改めまして、プロジェクトについて
vol. 1 2020-05-02 0
プロジェクトも始まり、1ヶ月が過ぎました。
新型コロナ禍の影響がある中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
プロジェクトも残り60日となり、はじめの1ヶ月は新型コロナウィルスの影響をみて、広報を極力しない方針ではじめさせてもらいました。
5月に入り、残り2ヶ月の挑戦期間となりましたので、まだ皆さまの生活に影響がある中ではありますが、この状況の収束はまだまだ長期化するであろう事を考え、未来に向けての一歩に力を注ぎたいと思い広報を強化をさせて頂きます。
みず文庫は、版画家・蟹江 杏さんが東日本大震災時に、被災地の子どもたちに読んでもらおうと、世界中から絵本を集め、その一部を預かる事からはじまりました。
蟹江杏さんの震災に関わる活動は「NPO法人3.11こども文庫」の活動としてまとめられています。http://www.311bunko.com/
みず文庫の運営は、基本独立独歩です。
2013年6月から6年間、活動で得た微々たる収入と自己資金で運営して来ました。
2014年には(株)フェリシモさんより、震災復興支援事業「とうほくippoプロジェクト」の支援を頂いた事で移動図書館車のベースを強化することが出来ました。
昨年度は図書費とレッジョ・エミリアの研修費、レッジョ・エミリアに関連したワークショップ実施に対しての資金を、NPO法人3.11こども文庫「みず」として「NPO法人3.11こども文庫」より頂き、活動致しました。
今後も基本は、独立独歩の姿勢を保ち、関わる方々と協力関係を築きながら、より永く独創的な活動を進めて参りたい所存です。
その基本の活動舞台となる移動図書館車は、昨年の夏より少しずつ修理箇所が増えるようになりました。
震災よりゆるやかな支援で集まって出来た形を、継続させる為に、このプロジェクトを呼びかける事に致しました。
震災より10年目。思いを引き継ぎながら、移動図書館車の形を守りながら、伝え続けて行きたいと思います。
その思いに共感して頂き、返礼品に関わる方たちを、こちらではプロジェクトが終わるまでご紹介して行きたいと思います。
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絵本を世界中から集められた版画家・蟹江杏さん。
今回は、返礼品の日本酒とりんごジュースのラベルの絵をお願い致しました。
日本酒のラベルの絵は、今回の為に描きおろして頂きました。
ラベルの絵が出来上がるまでの様子を、ここでは随時情報更新してお知らせ致しますね。
ぜひ楽しみに、お付き合いください。
■まずは下絵を描き、ニードルで削っているところ
蟹江 杏(HPより公式プロフィール)
版画家。 東京生まれ。「NPO法人3.11こども文庫」理事長。 「自由の森学園」卒業。 ロンドンにて版画を学ぶ。
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