石川梵監督最新作　
東日本大震災で活躍した余命３ヶ月のセラピードッグとの旅「十兵衛のラストジャーニー」制作支援

お待たせしている『十兵衛のラストジャーニー』（以下、ジャーニー）ですが、ようやくライン編集がほぼ終わり、仕上げを待つばかりとなりました。長らくお待たせしてしまったこと、お詫び申し上げます。そして、変わらぬ応援に心から感謝いたします。

この映画は、十兵衛との最後の日々を軸に、彼との旅と時間を記録した作品です。

しかし、振り返ることは私自身にとって容易ではありませんでした。

十兵衛を失った喪失感は想像以上に大きく、編集を進めるたびに心が押し戻されました。また、旅以前の映像が少なく、どう映画として成立させるかも大きな課題でした。しかし、試行錯誤の中で気づいたのは、写真には映像に負けない力があるということ。それは、写真家であり飼い主である私自身の想いが込められているからこそ生まれるものです。写真は不足を補うものではなく、映画の大切な表現のひとつになりました。

さらに、新たに迎えたボーダーコリー、モモとせんべえの映像をイメージカットとして挿入。最新の機材で撮影することで映像の質を向上させ、作品全体がより明るく、希望を感じられるものになりました。そして、最後には、一見何気ないシーンがすべて繋がり、思いがけない展開が待っています。ぜひ本編でご覧ください。

映画の公開は今秋を予定していますが、劇場の都合により最も遅くて東日本大震災15周年となる2026年3月になる可能性があります。 その場合、この夏にオフライン編集済みの試写会（コーギーコース以上の方対象）を開催し、作品をご覧いただきながらご意見を伺いたいと考えています。

そして、この映画をより多くの方に届けるため、劇場公開に向けた新たなクラウドファンディングを開始しました。

引き続き、皆さまのお力をお借りできれば幸いです。

『十兵衛のラストジャーニー』完成、全国公開へ応援募集

どうぞ、よろしくお願いいたします。