【藝大卒展】おおみかアートプロジェクト出張事務局
vol. 1 2022-01-31 0
第70回 東京藝術大学卒業・修了作品展にて、おおみかアートプロジェクトの総合ディレクターである東弘一郎の新作が発表されています。(2/2まで公開中)
東 弘一郎《無限車輪》藝大卒展での展示の様子
本作は、令和3年度サロン・ド・プランタン賞(首席)を受賞しました!
卒展終了後は、今年の夏に企画している「星と海の芸術祭」にて、一般公開予定です。
クラウドファンディング開始後初となる、第1回のアップデートでは、卒業制作展期間中の私達の活動報告をさせていただきます!
おおみかアートプロジェクト出張事務局
卒展2日目に、なんと、おおみかアートプロジェクトが申請中の助成金のオンライン2次審査会が行われました。
私達は急遽、卒展会場に「おおみかアートプロジェクト出張事務局」を設置し、作品の展示を背景に写しながらオンライン面接を行いました。
質疑応答の中では、工業が脱ものづくり、IT化を発信している未来志向な現代において「星と海の芸術祭」が「ものづくり×アート」を推す理由なども問われました。
日立市でもIT化を目指す流れの中で、企業城下町である町工場の職人たちの仕事が減り、多くの工場が閉鎖統合されていっています。小さな町工場独自の魅力が埋もれて消えていってしまわないように、それぞれの力で発信できるようにならなければ、むしろこのまち全体が、IT化の方針によって揺らいでしまいかねない。ものづくりに日頃関わるアーティストの視点から、現状に感じている危機感をうったえました。
職人とアーティストがともに制作することで、まちづくりの方針転換のきっかけを作りたい。新たな魅力発信ができる未来を目指す活動としての「星と海の芸術祭」であるという壮大なスケール感で、作品を背景に強くアピールしました。
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