【残り10日】ラッピングペーパーを選ぶように、紙をえらぶ〜ジャケット編〜
vol. 2 2016-03-22 0
こんにちは、松本佳奈です。
2月から始めたクラウドファンディングも、残すところあと10日です。
先月中旬にレコーディングが終わり(想いがありすぎてなかなかレポート書けず…でも今日明日で必ず書きます)あっという間に一ヶ月が経っていました。いよいよ今月末にはジャケットも中身(音源)も入稿です。今のところ、4/20前後には我が家に届き、包み、CD付きコースにご支援くださった皆さまに郵送できる予定です。
【ラッピングペーパーを選ぶように、紙を選ぶ〜ジャケット編〜】
今回、ジャケットを描いてくれた画家・セイノユカさんと何度も相談を重ね、ジャケット・歌詞カード・盤面をすべて違う会社にお願いすることになりました。というのも、それぞれの会社で得意分野が異なるからです。(普通は、一括でひとつの会社に請け負ってもらうのです)
ジャケットをお願いしたのは、一九堂印刷所さん。
一九堂さんを知ったのは、シンガーソングライター小嶋佐和子さんのCDジャケットを通じて、でした。
小嶋さんの「貝のふた」というアルバムジャケットが、すごく素敵で。イラストも、フォントの選び方も、小嶋さんの声とのイメージがぴったりなところも丸ごと好き、というのは大前提として…その良さを一層惹き立たせている縁の下の力持ちが、紙だなと思いました。
薄くてしっかりしていて、でも程よくつるりとしていて、思わず触りたくなる紙。「どこの印刷所で作っているんだろう?」と気になり、佐々木真里さんを通じて小嶋さんご本人に問い合わせたところ、とても丁寧にお返事をくださり、一九堂さんをご紹介いただきました。
地球環境に配慮して開発した紙100%のジャケット。
紙のぬくもりを大切に自社開発した紙100%のジャケット。紙パッケージの自然本来の美しさを引き出すデザインによって、ユーザーのニーズを敏感に捉えます。すべてリサイクル可能な素材を使用しているため、資源保全や環境保護が実践できる地球に優しい商品です。
(一九堂ホームページより)
「紙のぬくもり」という言葉に、ぐっと心掴まれました。
一九堂さんにお願いしよう、と、思いました。
何種類か紙見本を送っていただき、セイノさんが描いてくれたジャケット絵との相性を考えて、紙を決定。
ジャケット裏の絵も完成し、文字も入りました。
この優しい絵が、絵の具を塗った質感が生きるジャケットに必ずなります。
実物を手にするのがとても楽しみです。
歌詞カード編につづく