【藝大卒展】東弘一郎の新作が「スッキリ」で紹介されました!
vol. 2 2022-02-02 0
1月31日月曜日 朝8:00〜 日本テレビ スッキリのニュースコーナーで藝大卒展に出品する「無限車輪」が紹介されました。
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芸術・東京藝大・車輪がアートに!卒業・修了作品展
− 今週水曜日まで行われている、東京藝術大学卒業修了作品展。学生たちの数々ある作品の中でユニークな作品を紹介しましょう。
− 高さ5.5m、幅6.6m。人力で56個の連なった車輪を一斉に回すことができる装置、その名も「無限車輪」です。
− 制作したのは、東京藝術大学 大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻 修士2年 東 弘一郎さんです。
「これだけの車輪がリンクしているんですけど、」
「1人の人間が軽々と動かしているというのが結構意外で見た目として面白いという話になったり、子供にも大人気でこの作品乗りたいねって言われたりすることもあります」
− 東さんですが、2年前のスッキリでも自転車が観覧車のように回る巨大な作品「廻転する不在」を制作していました。その制作のきっかけは⋯?
「今、茨城県取手市に住んでいるんですが、自転車のまちとして栄えようとしたにも関わらず、高齢化が進んでしまって地域にあまりなじまなかった。」
「(この作品で)もう一度動かすことができないかということを考えて作りました。」
− 使われた車輪の数は56個。どのように集めたのでしょうか。
「地域の使えなくなった自転車は1軒1軒ピンポン押して訪ねるのが基本だったので、声をかけて集めるということを長年やっていました。」
「合計100台以上自転車を集めて、それを作品化しています。」
− いらなくなった自転車を1軒1軒訪ねて集めたといいます。
「いずれは常設して誰もが乗れるような状態にしようと考えています」
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作品についてはもちろん、自転車を用いた制作活動を始めたきっかけなども番組内で紹介されました。
今回発表した「無限車輪」と、これまでの作品との違いは、常設することを目指して作品を制作しているという点です。
過去作の「廻転する不在」は、構造や安全面に配慮しリメイクして、新潟県越後妻有に体験型アート作品として設置されました。
「無限車輪」もいつか多くの人に体験してもらえる作品として十分な強度を保てるように、構造の専門家などにアドバイスを頂きながら制作しています。
2022年夏に茨城県日立市大みか町で「星と海の芸術祭」という小さなアートイベントを企画していますが、このイベントは東が初めて自主企画する地域芸術祭です。ここで「無限車輪」の展示・常設を目指しています。
ものづくりの街である日立市にアートという要素を加え、過疎化の進む日立市大みか町をアートを使って盛り上げたいと考えています。