制作日誌*キャストの斎藤友香莉です
vol. 17 2017-07-18 0
はじめまして。
佐藤瞳役の斎藤友香莉です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画、撮影が始まる前に役者陣は岡本監督からWSを受けています。
その時与えられた課題の台本は、今回の映画の重要なワンシーンとなって(多少改変されて)いるのですが、その時の監督の言葉が今でも忘れられません。
監督はそのシーンを、そしてそこで起こっていることに対して「究極の愛だと思うんだよね」とおっしゃっていました。
「究極の愛」、文字面ではなんて陳腐だろうと感じてしまうほど、世の中では「愛」があちらこちらで語られてきたと思います。
でもそのどれとも違っている、憎しみや理不尽な軽率さ、執着や孤独が雑然と取り散らした闇の中から生まれた「究極の愛」についてのお話なのだと、脚本を読んで、撮影に参加して思いました。
映画撮影は初めてで、自分の撮影日以外にも何度かお手伝いや写真を撮りに参加させていただいたのですが、目の前でヒリヒリと物語が作り上げられていく様子に感動しました。
監督をはじめ一人一人がこの物語と真摯に向き合っているからこそのヒリヒリです。ファインダー越しからもバシバシと伝わってきました。
ヒリヒリ
ヒリヒリ
ヒリヒリ
ヒリヒリ
ヒリヒリ
ヒリヒリ
ほっこり
あ、最後の一枚は笑顔が素敵な音響さんのサービスショットです。 笑
監督、役者陣、スタッフの方々、そしてこの映画を応援してくださっている皆さん、たくさんの愛で完成する映画だと思っています。
決して、ああ面白かった、だけでは済まされない、深くて重みのある、伝える映画です。
私の演じた瞳ちゃんは主人公とも私自身とも全く違っていてとても難しかったけれど、純粋な心の持ち主です。そんな瞳ちゃんを通して、そして役だけでなく映画作りに参加できて、とても幸せでした。
完成がとっても楽しみです。
長文読んでいただきありがとうございました。
この映画が1人でも多くの人に届きますように。
(撮影6日目の写真を使って勝手に作ったポスターです)