2020年も取材を継続し、書籍づくりを実現します
vol. 15 2019-12-31 0
「なぞるとずれる|『慰問文集』再々発行プロジェクト」は、4月6日に調査・取材を開始して以来、延べ30回、約50名の方にお話をうかがいしました。また、活動の資金を集めるために8月から160日間のクラウドファンディングとご寄付の募集を行い、多くの方のご賛同を得て、約270万円のご支援をいただくことができました。(なお、取材の長期化にともない、継続してご寄付を受け付けております。詳細はこちらをご覧ください。さらに背中を押していただけましたら幸いです)
2019年のみなさまからのご支援
クラウドファンディング 2,278,501円
ご寄付 415,000円
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合計 2,693,501円
本プロジェクトは『慰問文集』の発行から80年、再発行から40年にあたる令和元年に始まりました。私たちにとっての「再々発行」とは、36篇の慰問文の言葉一つひとつをなぞることです。慰問文を実際に書かれたご本人やそのご家族の方に直接お会いして、鉄筆で書かれたこと、書かれなかったことをたどりながら、かつての風景と現在の風景とを重ね合わせます。
2020年の刊行を目指して、来年も伊深での取材を継続して行います。同時に、取材の内容を書籍として具現化するために、文字起こしや編集作業、デザイン検討、製本ワークショップを実施する予定です。これからもクラウドファンディングのアップデートやメールニュースを通じて、私たちの制作過程や伊深の様子をお伝えします(メールニュースの購読はこちら)。来年もどうぞよろしくお願いいたします。