制作日誌*キャストの白岡優です
vol. 18 2017-07-19 0
はじめまして。
坂田銀時役………ではなく坂田秀樹役の白岡優(しらおかゆう)です。刑事役です。
ラーメン大好きで週5食くらいはズルズル食べます。
社交ダンスが得意でワルツでもタンゴでもヒョイヒョイ踊っちゃいます。
さてさて映画の撮影が終わり2週間が経過しましたが未だに作品のことを考える日々が続いてます。
今回の題材となった美容外科医麻酔レイプ事件。
患者に全身麻酔をかけ感覚がなくなったところをレイプするという非常に悪質で計画的な犯行です。
同じ男として本当に許せないですし400人以上も同様の手口で犯行に及んでいたというところが信じられません。
物語は事件から数年後、どこにでもある幸せな家庭での出来事でした。
自分の子供が気付かない内にレイプされていてレイプ犯の子供ということが発覚します。
母はうまく子供を愛せなくなり歪んだ愛情で子供は育っていきます。
僕には子供はおらず更に男なのでお腹の子という感覚を知ることはないのですが
絶対に自分の子供が一番可愛いという典型的な親バカになる自信があります(笑)。
そして周りの同世代の親を見てもみんな親バカです。
そりゃあそうですよね、自分の血を分かち合った家族なんですから。
昨今、配偶者を愛せなくなったり浮気したり様々な理由で離婚が増えてますがそんなことがあってもその家庭の子供達への愛情は変わってないと思います。
愛情をしっかりと注いだら間違った道に進みにくいでしょうし犯罪率も下がっていくのではないでしょうか。
子育てもしたことのないやつが偉そうに言うな!って怒られそうですが例え詭弁だったとしても信じたいものです。
一見シビアな題材の様に思えますが一番根幹にあるテーマは愛だと思って脚本を読みました。
不器用な人間たちが不器用な形の愛を注ぎ互いに支え合い、時には憎しみ合いシャドウとペルソナを垣間見せながら生活していく。
直接的な愛情表現は少ないですがこの作品を観た後、愛の大切さに少しでも多くの人に共感してもらえればと思います。
是非公開を楽しみにしてて下さい!
ちょっと真面目に書いちゃいましたが現場の空気感とかは他の方々が書いてるのでこの作品に対する持論を展開させてしまいました(笑)。
長くなりましたが読んでいただいてありがとうございました。
白岡優