「希望の船」試写
vol. 5 2015-09-15 0
9/12日の夜,20日に行われる本番に向け,試写を行ってきました。
映像製作の仕上げは佳境に入っています。
機材調整,神工事の様子を見に,プロジェクションマッピング奉納チーム8人で雄勝町へと向かいました。
神社も最後の仕上げに入りまだ足場がかかっています。
雄勝法印神楽練習風景の見学
マッピングの試写の前に,雄勝法印神楽の練習を見せていただきました。
竣工祭では,3日間をかけ24演目が奉納されます。
中には,竣工祭に向け復活させた演目のもあるということです。
特に,9/27日に奉納される予定の叢雲(むらくも)は,龍の人形が使用されますが,震災により浸水してしまったため今回のために神楽師により作り直されています。
神社の復活とともに演目も復活されます。
2人の太鼓と1人の笛で構成される雄勝法印神楽。
新たな雄勝の祭の一ページとなることでしょう。
夜の試写
神楽部の練習がひと段落した後,マッピング製作チームは試写へと。
夜の神社を照らすと,とても幻想的です。
建設中のため,まだ全貌は見えませんが当日の完成が本当に楽しみです。
機材の調整をしていくメンバーたち。
少しづつ,神社の形に合わせて調整がされていきます。
夜の神社。あたりは真っ暗で静まり返っています。
石峰山から流れてくる川の音がごうごうと鳴っていました。
海はどこまでも暗く静かです。
真っ暗な雄勝町の大浜には,夜遅くまで神社が照らされていました。
調整の最中,大雨が降ってきました。深夜1時を過ぎています。
試写は一時中断。機材を片付け,社務所の中に。
長旅と,深夜までの作業で,眠気はピークです。
社務所の中,メンバーは一瞬の仮眠を取っていました。
浮かび上がった希望の船
再開したのは3時を過ぎてからです。
ホタテの水揚げが始まっていました。
再度の調整の後,神社には希望の船が映し出されました。
出航の日は近づいています。
後,一週間。竣工祭へのカウントダウンが始まりました。