鹿児島市内最期のジャズ喫茶「門」
の貴重なアナログレコード・コレクションとサウンドシステムを残したい！

10月に入りました。こちらでもお伝えしている通り、鹿児島市内最後のジャズ喫茶＜門＞は40年を超える歴史に9月いっぱいで幕をおろしました。9月29日は2階のジャズ・バーが、30日で1階の喫茶が終了。最終日には閉店を惜しむ40年来の常連さんから、近隣のいちき串木野市のジャズ喫茶仲間”パラゴン”のマスター、鹿児島で60〜70年代に発行されていた伝説の
フリーマガジン”モダンパルス”の発行に携わっていた方々、そしてこの＜門＞のアーカイブをこれから受け継ぐ若い＜門＞のファンが入れ替わり立ち替わり集まり終始大賑わいでした。

＜門＞の建物の解体は11月からはじまります。その前に10月初旬のこれから店内の什器などの整理を始め、レコードを梱包、10月中旬にいよいよオーディオシステムの移設を予定しています。同時に移設先のコーヒーイノベートはこれらのレコードやオーディオを収納するラックなどの整備をすすめ、11月末までには新しい環境での公開を予定しています。レコードの移設などはこれからボランティアなどのお手伝いも必要になりますので、こちらでも募集のアナウンスをさせていただきます。

門のマスター、そして門を支えてきたご家族、常連のみなさん。ありがとうございます！いままで本当におつかれさまでした！そして門のアーカイブはこれからいよいよ新しい旅出に！

photo by JD Griffin