東とは幼なじみ。
浅野:デザイナー。メインビジュアルの円窓作品の作者。
平野:制作統括。今回が大みか初訪問。
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―「展示会場」をふりかえる
平野:今日皆さん何時に起きましたか?
尾花:7時。
平野:私も7時。
關田:多分2人が一番遠かったんじゃないですか。
平野:眠かったね。お昼前に着いて、まず展示予定の敷地に行きましたね!
尾花:敷地ね!俺、搬入のこと気になってたから。敷地の「上側」に資材を置くの大変だなと思ってたんだけど、後ろ側の別の敷地の入り口から入れられないかなって思った。
平野:発見があったね!私は今日初めて大みかに行ったんですけど、展示予定の土地は上の方に立つとすごくひらけていて、気持ちいい場所だなって思いました!
關田:僕は今日改めて思ったのは、盛り面の印象が大きい土地だなって。やっぱり模型で見てるのと違う。今後、会場構成も頑張っていかないとな…
展示予定地の駐車場、「上側」にて
土の壁面が印象的
― 「景色」をふりかえる
平野:そのあとは?ご飯だっけ?
關田:いや、その前に海も行った!
平野:そうだ、海に行ったんだ!
浅野:平野さんが岐阜出身で、海がない地域だから…
關田:テンション上がってましたね(笑)「海だ!」って
浅野:よかったなと思って(笑)
平野:(笑)すごい興奮しちゃいました。綺麗だった!晴れててよかったね!
關田:大みか、いつ行っても晴れてるかも。あ、浅野さんのプレイベントの時だけ曇りだった。
浅野:雨女なんですね…いいでしょその話は(笑)
日立灯台が見える久慈浜海岸
―「美かの」をふりかえる
浅野:そのあとはお昼ご飯を「美かの」で食べたね。
關田:何がおいしかった?
浅野:やっぱり刺身。
尾花:あとさつまいもの天ぷら。甘くて。
平野:さすが茨城だね!
浅野:今日は閉まってたんですけど、羅雲次っていうお店もお刺身がおいしい。
尾花:へ~!
關田:前、公式インスタにも投稿したよ。
浅野:めっちゃおいしかった。また機会があれば。
平野:次は行きたいですね!
「美かの」でいただいた 刺身天ぷら定食
―「空き家」をふりかえる
尾花:「美かの」の帰りに信号待ちでさ、東が空き家を見て「あの家使いたいんだよな」みたいなこと言ってたよね。ガレージがある空き家。あれは制作に使いたいってこと?
東:そう、アトリエ。
浅野:いいですね。広がりますね、空き家。
東:そうなんだよ。あれはちょうどいい。みんなから見えるし。
關田:空き家の話でいうと、大みかショッピングプラザがあるあの通り、空きテナントがずっと続いてるって気付いてました?
平野:ああ、あの一番大きい通り?
關田:そう。3階建ての建物が全部空いてたり。空き家は結構いっぱいありますよね。
―「茨城新聞の取材」をふりかえる
平野:そのあとは茨城新聞の取材だったね。
浅野:取材で何か印象的なエピソードありました?
平野:やっぱり島田さん(※大みかでの「プレイヤー」で、このプロジェクトの発起人の1人)の熱い思いが溢れていたのが印象的だったなあ。
東:俺が15分くらい喋って、島田さんは30分くらい喋ってた(笑)
尾花:やっぱり島田さんは「面白いことをしたい」っていう気持ちがあるのいいよね。普通の開発じゃなくて、みたいな…
關田:そうだね。あとそもそも島田さんと東さんが繋がったのは茨城新聞がきっかけで、それでこのプロジェクトが始まったっていうのがあるから、また取材してもらえたのはよかった。
尾花:胸アツ展開だね。
作品の説明をする浅野(左)と、茨城新聞の小原さん(右)
―「島田さんの変化」をふりかえる
平野:でもやっぱり島田さんのそういうアクティブさが、このプロジェクトをここまで持ってきたんだろうなと思った。
關田:今日も鬼営業電話してたね。
尾花:僕はこのプロジェクト半年くらい顔出せてなくて、久しぶりに戻ってきたら島田さんがめっちゃアクティブになってて驚いてる。半年前はいかに島田さんを「プレイヤー」にするかっていうのを考えてたじゃん。
關田:考えてた。島田さん中心の図を用意したり、「プレイヤー」って言葉を作って説明してみたり。
浅野:今はもう完全に「プレイヤー」ですよね。
關田:そうなんですよ!何なら島田さんくらい動いてくれる人を、島田さんが自分でどんどん作っているというか。第二の島田さんを。
尾花:いや、すごいわ本当に。
美かのでの食事風景。右に座っているのが、地域のプレイヤー代表である島田さん。
―「撮影」をふりかえる
平野:茨城新聞の取材のあとは、海岸の方でクラファンアップデート用の映像を撮影しました!
