【残り10日】ラッピングペーパーを選ぶように、紙をえらぶ〜歌詞カード編〜
vol. 3 2016-03-22 0
【ラッピングペーパーを選ぶように、紙をえらぶ〜歌詞カード編〜】
こんにちは、松本佳奈です。
3/31(木)まで、CD制作費のクラウドファンディング、チャレンジしております。残り10日!
前回、ジャケットについてお話しました。
ラッピングペーパーを選ぶように、紙をえらぶ〜ジャケット編〜
今回は歌詞カードについてです。
歌詞カードは、ジャケットを担当してくださった画家・セイノユカさんおすすめのレトロ印刷さんにお願いしました。
レトロ印刷とは、孔版印刷を利用した、一種のスクリーン印刷です。
従来のフルカラー印刷とは根本的に考え方も違い、入稿データの作り方や印刷の原理も、シルクスクリーンや版画に近い作り方です。そのため、ランダムに版ズレが起やインクの色ムラ、カスれが起こりますが、印刷の風合いもとても昔っぽく、雰囲気のあるモノに仕上げてくれます。
それはまるで現代の版画!
紙にもこだわり、インクに良く合う紙を揃えております。インクのと紙の組み合わせで様々な表現が可能ですので、ぜひレトロ印刷で遊んでください!
一枚と同じ仕上りのものはできません。
(レトロ印刷ホームページより)
現代の版画!一枚として同じものができない!
というところが、いいなあと思いました。
手紙のような歌詞カードにしたいなと思っていたのです
昨年末、イベントに呼んでいただいた詩人のカワグチタケシさんから新しい詩集とお手紙が届きました。すごく丁寧にパッケージされていて、カワグチさんのお人柄が表れています。
カワグチさんの他にも、ライブや個展の案内、新作などを、近況のお手紙とともにマメに送って下さる方がいらっしゃいます。その「ちょこっと」のお手紙がとても嬉しいなと思い、私も郵送をするときは必ずお手紙をつけるようになりました。
懐かしい場所から届いた手紙のような歌詞カードにしたい。これは、私から皆さんへのお手紙です。CD自体がお手紙でもあるんですけどね。
紙は三種類の中から選びました。試し刷り。
最終的に、表はざらっと。裏はつるっと、そして少しだけ透けている、真っ白なハトロン紙にしました。
完成イメージ。デザインはセイノさんにお願いしました。
コーラルピンクのもやもやが春らしく、ハトロン紙の白に映えてとても美しく仕上がるんじゃないかなと、今から刷り上がりをわくわく待っています。