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東京墨田区京島で、シェアキッチンとコワーキングスペースを備えた2階建て長屋づくりをクラウドファンディングで実現!

長屋暮らしと、商店街の賑わいと、耐震・耐火性のすべてを実現する、
東京墨田区京島「けん玉横丁新築長屋プロジェクト」

東京墨田区京島のキラキラ橘銀座商店街の中(新防火地域)にシェアキッチンとコワーキングスペースを備えた2階建て長屋を建てます。同じ商店街の名物店「ハト屋パン店」を復活させたオーナーの、長屋で賑わいの連続性を作る取組みです。

FUNDED

このプロジェクトは、2023年6月14日23:59に終了しました。

コレクター
67
現在までに集まった金額
628,000
残り日数
0

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このプロジェクトは、2023年6月14日23:59に終了しました。

Presenter
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東京墨田区京島の築100年の長屋に移り住み、長屋保存活動をしている、コッペパン屋オーナー兼コミュニティ・プランナーです。一級建築士、調理師です。

  • 東京都
  • 起案数 1
  • 応援数 1
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  • フォロワー 7 人

このプロジェクトについて

東京墨田区京島のキラキラ橘銀座商店街の中(新防火地域)にシェアキッチンとコワーキングスペースを備えた2階建て長屋を建てます。同じ商店街の名物店「ハト屋パン店」を復活させたオーナーの、長屋で賑わいの連続性を作る取組みです。

長屋の暮らしと商店街の賑わいと、耐火性、耐震性のすべてを実現

東京墨田区京島は、「下町人情キラキラ橘商店街」があり、第二次大戦の戦禍を免れた築100年の長屋が残っている下町情緒あふれる街です。プレゼンターは約20年前から長屋に移り住み、商店街の廃業して解体直前だった創業大正元年の名物店「ハト屋パン店」を復活させました。また長屋文化を未来につなげる「一般財団法人 八島花文化財団」の理事として古き良き長屋や下町文化を継承する活動をしています。

キラキラ橘商店街の枝線であるこの通りでは、けん玉を愛する人々が日々けん玉の稽古をしています。そこで、勝手に「けん玉横丁」と名付けました。

2023年5月末に竣工の予定で「けん玉横丁長屋」の工事は順調に進んでいます!

下町らしい暮らしができる長屋をつくりたい

~路地と一体となったセミパブリック空間を介したふれあいのある暮らし~

ここ京島で長屋ぐらしをすると、他ではなかなか得られない暮らしぶりができます。お隣さんの気配が常に感じられ、自分がひとりではないことがわかります。

土間は路地と一体となってセミパブリックな空間を創り出します。長屋の入口は、格子の引戸です。格子の引戸は中の気配がわかります。

京島の長屋に多く見られる、小口を白く塗った飾り出し桁は、長屋文化を感じさせます。

商店街のにぎわいの連続性を守りたい

~建売住宅の計画地を買取り、店舗付き長屋を建てます~

対象の敷地は、全国の商店街を対象とした中小企業庁「がんばる商店街30選」にも選ばれた、全国でも有数の商店街「下町人情キラキラ橘商店街」に面しています。

国際的な観光スポットである「東京スカイツリー®」にも近く、人気の商店街ですが、高齢化や後継者不足でお店をたたみ、手放す商店主が増えてきています。

半面、便利さやまちの住みやすさから、この町に住みたい若い世帯が増えてきています。

そのため、かつてお店が建ち並んでいた商店街に、1階が車庫と片開き扉の玄関だけがある3階建ての建売住宅がどんどん増え、その分、商店街のお店が消えていきました。お店の連続性は分断され、建物が面した通りと建物内部も車庫とドアで分断されました。

すでに空き地となっていた商店街沿いのこの場所にも、建売住宅が建てられようとしていました。建売住宅は商店街のお店の連続性を分断します。

対象の敷地では、商店街沿いの一つの土地を、背中合わせに2つに分割し、2軒の建売住宅を建てる計画が立てられていました。せめて商店街に面した敷地だけは建売住宅にしないでほしい、と阻止したい一心で、建売業者さんから、建売を建てる前の更地の状態で借地権を買い取り、「けん玉横丁新築長屋プロジェクト」を立ち上げました。

