ゲスト選考委員として輪島裕介さんに参加していただきます!
vol. 14 2023-05-14 0
音楽本大賞実行委員会です!
「音楽本大賞」、ついに明日が最終選考会となります!
発表は16日火曜日の12時となりますので、お見逃しなく!
このアップデートでは、選考委員の大和田俊之さんに代わり、ゲスト選考委員として参加していただく、輪島裕介さんを改めてご紹介できればと思います。
3月24日のアップデートでもお知らせした通り、選考委員の大和田俊之さんが健康上の理由で辞退されましたので、代わって輪島裕介さん(大阪大学教授)に加わっていただくこととなりました。輪島さんにはゲスト選考委員として個人賞のみを選んでいただきます。ご了承ください。
以下、輪島さんのプロフィールとコメントになります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・輪島裕介(わじま ゆうすけ)
世の中には、「語りやすい音楽」と「語りにくい音楽」があるように思います。私自身は、職業的音楽学者として、専ら「語りにくい音楽」について、その魅力や意義について語るのみならず、それがなぜ語りにくいのか(語りにくくされてきたのか)についても語る、というややこしい仕事をしているという自覚があります。そういうめんどくささに対峙することもまた、音楽について考えること、書くこと、読むことの大きな魅力の一部だろうと思っています。一筋縄ではいかないさまざまな語りに出会えることを期待しています。
音楽学者。専門は近代日本音曲史(と最近名乗り始めた)。ブラジル・バイーアの音楽と文化の崇拝者。大阪大学教授。著書に『創られた「日本の心」神話:「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』(2010、光文社新書)、『踊る昭和歌謡:リズムからみる大衆音楽』(2015、NHK出版新書)ほか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引き続き、「音楽本大賞」の応援をよろしくお願いいたします!
音楽本大賞実行委員会
(鈴木茂、木村元、河西恵里、岸本洋和、山崎圭資)