facebook twitter mail key notification checkmark chevron chevron-left location image user group plus comment bubble

『ノコプロジェクト2015』をクラウドファンディングで実現!

ワルリ族の人たちと一緒に家を作ることから始まる。「ノコプロジェクト2015」

ノコ=もう十分です、というインド西部の先住民ワルリ族の言葉があります。ジャングルと共生する彼らの「ノコ」の精神をリスペクトし、一緒に拠点を作ることから始める社会彫刻としてのプロジェクト。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額800,000円を達成し、2015年5月29日23:59に終了しました。

コレクター
69
現在までに集まった金額
859,300
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額800,000円を達成し、2015年5月29日23:59に終了しました。

Presenter
noco project 実行委員会 プロフィールを表示

プロジェクトをブログやサイトで紹介

テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。

ノコ=もう十分です、ストップ、I don’t want more. というインド西部に暮らす先住民ワルリ族の言葉。ノコプロジェクトでは、彼らと一緒に家作りから始め、「家を建てる」というワクワクする気持ちや体験を通してワルリの村の人々を知る。そして、家を建てた後にそこを拠点にひろがってゆく人々の暮らし…エネルギー、農業、医療、食、産業、アート、教育など様々なコトの未来を考え、一緒に学び、世界に発信する基地を目指す“社会彫刻”としての取り組みです。

鍛冶屋のおじさんとインドの手仕事

vol. 5 2015-02-10 0

ワルリの人々の生活に欠かせないアイテム。
左:コイタ / 右:コイティ

ジャングルを歩く時の必須アイテム・スリングショット(パチンコ)を作るのをはじめ、

野菜、魚など、食材を切る包丁としても使う。ちなみに、このおじさんが切っているのは、パチンコで撃ち落とした鳥をマサラであえて、焼いたおつまみ。お皿はサーグという木の葉っぱ。


ノコプロジェクトでも数多くの出番があるだろう、この2つの刃物。材料と同じく、道具も揃えはじめている。町のハードウェアショップに行って見たのだが、うーーーむ、イマイチ。イマサンくらいの品質しかない。

「okazuさん、村の近くにコイタ作ってる人がいるから、そこに行ってみようか?」と一緒にいたメンバーMayur(上写真で木を削っている青年)。その人は、「家」を建てるチクファームから5kmほど行ったところにいるらしい。

「ここだ」と到着したそこは、鍛冶屋さんだった。そこから出てきたのが、以前あったことのある女性だった。Mayurの幼馴染の彼女は、鍛冶屋さんの娘さんで双子。Wall Art Festivalも見に来てくれたことがあって、「今度は、いつ??Makiさん(WAF2013、2014参加アーティスト)は来るの?」と聞いてきた。そうやって心に残っているのは、嬉しいことだなぁ、としみじみ。

当のコイタ/コイティは、大量生産品でなく、一つ一つ手作りなだけあって、手にしっくりくる。いいものだ、ということが伝わってくる。
「工場で作っているものの方が安いからな。だんだん注文も減って来てるよ」と、鍛冶屋のおじさんは、声の調子を落とした。インドでは工業化が増々進んでおり、手仕事はその姿を消しつつある。誰でも携わることが出来る工場での生産に取って代わってきているからだ。工場での賃金の方がよいから、と遊牧し動物の毛を刈ってきた人々、手織りの布を織ってきた人々、特に女性たちがそれまでの仕事を止め、トラックの荷台に乗って現場に行く様子は、みていてやるせない。
ウォールアートプロジェクトのチーフディレクター・おおくには、おそらく工業製品と手仕事の二極化が進んでくだろう、と推察している。ストールなど、身につけるものはデザイン、ブランディングをし、かじ取りをうまくやれば生き残れるだろう。コイタやその他、竹カゴなどの日用品は果たしてどうだろうか。マーケットにはプラスティック製のカゴが大量に出回っている。
ノコプロジェクトでは、サードステージにおいてクラフトなど「地域に残るいいもの」に日本のアイディアを融合して産業を興すことを視野に入れている。この鍛冶屋のおじさんとのコラボレーションもありうるかもしれない。
いいものを残し、必要なものは新しく取り入れていく。それがノコプロジェクトの基本的な立ち位置。