みんなで食べると美味しい、みんなで仕事をすると楽しい

~シェアキッチン、小商い・チャレンジの場、コワーキングスペース~

新築長屋の中には小商いやモノづくりネットワーク、お食事会、いろんなことが始められる場所をつくります。1階は、片方をシェアキッチン、もう一方をコワーキングスペースにします。

シェアキッチンでは、みんなが集まって食事会をしたり、焼き菓子や料理を作って毎日ではないけど小商いをしたい人がたまに借りたりできる、気軽な場所にします。

コワーキングスペースは、起業家やテレワーカーが落ち着いた雰囲気の中で、負担少なく使えるオフィスにし、異業種同士のネットワークの場にもなったらいいなと思っています。

京島の昔ながらの長屋の風景を守りたい

~本物の木材の壁、木の格子戸のある燃えにくい長屋をつくります~

墨田区京島一帯は、第二次世界大戦の空襲の焼夷弾による被害をまぬがれたため、昭和初期に建てられた長屋が地域の人々の住まいとして数多く残っています。

そのため、老朽化した燃えやすい建物が多く、建物がぎっしりと密集して建っていてオープンスペースも少ない老朽木造密集地域となっています。

 

墨田区京島三丁目は、木造密集地域で、通常の準工業地域、近隣商業地域などにかかる防火規制である「準防火地域」より厳しく、「防火地域」との中間ぐらいの規制である「新防火地域」の規制がかけられています。この規制により、1~2階建てでも燃えにくい準耐火構造とすることが義務付けられています。

準耐火建築物は、通常、壁は金属や窯業系のサイディングボード、サッシはアルミなどとすることが多いと思いますが、この建物では防火性能を確保しながら、壁は「燃えしろ設計」の厚さがある木材の下見板張り押し縁の造りとしています。

2階の長屋に上がる扉は、少し建物前面から内側に下げることにより、延焼の恐れのある部分である3m以内には設けず、木材の格子戸を用いることができました。

新たな京島の風景として、2階の北側住戸からはスカイツリーも見えます。

地震から、住む人・集う人を守りたい

~安心して住める、耐震等級3相当の長屋をつくります~

京島は古い建物が多く、東京都の第9回「あなたのまちの災害危険度」で都内の市街化区域の5,192町丁目のうち、“建物倒壊危険度”のランキング1位が京島2丁目、2位が京島3丁目となっています。

そんな場所だからこそ、新たな建物は安全性を確保したい。この長屋では、下町情緒と安全性、どちらもかなえることができます。

通常、小規模な木造2階建てでは壁量計算のみ行いますが、安心して住み、集えるよう、今回は、地盤調査、構造計算を行い、耐震等級3相当の強度を確保しています。

伝統を守り、新しい伝統をつくります

~伝統工法の純和風木造建築、若者のけん玉文化~

施工は、自社で刻みができる大工の富野工務店にお願いしています。接手、仕口などもきっちりと伝統工法でつくり、建てていただいています。木材はすべて国産材です。外観は、外壁も格子戸も木製で屋根はいぶし銀の瓦です。

「けん玉横丁」とプロジェクトの名称につけたのは、この商店街沿いに、halahelu/MUU MUU coffee というけん玉カフェがあり、その前の路地で、日々、けん玉の鍛錬をしている若者たちがいるからです。

通りに面した窓には、路地を行く人と気軽な会話ができる手すりを創ります。その手すりにはけん玉の彫り物が彫られています。

 

下町の風景づくりをご支援ください。

皆さんからいただくお金は、この長屋の国産材の桧で造った「けん玉彫りの手すり」やこの地域の長屋の伝統的な造りの「燃えしろ設計の木材の下見板張り押縁づくりの外壁」の費用に充てたいと思っています。

外壁 下見板   杉板     1,425,000円
ササラゴ・角見切 ヒノキ     355,000円
けん玉彫りの手すり(ヒノキ)手間  75,000円
クラウドファンディング手数料等  220,000円
合計               2,075,000円

(建築工事費 32,580,000円(上記工事費含む)、地盤改良等付帯工事費 3,480,000円です。)

