【メッセージ】伊藤大貴さんからメッセージをいただきました!
vol. 14 2019-12-09 0
ローカルメディアコンパスカードを体験していただいたり、これまでの活動に参加していただいたりしたみなさんからのメッセージをご紹介します
伊藤大貴さんは、日経BP社記者を経て、3期10年横浜市会議員として活動。その後独立起業し、今年、株式会社 Public dots & Companyを立ち上げ、地方議員や自治体関係者など、公共マインドとビジネスマインドを持った人材を民間企業とのプロジェクトにマッチングする事業をスタートさせました。11月には地方議員応援メディア「Public Lab(パブラボ)」(https://www.publab.jp) を発足しています。
メディアコンパスカードの試作品第2弾ができたのが今年6月。
初めての体験会は、伊藤大貴さんをゲストに招き、発信する政治家として活動してきた経験や大学でメディアリテラシーの授業を担当して感じたことなども踏まえ、「個人がメディアになる時代の心がまえ」と題してお話をいただいた「ローカルメディアミーティング」でのことでした。
そんな伊藤さんに改めてローカルメディアコンパスについてメッセージをいただきました。
「誰に届けたいのか?」行政関係者にも役立つツール
ーローカルメディアコンパスの取り組みについてどう思われますか?
小学校で慣れ親しむ感想文に対して、僕は非常に懐疑的です。文章を書くことが「スキルの要らない」、「誰でもできる」行為だと思い込ませてしまっている気がしてなりません。しかし、実際に、世に情報を発信するということは非常に高いスキルを要します。ローカルメディアコンパスは、どのように情報を発信したら、届きたい人に届き、情報を咀嚼してもらえるか、その基本的な所作をゲームをしながら学べるようになっている秀逸なツールだと思いました。
ーどういう時、どういう人に役立つと感じますか?
このツールはメディアを目指す人だけでなく、行政関係者にも役立つと思います。その情報は「誰に届けたいのか」「情報の受信者(市民)は何を求めているのか」、メディアであれば、初歩の所作をこのツールを通じて自然に学べるからです。行政がメディア・リテラシーを身につけた時、その自治体は都市そのものがメディアとなり、多様な人たちを惹きつける都市になるでしょう
ーローカルメディアコンパスを体験いただき、ご意見もいただきありがとうございました。応援メッセージをいただけると幸いです。
このツールは情報を発信したい人、企業だけでなく、情報を受け取る側の人たちにも、非常に有用だと感じました。世の中に発信されている情報がどのように編集されているのか、あるいは編集されていないものはどう見破ればいいのか、僕たちはあまりにも知らなさ過ぎです。知っていれば、見える景色も変わってくる。ローカルメディアコンパスは多くの人の福音になると思うので、ぜひ、世の中に広まってほしいです。
伊藤さんありがとうございました!