日本仕事百貨・大越はじめのもう一つの肩書き「話を聞く、証明写真館」
vol. 26 2013-09-22 0
今日から少しずつ、グリーンズと日本仕事百貨メンバーがリトルトーキョーで持つ、もう一つの肩書きをご紹介していきます。
まずは、日本仕事百貨のはじめさんに聞いてみました。
仕事百貨ではライターですが、いつもカメラを身につけているんです。
僕がなりたいのは、「話を聞く、証明写真館」。
リトルトーキョーで珈琲を飲みながら2,30分でもお話をして。お互いのことを知った上で写真を撮れたら、と思います。
きっかけは、就職活動で履歴書に使う写真の撮影でした。
写真が好きな僕は、その仕事ぶり見たさもあって、ある有名な写真館にお願いしました。スタジオに入るやいなや、「はい笑ってー!」。ものの5分ほどで撮影されたその写真には、Photoshopできれいに加工されて、たしかに「ウケのよさそうな就活生」がいました。
でも、その写真はなんだかじぶんじゃないように感じた。
撮影中だって、ちっとも楽しくなかった。どこか腹さえ立てていた。
僕はカメラマンがどんな人なのかわからなかったし、カメラマンは僕がどんな仕事をしたくて、どうなりたいのか。ちっとも興味がないように見えた。
仕事を通して、あなたが自分に向かおうとするとき僕は。写真を見て、気持ちが前に向かっていける一枚を撮りたいです。