『毎アル ザ・ファイナル』仕上げの作業がスタートしました!
vol. 48 2017-11-17 0
前回の更新から時間が経ってしまいましたが、この間も関口監督は『毎アル ザ・ファイナル』完成に向け、確実に歩みを進めていました。
映画にご出演頂いた方々やご協力頂いた皆さまに内容をご確認いただき、新井平伊 順天堂大大学院教授に<医学監修>としてのお立場からご意見を頂き、晴れて今週から映画の仕上げがスタートしました!
まず初めは「整音(映画の音声のバランスを調整する)」です。
作業は『毎アル』シリーズを通してお世話になっている小川武さんのご自宅兼スタジオで。関口監督もスタジオを訪れ、ナレーションの録音をおこないました。今回は日本語版と英語版を同時進行しているので、ナレーションも日本語と英語の2バージョンを録音します。
「単なる技術者の整音ではなく、絶大な信頼を寄せている」と関口監督が語る小川さんとの作業はとても順調に進みました。でも関口監督には心配なことが1つだけあったようです。それはなんと「英語」!(笑)日本での生活が長くなればなるほど、英語脳の衰えを感じずにはいられないようで…そんな関口監督の英語を少しだけ披露しちゃいます。
ほんとに「ちょっと」でしたね(笑)。
さて、その頃の宏子さんはというと…デイはお休みしてご自宅でお留守番でした。
関口監督は「お泊まりをしてもらおうか…」とも考えたそうですが、ここ最近の宏子さんは「お泊まり」後の消耗が激しく、回復に時間がかかるので、無理はせず「自宅」で過ごしてもらうことを選択しました。
最近はお泊まりだけでなく、デイの方も「週2回」で大丈夫かどうか様子を見ているという関口監督。「デイ」は宏子さんにとって唯一とも言える「外とのふれあい」の場なので、なんとかその機会を確保したいのですが、デイでの刺激が宏子さんにいろんな影響を与えているようです。
デイでの刺激によって脳が活性化し、家に籠りっきりの時にはで使えなかった電子レンジが使えるようになるなど、一見するといい影響のようにも思えるのですが、関口監督が問題視しているのはこの「脳の覚醒」の程度が誰にも(もちろん本人にも)コントロールが出来ないという点。「覚醒」が過ぎると興奮状態にもなりやすいので、こういう時は「神パンツ」の取り替えも粗相を覚悟であえてしないという関口監督。その理由は「宏子さんの心の安定>粗相」。いつでもどんな時でも「P.C.C」を実践しているんですね。