ロケ地ご紹介②県立西宮高校
vol. 32 2019-09-28 0
ロケ地ご紹介②県立西宮高校
ピアニストを目指す若き二人の、阪神淡路大震災直前の高校時代から約五年を描くにしきたショパン。
県立西宮高校は100年の歴史があり、音楽科は多くのプロ音楽家を世界へ送り出しています。まさににしきたショパンの主役二人の学舎にふさわしいロケ地でした。
講堂は神戸女学院大学と同じくヴォーリズ建築。阪神間が誇る文化資産です。
にしきたショパンの物語の元となったピアノバーマスター泉高弘さんは、この高校で多くの音楽家を育て、その後北口市場でバーを開業。阪神淡路大震災で北口市場は全壊し店を失いました。
にしきたショパンは、阪神間の素晴らしい人の系譜を大切に撮影場所を選んでいます。
個人プロデュースの自主映画ではありますが、阪神淡路大震災の記憶を語り継ぐこと、左手のピアニストを応援すること。にしきたショパンのテーマに共感いただき特別に撮影させていただけたこと感謝しています。