インドの手仕事もの、おすすめです。
ウォールアートプロジェクトの協賛企業・Blue Bear Inc.が運営するオンラインショップ・青熊雑貨店。その中の「ツォモリリ」は、手つむぎ・手織のカディコットン、ローカルウールやパシュミナのストール、アンゴラの靴下、帽子などを扱うインドの手仕事ブランド。
http://www.blue-bear.co.jp/shop/tsomoriri_top.html

*ツォモリリの利益は、ウォールアートプロジェクトの活動費として活用されます。

Text and photo by okazu

アップデート一覧に戻る

リターンを選ぶ

  • 1000

    1000円リターン

    • プロジェクトの進行状況のコレクター限定情報をシェア
    • 2015年02月 にお届け予定です。
    • 6人が応援しています。
  • 3000

    3000円リターン

    • プロジェクトの進行状況のコレクター限定情報をシェア
    • ワルリ画ポストカード3枚
    • 2015年06月 にお届け予定です。
    • 14人が応援しています。
  • 5000

    5000円リターン

    • プロジェクトの進行状況のコレクター限定情報をシェア
    • ワルリ画ポストカード3枚
    • ノコプロジェクト2015「家作りワークショップ」ドキュメンタリーブック 1冊
    • 2015年06月 にお届け予定です。
    • 25人が応援しています。
  • 10000

    10000円リターン

    • プロジェクトの進行状況のコレクター限定情報をシェア
    • ワルリ画ポストカード3枚
    • ノコプロジェクト2015「家作りワークショップ」ドキュメンタリーブック 1冊
    • インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」製 手つむぎ手織りのカディコットンミニタオル 1枚
    • 2015年06月 にお届け予定です。
    • 17人が応援しています。
  • 30000

    30000円リターン

    • プロジェクトの進行状況のコレクター限定情報をシェア
    • ワルリ画ポストカード3枚
    • ノコプロジェクト2015「家作りワークショップ」ドキュメンタリーブック 1冊
    • インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」製 手つむぎ手織りのカディコットンミニタオル 1枚
    • ノコプロジェクトオリジナルTシャツ 1枚
    • 母屋の壁に描かれるワルリ画に、キャラクターとしてお名前入りで登場。完成したワルリ画の写真をプレゼント
    • 2015年06月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。
  • 50000

    50000円リターン

    • プロジェクトの進行状況のコレクター限定情報をシェア
    • ワルリ画ポストカード3枚
    • ノコプロジェクト2015「家作りワークショップ」ドキュメンタリーブック 1冊
    • インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」製 手つむぎ手織りのカディコットンミニタオル 1枚
    • ノコプロジェクトオリジナルTシャツ 1枚
    • 母屋の壁に描かれるワルリ画に、キャラクターとしてお名前入りで登場。完成したワルリ画の写真をプレゼント
    • インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」製 手つむぎ手織りのカディコットンタオル(180㎝×80㎝)1枚
    • 2015年06月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。
  • SOLDOUT

    100000

    100000円リターン

    • プロジェクトの進行状況のコレクター限定情報をシェア
    • ワルリ画ポストカード3枚
    • ノコプロジェクト2015「家作りワークショップ」ドキュメンタリーブック 1冊
    • インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」製 手つむぎ手織りのカディコットンミニタオル 1枚
    • ノコプロジェクトオリジナルTシャツ 1枚
    • 母屋の壁に描かれるワルリ画に、キャラクターとしてお名前入りで登場。完成したワルリ画の写真をプレゼント
    • インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」製 手つむぎ手織りのカディコットンタオル(180㎝×80㎝)1枚
    • ワルリ画家 ラジェーシュ・チャイテャ・バンガード氏 直筆ワルリ画(約43㎝×43㎝) 1枚
    • 2015年06月 にお届け予定です。
    • 3人が応援しています。