舩橋淳監督のメッセージ動画がアップされました!
vol. 2 2019-08-21 0
映画「些細なこだわり」について、舩橋淳監督のメッセージ動画がアップされました!
https://vimeo.com/354378872?fbclid=IwAR3z4K6Dn_R6JdWFDabMS6tPi7e5jUbTX3ApYh5XLsCSVy9V5JyGDRENGJU
◆◆◆◆◆◆書き起こし◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
こんにちは。
映画作家の舩橋淳です。
今日は仕事場より失礼して、お話ししたいと思います。
この映画を作ろうとしたきっかけは、世間を騒がすパワハラ、セクハラ事件がここ近年、急増しているという実感からです。
新聞やメディアでそのような事件を目にしない日はないんじゃないでしょうか。
いろんな当事者に話を聞いて、取材を重ねました。
そこで見えてきた気づきが一つありました。
それは、セクハラは誰にでも起きる、日常潜んでいるということです。
そして、誰もが被害者、加害者になりうるということ。
この問題の本質とは、なんでしょうか?
僕が思うにそれは、誰が気になっている社会問題であるにもかかわらず、個人間で認識の差が大きく、基準がばらばらで存在しない点ではないでしょうか。
例えば、
★ これは根本的に人権問題だと思いますが、
どんな人権問題なのか? なにが人権侵害なのか?
★ 格差を利用したセクハラも多いと思いますが、
どう対処すればよいのか? どう防げばいいのか?
★ セクハラを、経営上のリスクとして対策を施している企業や組織もあれば、一方で何もしていない無視している企業や組織も少なくありません。
★ むしろ、被害者をトラブルメーカー扱いしているところすらあります。
このように個人間、企業間で、認識に差がある。
一方で日本は、世界経済フォーラムWEF の調べによると、ジェンダー・イコーリティー=男女間格差が、世界で110位。先進国中、圧倒的に最下位です。
つまり、セクハラについての認識においてもまだまだ遅れており、発展途上の後進国です。
これはどんどん変わってゆかねばならないと思います。
個人間の認識も整備されて、皆さんで議論してゆかねばならない問題じゃないでしょうか。
そのきっかけになるような映画を作りたいと思いました。
しかし、日本映画ではそのような映画がまだ存在していません。
だから僕が最初に作ろうと考えました。
みなさん、ご協力をお願いできないでしょうか。
撮影の方は終り、いま編集中です。
クラウドファンディングもまだまだ続きます。
みなさんのご協力をどうぞよろしくお願いします。
舩橋淳