下町情緒あふれる素敵な風景が出現します。ぜひ、楽しみにしていてください。

プロジェクトのスケジュール
 2023年1月9日 地鎮祭、着工
 2023年2月7日 上棟式
 2023年6月上旬 竣工
 2023年6月10日ごろ 内装壁に珪藻土塗りDIYイベント(5名程度募集)
 2023年6月17日ごろ オープニングイベント(オープニングパーティ含む)開催

長屋ぐらしに関する主なリターンとして、敷金・礼金なしで、この長屋の1部屋に住む権利(北側住戸、南側住戸 各1戸)、があります。

2階の長屋は、2部屋あり、1部屋あたり約25㎡で、北側住戸1部屋(道路側から見て右側)は家賃8.5万円/月、南側住戸1部屋は8万円/月です。

※長屋への入居は2023年7月1日以降となります。なおこの権利については、長屋とけん玉横丁の魅力をより体感していただくためにも、ぜひ2ヶ月目以降も住み続けられることを前提としたご支援をお願いします。

※長屋住戸の賃貸契約は、借地借家法38条に基づいた定期借家契約(3年契約、定期借家期間満了時にもプレゼンター(家主)との協議の上、再契約(更新)可能)となります。
※長屋住戸の賃貸契約に際しては、反社会的勢力に該当しない旨の条項に誓約をしていただき、契約違反があった場合には退去願うこともあります。

1階のコワーキングスペース・シェアキッチンは、月会費(日曜日、年末年始以外利用可)1万円/1名を基本、シェアキッチンは3,000円/6時間(10時~16時 または 17時~23時 の入替え制)を基本としています。

リターンとして、1年間コワーキングスペースを使う権利、シェアキッチンの6時間チケットなどを考えています。

また、小物のリターン品として、長屋の柄を染めた和手ぬぐい、地元アーティストが描いた長屋の絵ハガキ、ハト屋パン店のエコトートバッグなどの小物もあります。

2階住居イメージ

リターンの絵葉書の絵の作者、海野良太さんの作品

(今回新たに書き下ろしていただくため、この絵とは異なります)

リターンの和手ぬぐいの図柄

想定されるリスクとチャレンジ

資金調達によって、国産木材の在来工法でつくる準耐火構造の長屋という、夢の実現ができます。プロジェクトは順調に進んでおり、建物は2023年6月には完成し、入居可能となります。

目標金額が達成できなくても、個人所有の不動産を売却するなどにより長屋の完成を必ず実現します。

ただし、1階のシェアキッチン、コワーキングスペースは設備や什器備品が用意できていないため、利用できるのが遅れる恐れがあります。

最後までお読みくださりありがとうございました!

長屋の暮らしと商店街の賑わいと、耐火性、耐震性のすべてを実現することが夢でした。

夢の実現に向けた応援、よろしくお願いします!
まちねこ設計舎 紙田和代

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    けん玉長屋絵葉書セット(2枚組)

    • 地元アーティストが描いた長屋の風景の絵葉書(2枚組)1セット
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    新築長屋の内装の壁に珪藻土を塗るDIYイベントへの参加権(5月31日受付締切)

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    • 珪藻土塗りイベントへの参加(12歳以上1名/6月10日ごろ開催予定)1名につき12歳未満1名同伴可
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    シェアキッチンの6時間利用チケット5枚

    • シェアキッチンの6時間利用チケット5枚
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    オープニングパーティ(5月31日受付締切)への参加

    • オープニングパーティ参加権(1名/6月17日ごろ開催予定)
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    シェアキッチンの6時間利用チケット15枚

    • シェアキッチンの6時間利用チケット15枚
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    • 新築長屋の北側住戸に住む権利(1部屋、敷金・礼金・1ヶ月分の家賃含、2ヶ月目以降の家賃は別途発生)
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    【南側住戸】新築長屋に住む権利(必ず事前に本文をご一読のうえご支援ください)

    • 新築長屋の南側住戸に住む権利(1部屋、敷金・礼金・1ヶ月分の家賃含、2ヶ月目以降の家賃は別途発生)
    • お礼のメール(「月刊 けん玉横丁通信」第1号のご送信)
    • 2023年07月 にお届け予定です。
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