プロトタイプでテスト撮影:第六回 出川光
vol. 28 2016-05-13 0
© 出川光
ロモグラフィージャパンが行った全てのクラウドファンディングに関わって頂いている大変重要な人物である 出川光 (デガワコウ)さんは、会社員そしてカメラマンの二つの顔を持つ女性です。大学時代写真を専攻されていた彼女はなんとロモグラファーでもあります!学生当時からあふれるダゲレオタイプへの思いを語りながら、 Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lensで撮影して頂きました。
◆
簡単に自己紹介をお願いしします!
◇ 出川光 です。会社員として働きながらカメラマンをしています。写真以外の仕事は今はアート&カルチャー系のメディアの立ち上げで、初めて買ったカメラはロモのカラースプラッシュです。いままでのロモグラフィーがやってきたクラウドファンディングの企画のコンサルタントもさせていただいています。
◆
大学では写真を専攻されていて、「ダゲレオタイプ」についても学ばれたと伺いました。出川さんから見たダゲレオタイプそしてアクロマートレンズとはどのようなものですか?
◇写真に映り込む魔力のようなものがあるとしたら、それがマックスだった時代のもの、という印象があります。
ダゲレオタイプは銅板に直接像を焼き付ける技法なのでネガが存在せず、その写真以外プリントはないんです。その時代の人はその1枚のためにあつらえた金属でできたケースに写真を丁寧に保存して、大切な人そのもののように写真を持っていた。家族の写真はもちろん、幼くして亡くなった子供を抱いて撮った写真と髪の毛を一緒にケースに保存していたものなどもあります。写真にこもる想いの分量が多かったんだと思います。
写真が被写体の分身のように扱われていたダゲレオタイプ時代のレンズを手に持って感じることで、一回のシャッターへの効力を引きあげられるような気がします。
ーーーーーー
インタビュー全文や出川さんの作品をより多くご覧になりたい方は コチラをご覧ください!
LomographyのWeb Magazineでは世界中のテスターの作品やインタビューを随時公開していきます!皆さまこちらも併せてご注目いただければ幸いです!
出川光さんのWeb関連サイトはコチラ