京都アンダーグラウンドの逆襲 – ラーメン屋と映画の二刀流 中華そば みみお＆ミミプロ復活！

いよいよ映画「NEVER MIND DA 渋さ知らズ 番外地篇」大音響リバイバル上映 2025が始まりました。いわゆるミニシアターには学生や若者がなかなか見に来てくれないというご時世、ならばまたドサ周りからはじめるかということで、京都市内のライブハウス巡回上映を敢行します。

どさ回りとはライブハウスに失礼ですが、京都には国内初のライブハウスとも言われる拾得 Jittokuや磔磔 Takutaku といった創業50年を超える老舗のハコや、これまた国内初のCLUB METROが現在も進行形です。

本作撮影時はライブハウスなども大変な時期で、少しでも応援になればという思いで東京を中心に渋さ知らズに所縁のある各小屋でロケーションさせて頂きました。JAZZのハコといえばだいたい雑然としていてそれぞれにクセが強いもので、一方京都の拾得、磔磔はどちらも酒蔵を改装した小屋で、ロックからジャズ、フォークまであらゆるジャンルを超えて受け入れてくれる懐の深さがあります。

そういったライブハウスに若者を映画で呼び込むというのは、余計にハードルを高くしているのかもしれませんが、映画館の整った環境でかしこまって映画を観るのもいいのですが、映画が”生”であることを観る方々に感じてもらうには、やはり特に本作においてはライブハウスがうってつけの”場”だと思うのです。まさにライブです。

そして時節は梅雨をむかえ、ついに京都も炎上の季節に突入します。ラーメン屋にとって正念場です。二足の草鞋での自転車操業は続きますが、なんとか夏を乗りきり、2026年を迎えられるよう最後の力を振り絞って邁進していきます。

ひきつづき皆さまからの応援をどうぞよろしくお願いします。