【改修工事の記録⑤】『完成に近づいていく醸造所』
vol. 12 2024-08-31 0
さて、塗装が完了した醸造所内部に必要設備をインストールしていきます。
まず、今まで使用していた発酵タンクは、今後も使用するため醸造所内部に戻していきます。
何度もNomcraftのタンク搬入を任せている業者さんなので、とてもスムーズに戻していきます。
10基のタンクを1日で設置完了。
写真:BBTがポツンと一基入ってきました。
この日は同時に醸造所内部に設置するプレハブ冷蔵庫の設置工事も行います。
どれだけ設備が大きくても冷蔵保管するスペースが大きくなければ、せっかくの大きなタンクが能力を発揮できません。
何より、冷蔵庫がパンパンになると焦ります。次に充填するビールが保管できませんからね、早く売らないと、と。
写真:タンク搬入会社と冷蔵庫設置会社が同時に進めるので、一気に出来上がる感じ。
今までの経験から、今回導入するプレハブ冷蔵庫は今までの3倍以上の広さにすることに決定しました。
この冷蔵庫に加え、醸造所の目の前を走る通り沿いにはコンテナ冷蔵庫も設置しました。
コンテナ冷蔵庫には、今回のクラファンの目玉、ミューラルアートをデザインしてもらいます。
シアトルにて活動するデザイナーと入念に段取りしておりますので、こちらもどうぞご期待ください。
写真:通り沿いには、看板となるミューラルデザインを予定しているコンテナ冷蔵庫。
さて、こちらは醸造所東側。醸造所の外付けのような形で、設置するモルトルームを作っていきます。
この部屋があるおかげで、モルトの搬入、醸造、モルトかすの搬出まで、全てのフローがスムーズに行くことになります。
写真:完成に近づくモルトルーム。
写真:今までの発酵タンクが戻り、さらに冷蔵庫がデカくなりました。まだまだスペースはありますね。
今回の設計図面の計画では、ここ旧田殿保育所でできる最大限の醸造所を目指しました。
徐々に進んでいく工程を見て、メンバーみんなでワクワクしています。
次は、いよいよタンク搬入です。
続きます。