浅野:ジョンさんが本領発揮してたね。めっちゃ笑っちゃった。
平野:みんなの笑い声が入ってそうですよね(笑)確認しないと…
東:なにで笑っちゃったの?
關田:それは見てのお楽しみ(笑)
平野:(笑)楽しかったね。私は砂浜に降りれて嬉しかったです!
關田:最初に寄った久慈浜の方だと灯台が見えるんだよね。
平野:あ、撮影で行った方は久慈浜じゃないんだ?
東:あそこは水木。
關田:地理的にはちょっと北の方。
平野:そっか。展示で使おうとしてるのが久慈浜だよね。
關田:そう。ただ水木浜も海水浴場で毎年人が来るし、今後関わっていけたらいいなあ。
水木海岸の砂浜にてジョンさんの語りを撮影
―「新たなプレイヤー」をふりかえる
平野:私たちが撮影している間、東さんは地域の方とお話をされてましたね。
東:海岸のゴミ拾い活動をされている方と話しました。各地の海でゴミ拾い活動のネットワークがあるんだけど、その中でも大みかエリアでやってる方。
關田:それこそ水木浜でゴミ拾いしてたりとか。
東:そう。最初はゴミ拾い1人でやってたら、それを見てるサーファーの人が手伝ってくれるようになってきて。今ではもう毎週土曜日の朝7時からずっとやってるの。
平野:そうなんだ。それをまとめている人なんですね。やっぱりアクティブだな…
尾花:確かにゴミなかったね。
平野:そう、すごい綺麗だった。びっくりした。砂浜ってあんなに綺麗なイメージなかった。
東:だからあれは、拾ってるんだよ。今日土曜日でしょ?今朝やってるんだよ。
平野:だからか~!本当に綺麗だった。わかめくらいしかなかった。
關田:その話をしてる間にその綺麗な砂浜で撮影してたってちょっとなんか…
浅野:伏線回収だね(笑)
平野:このプロジェクトについての反応はどうでした?
東:かなり気に入ってくれてる!こういうイベントは地域からは起こらないから、やっぱ外部の人がやってくれた方が賛同しやすいって。内部だとゴタゴタもあるから、外部の人がやってくれるとそれを支援するって形で人が集まりやすいらしい。それこそゴミ拾いやるのも、内部の人がやり始めるのって結構大変だったって言ってた。
關田:なるほど。僕らとしては、外からいきなりやってきたよそ者が…と恐縮してしまうけど、そういうところもあるかもしれないなあ。
東:外部の人がやる方が、町を良くしようとしてくれているっていう申し訳なさもあるしって。宮嶋さんもまさにそれだよね。
―「新メンバー」をふりかえる
平野:宮嶋さんは水木町出身で、このプロジェクトをたまたま見つけて連絡くれたんだよね。それで今日から合流でした。今日が全員はじめましてだったよね?
關田:オンラインで一度だけ会ったかな。でもすぐに打ち解けてましたね!行きの車ではどんな感じだった?
東:ずっと僕と宮嶋さんで地元トークしてた。茨城トーク。
尾花:多分、平均以上に地域を知ってる人だよね。
關田:いや、あんなに地域を好きな若い人なかなかいないですよ。今日もいろいろ教えてくれたし。
平野:私、自分の地元のことあんなに語れないかも。
尾花:普通あんなに出てこないよ。
關田:またすごい人がプロジェクトに関わってしまったのでは…
平野:宮嶋さん、ご実家が島田さんの家とめっちゃ近いみたいですね。
關田:通学路だって話してましたね(笑)
平野:「この家の前は100万回通った」って(笑)
新メンバーの宮嶋さん
―「これからの話」をふりかえる
關田:そのあとはもう会議だね。
浅野:今日は特にコロナについて結構話しましたね。
平野:かなり熱い議論になりましたね。こういうご時世なのはもちろんあるけど、そうじゃなくてもやっぱり地元の人がどう思うかを大事にしていかないとなあと痛感した。島田さんが一番そうだけど、そこで生活して、そこで生きてる人がいるから。
浅野:そうですね…あとはジョンさん(※リサーチディレクター)の話がよかったな。ロゴから発展させていくって案とか、ものづくりは1つの要素でしかないって話とか。そこからロゴをどう使うとかの具体的な話が出てきたのがよかった。
平野:全然思いつかなかった視点だったなあ。
尾花:芸術祭ってロゴいろいろあるけど、それが展示まで入り込んできてる例ってあまりないなって思って。それこそあのアイコンを4分して、作品に当てはめていくみたいな使い方できたらいいなあ。
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(編集:平野みなの)