北海道ロケハン&スチール撮影、無事に終了しました!
vol. 24 2024-07-14 0
皆さん、こんばんは!
監督の近藤笑菜です。
取り急ぎ、映画「幹 TRUNK」の北海道ロケハン&スチール撮影が無事に終わり、本日東京に戻ってきました~!
心配していたワンオペ飛行機往復は、ロールパン・蒸しパン・バナナと、周りの席の方々の優しさによってなんとか乗り切ることができました…!感謝!
また改めて、ロケハン&スチール撮影日記のようなものをアップデート記事で書きたいなーと思っておりますが!本日は、ざっとの振り返りを。というか今の感想のような。
私がロケハンやスチール撮影をしている間、娘は私の両親に見てもらっていて、一緒に道の駅や公園に行って遊んだり、ピクニックをしたり、写真も見せてもらいましたがすごく楽しんでいたようで。
宿での食事の時も、部屋でも、あまりグズらず終始楽しそうにはしゃいでいて、
外泊をすると夜泣きをすることが多かったので今回も覚悟していたのですが、今回は一度も夜泣きもせずぐっすり寝てくれて。
娘には親の出張(?)に付き合ってもらっているような形なので、めちゃくちゃ協力的…!と思ってありがたく、娘も娘で楽しんでくれているのが私としては何より嬉しくて、ホッとしていました。
…なのですが!笑
家に着くと、抱っこ抱っこの甘えん坊モード大発動で、食事中もぐずりっぱなし、食後は夫のお膝で10冊以上絵本を読んでもらい、寝かせる前も何かを訴えるように泣いていて。
娘はまだ言葉はうまく話せないけれど、きっと彼女なりに我慢していたこと、気を張っていたこと、物申したいことが沢山あったのだろうなあと。
私自身、今回のロケハン&スチール撮影を通して、自分のモノタスク人間っぷりを嫌というほど痛感していまして…
目の前のことに集中していると、連絡を返すこともままならない。とにかくながらが苦手。
宿に帰って来るとどっと一日の疲れが押し寄せてきて、ナマケモノのような速度でしか動けなくなり、なんとか娘を寝かしつけるまではやらねば…!と動くのですが、愛想や気遣いまで出せてはいない。
特にやはり家族には甘えてしまう部分があるので、両親や娘には、私のあまりにも疲労困憊している様子に気を遣わせてしまっていただろうなと思うのです。
そんな私の様子を見て、娘は気丈に振舞っていた部分もあるのかもしれない。
大切な娘や家族に負担をかけることは、本望ではなく。
でも、"母親として"とかそういうものを抜いた私自身としては、映画作りに集中できる時間はとてもやりがいがあって。
自分がもっと器用になんでもできる屋だったら…!ともどかしい気持ちは大いにありますが、
プラスに考えると、今回で9月の撮影のプレ体験ができたな、と思っています!
自分がどういったタイミングで余裕がなくなるか、子連れでの撮影はどういう感じになりそうか、今、鮮明にシミュレーションできております!!!笑
ですので今回の反省も、複雑な気持ちも、課題も、全て撮影に活かし
改善できるところはして、自分の傾向にも対策を立てつつ、万全の備えで「幹 TRUNK」の撮影に挑みたいと思います!!
それでもきっと、また余裕がなくなる時があったり、イレギュラーなことは起こると思いますが。その時は、その時で。
私は天才的な人間ではないけれど、周りの人たちに支えてもらって、傍にいてもらって生きられているなと感じているので。
今の自分の精一杯でこの映画「幹 TRUNK」と向き合うことが、家族を想い向き合うことが、
協力してもらう、支えてもらっている家族や皆さんへの私なりの誠意、です。
そんな悩みながら試行錯誤しながら奮闘する姿も、イチ親の背中として、娘に堂々と見せていきたいなと思います!
最後に、
クラウドファンディングは、残り6日となりましたー!!
皆さま是非、まだまだ映画「幹 TRUNK」へのご支援、応援を宜しくお願い致します!!!
近藤笑菜
写真/岡田あやこ