北海道ロケハン&スチール撮影日記〈後篇〉
vol. 26 2024-07-17 0
皆さん、こんばんは!
監督の近藤笑菜です。
映画「幹 TRUNK」クラウドファンディング、残り3日となりましたー!!
本日も、先週行っていた北海道ロケハン&スチール撮影日記を載せていきたいと思いますー!〈後篇〉として2日目のことを。
1日目の日記、〈前篇〉はこちら。
後日談的な気持ちの話はこちらより。
2日間同行していただいた、「幹 TRUNK」スタッフの岡田あやこさん、岡田和也さん御夫婦が撮って下さった素敵な写真たちも載せちゃいます!
それでは、どうぞー!
《2日目》
今日は、大事な大事なラストシーンのロケハン。山に登ります!
朝から娘は私の両親にお任せし、岡田和也さんの運転で宿まで迎えに来ていただき、岡田家の娘ちゃんと一緒に保育園まで。
土曜保育の場所がいつもの保育園と違うみたいで、娘ちゃんが車でずっと「おうちかえりたい~」と言っているのが、そうだよね…!お母さんお父さんをお借りしてしまってごめんね!と申し訳なく思いつつも、可愛かった。
そして本日も、イレギュラー発生!!
7合目地点まで車で行けるはずが、工事で道が封鎖されていて5合目までしか行けず。
歩いて登る道のりが増えるので、まじかーーとなったけど、色々な条件を加味してやはりここの山がいいんじゃないかということになり、5合目から登りはじめる。
この2合分の登りのタイムも測って、スケジュールに余裕を持たせないといけないなと思う。当日は撮影機材もあるから、そこの負担も考えないと。
この山は、初心者でも登りやすく、求める景色が広がっていて、メインロケ地から遠くなく、と色々条件が多い中で、ネットで必死に探して見つけたここしかないかも!という場所だったので
正直、実際見に行ってもし気に入らなかったらどうしよう…という不安があったのだけど、行ってみたらなんのその。
登っている時から惚れ惚れしてしまうほど、さいっこーのロケーションでした。超気に入った。
途中山登りというよりアスレチックみたいな箇所あったけど、もう全身使って登っていく感じ。
疲れるけど、昔からキャンプで河原の岩場をよじ登ったりしてたから、こういうのけっこう好きかもしれない。おサルさんになった気分。
でもこれ、機材あると相当大変だろうから他のルートも検討するべきかも。
今回の撮影の(私が勝手に掲げてる)裏テーマは「安全第一、健康第一」なのでね。クルーみんなの安全は第一優先。
途中でこまめに休憩を取りながら、景色に癒されながら登る。
5合目から登るというロスタイムがあったので、帰りの時間を考えて頂上までは行かず、もうすぐ!ってところまでにしてスチール撮影を。ここも安全第一で。
頂上の景色を見られなかったのは残念だけど、ラストシーンに相応しい求めているロケーションが広がっていることは確認できたので、大満足。
写真もすごく素敵。
下山も、気を付けてゆっくりと。
小石が転がってたりアスレチックゾーンがあったりするし、脚も疲れているから、帰りの方が危険かも。
岡田あやこさんが何度かコケてて、「明日どころか次は我が身だ!」と声を掛け合いながら下りた。もちろん私も岡田和也さんももれなくコケてる。
やっぱ一度登ると必要なものとか、時間とか、色々わかるから本当に登ってよかった。撮影の時は9月下旬だから、防寒具も必要そう。
行き帰りの車内や道中で、岡田夫婦とゆっくり色んな話ができたのもすごく楽しかった~
私とあやこさんは永遠に話し続けられる、人の話も超聞きたいタイプなので、山道での息切れがなければきっとずっと喋っていただろうな。気兼ねない人と過ごす時間って幸せ。
そういえば、昨日うちの家族は岡田夫婦オススメの焼肉屋さんで夕食を食べ、その場所が岡田家の近所ということで、娘ちゃんを連れてきてくれてうちの娘とご対面。
二人とも照れながら、互いを凝視してるのがおもろ可愛かった。交流うれしい。
9月の撮影の時は他のスタッフさんたちもいるから、みんなで温かい気持ちでやれたらいいな。
馴れ合いをしたいわけではなく、真心と信頼関係があれば、大人同士としてコミュニケーションがうまくいくと思うんだ。すべてはより良い作品創りのために。
(写真:岡田あやこ・岡田和也)
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と、北海道ロケハン&スチール撮影日記は以上です!
9月の「幹 TRUNK」北海道撮影後にも、こんな感じの撮影日記を
このクラウドファンディングでご支援いただいたサポーターの皆さまだけが読める、コレクター限定記事で書いていきたいなと思っております!
皆さまぜひ、そちらも楽しみにしていてください~!
「幹 TRUNK」ドキュメンタリーパートの撮影日記はこちらより!
近藤の、ぼちぼちいきましょ。映画制作奮闘記②~ドキュメンタリー撮影・前篇~
近藤の、ぼちぼちいきましょ。映画制作奮闘記③~ドキュメンタリー撮影・後篇~
そして改めて、サポーターの皆さま、この映画を応援してくださっている皆さま、いつも温かい応援・サポートを本当にありがとうございます。
もうほんとにあと数日でクラウドファンディングが終わろうとしていますが、
このささやかな映画をより豊かな環境で創り、より広く届けられるよう。
皆さんからの温かいサポートを胸に、最後まで心を込めて発信していきたいと思います!!
ぜひ、まだまだ映画「幹 TRUNK」にお力を貸していただけましたら嬉しいです!
引き続き応援を宜しくお願い致します!!
近藤笑菜