公式ウェブサイトにアクセシビリティについての文言を追記しました。
vol. 13 2016-03-19 0
3月26日・27日にせまったイベント。現在映像は最終的なテロップ挿入などの作業を進めています。事前申し込みはお早めに!→こちらからどうぞ
さて、このイベントに関するアクセシビリティについて、追加でアナウンスさせていただいております。こちらにも転載いたします。わたしたちの実施に際する思いも含めて、ぜひご覧ください。
★参加へのアクセスに関して(3/19追加)
アクセシビリティやその他イベントの内容に関して、バリアがあると感じられたり、詳細なインフォメーションが必要であったり、何らかのリクエストがあるという場合、当方にお問い合わせください。私たちのできる範囲での対応について検討する準備があります。お気軽に下記ご連絡先までお問い合わせください。
電話:090-1887-4756
メール:2016[at]mimajo.net
なお、当日の会場の状況は以下の通りです。
◎3/26(フォーラム)の会場(space EDGE)には、多目的トイレやだれでもトイレはありませんので、必要な場合には近隣の施設をご利用ください。敷地内に入ってから場内までの導線に段差はありません。また、手話通訳や多言語による通訳、文字の投影などの情報保障は予定していません。後日、議事録を公開いたします。
◎3/27(上映会)の会場(UPLINK Factory)には、多目的トイレやだれでもトイレはありませんので、必要な場合には近隣の施設をご利用ください。敷地内に入ってから場内までの導線に段差がありますが、事前にご連絡をいただければ段差がないルートでのご案内が可能です。また、映画における字幕投影、アフタートークにおける手話通訳や多言語による通訳、文字の投影などの情報保障は予定していません。
★参加へのアクセスについての私たちの考え
2006年当時、マイノリマジョリテ・トラベルを立ち上げたメンバーは、介護や福祉の専門家ではありませんでした。「東京境界線紀行」プロジェクトには、多種多様な背景や特徴を持った人たちが集りました。車椅子を使う人が複数いても、一人一人の条件は全く異なりました。性同一性障害を自覚している人もいれば、元路上生活者もいました。私たちは、2006年も、10年を経た今も、想定し得る全ての特徴や背景を考慮して下準備を行うという技量はないため、あえて、そのようなことをしません。
その代わりに、私たちは、出会って、知り合って、理解していきたいと考えています。その出会いを通じて互いに新しい視点を発見しあい、それまでとは違う角度から社会を体験することができるかもしれない。だからこそ、是非、みなさんに、各自の特徴や背景から生じる必要性や希望があれば、どんどん教えてほしいと考えています。そういった必要性や希望を事前に想定して私たちが勝手に枠組みを作って待つ、ということはしませんが、関わる人それぞれの物語を教えてもらい、対話を通して一緒に解決方法を探っていく、ということはできると思っています。
マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会